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進路指導の概要

投稿日時: 02/13 管理者

2 進路指導の概要
(1)指導方針及び指導内容
   個々の児童生徒の希望や適性に応じた進路選択ができるように、各教科・領域 
           等における指導内容を工夫し、小・中・高それぞれのキャリア発達段階に応じ
           た指導を行っています。
   <本校のキャリア教育でめざすこと>
  ・病気に対する自己管理や生活リズムを整え、児童生徒が社会の一員としての自
           己の存在を理解し、学校・病院・家庭や地域での諸活動に積極的に関わる意欲
           態度を育てる。(社会的自立)
  ・児童生徒が自分の力でできる活動や役割、職業の種類とその範囲を理解し、就
           労を通して社会との関わりが持てるようにする。(職業的自立) 
  <キャリア教育に関する教科や進路学習の内容>
  ①小学部及び中学部通常学級
   ・各教科、領域の学習を通して、基本的な生活習慣、基礎学力、コミュニケー
              ション能力の向上を図る。
   ・中学2年で、職場体験学習(マイチャレンジ)を行う。
  ②中学部重複障害学級及び高等部重複障害学級
   ・職業、家庭 ……職業生活、家庭生活に必要な知識や技能を身に付ける。
   ・生活単元学習……生活技術や校外学習等を通して、社会生活に必要な知識・
                                           技能を体験的に学習する。
   ・作業学習  ……職業生活に必要な知識・技能を身に付け、作業態度や作業
                                           習慣を形成する。
  ③高等部通常学級
   ・必履修科目以外に、職業科に属する学校設定科目を開設。社会生活や職業生
              活に必要な知識・技能や態度、勤労観、職業観を育てる。「情報の処理」
   「産業社会と人間」「産業実習」など。
(2) 関係機関との連携を密にし、体験的な学習を積極的に行っています。



*できるだけ早い時期からいろいろな施設・職場・学校の見学や体験学習を行い、自分のやりたいことやできることなどの適性や可能性を見付けていけるようにしています。
(3)児童生徒および保護者のニーズに対し適切な情報を提供できるように、就職・
           進学両方の視点から幅広く情報を収集し、資料を提供しています。
    <保護者への情報提供> ・施設、職場、学校見学
                   ・進路学習会、進路相談会の開催
                   ・進路だよりの発行、HPの更新
(4)卒業時には、進路先・関係機関とともに移行支援会議を実施し、進路先へのス
          ムーズな移行を目指しています。また、卒業後3年間は、進路先訪問等を行い支
          援も行っています。