すずらんより⑦

★怒っちゃうとき……Part3★

ほめて育てる……と言われることもあると思います。
わかっているけど……そんなにほめてばかりいられない!……ことも多いかなと思います。

目の前で悪いことをしているのに怒っちゃダメなわけではありません。
怒っているんだよ!! ダメだよ!! というのを全身で伝えてください。

怒るときの声や口調は、大きくなる、激しくなる、強くなる、気持ちもこもる……などなど、「怒っている」と表現しやすいです。
一方で、ほめるときの声や口調は……普通だったり、やさしかったり、気持ちをこめるのは難しかったり……します。
このようなことから、内容はよくわからなくても、子どもは「ほめられた」より「怒られた」方が印象は残りやすくなります。
(内容は残っていなくても……です)
そうすると、ほめていないわけではないけど、「怒られた」記憶ばかりがたまっていってしまう……ことになります。
だから、怒る回数よりほめる回数は、何倍にもしないと……ということかなと思います。

ダメなことは、短いことばで、怒る……
落ち着いて話ができる状態のときに、改めて話をする……などしてみてくださいね。