日誌

甘くな~い! ミカンの話

   校庭の「野鳥の庭」にある温州ミカン(樹齢:15年、樹高:3m)の花が終わり、今ではこんなにも可愛い実がついています。
  この2本の温州ミカンは、平成11年に植えられました。(県立学校個性化アクションプラン)また、この年は、第8回全国小学校中学校環境教育賞(主催:日本児童教育振興財団 後援:文部省、環境庁、全国都道府県教委、政令指定都市教委、全国39新聞社 協催:小学館)において、努力賞を受賞した年でもありました。
 「先生、このミカン甘くないんだけど・・・」そうなんです。このミカンの実は、甘くないので有名?なんです。ここで、環境教育推進委員会からのコメントをひとつ・・・・。
 ● 熟していないミカンは甘くないのです。
 鳥もまだ見向きもしないうちに、ほとんどの実が食べられてしまっているからですよ。(委員会としては、たいへんうれしいことなんですが・・・。)
 一般に、ミカンは樹齢15年頃から収穫適齢期となり、20年で最盛期と言われています。
 今年の秋は、「野鳥の庭」をよく観察して、鳥よりもはやく、しかも甘い実が食べられる児童生徒のみなさんを応援していますよ。