日誌

地域支援部研修を行いました

8月30日(火)に「地域支援部研修会」を行いました。
本校職員の他、地域の小学校、中学校、高等学校などの先生方が
約40名参加してくださいました。

本校校長の「学校における合理的配慮」についての講話から始まりました。
どのような子供が「合理的配慮」の対象になるのか、
「合理的配慮」の内容は「誰が、どのような流れで決めていくのか」などについて
学ぶことができました。

次に「学習に困難を抱える子へのICTの活用について」の実践報告が行われました。
本校で昨年度まで魔法のプロジェクト(東京大学先端科学技術センターとソフトバンクグループが行っている、情報端末を活用し、障がいをもつ子どもの学習や社会参加の機会を増やすことを目指した研究)に参加していた教員による実践報告でした。

1例目は「体調や肢体不自由に合わせた学習方法や欠席次の情報を得ることができる環境の保障について」、
2事例目は「見通しをもって行動できる力、情報を発信する力、情報を正確に得る力の育成」についてでした。

その後行われた体験講座では、
「タブレット端末を利用した学習」「マルチメディアデイジー教材」
「OAK-camの体験」「教材・教具展」などが行われ、
夏休み最後の充実した研修となりました。その様子をご紹介させていただきます。

 
 「タブレット端末を利用した学習」
様々なアプリを体験していただきました。
その中でも「ロイロノート」というアプリの使い方に
興味をもたれた方が多かったようです。


 「マルチメディアデイジー教材」
デイジー教材のサンプルを利用して、
デジタル教科書の音声読み上げの様子を見ていただきました。
その他、Wordの読み上げ機能なども紹介させていただ 


 「OAK-camの体験」
モーションヒストリー(体の動いた部分の色が濃くなる機能で、
体の動きを略歴として保存できるもの)を体験していただいたり、
顔の動きをスイッチに見立てるフェイススイッチを利用して
おもちゃを動かす体験をしていただいたりしました。
 
※瞬きをしたので、目の部分が赤くなっています。


※瞬きをスイッチに設定しているところです。
そして瞬きでおもちゃを動かします。
 

 「教材・教具展」
本校の教員が作成したアナログ教材からスイッチ教材まで
幅広い教材が展示されていて、
来校された方々から参考になったというご意見をいただきました。









2学期直前の研修でしたが、多くの先生方に来校いただきありがとうございました。