校長室から

二学期が始まって1か月

 そろそろ9月も終わりますが、まだまだ暑い日が続いています。朝晩の寒さと昼の暑さでなかなか体調が整わないのではないでしょうか?

 二学期が始まり1か月ほど経ちました。夏休み明け後も暑い日が続き、児童生徒の体調も気がかりでしたが、皆、元気に学校へ登校しています。夏休みの様子等が廊下に掲示されているのを見ると、普段の学校では経験できないことを経験したきたことがわかります。

 9月は演劇教室をはじめ、院内の遠足、あすなろ小学部修学旅行、あすなろ中学部修学旅行と校外に出る活動がたくさんありました。児童生徒はそれぞれの場所で様々な経験を積めたのではないかと思います。遠足や修学旅行には引率で参加しましたが、学校で見せる表情や反応とは違う表情や反応を見ることができました。自動車に乗っての移動、散策をするときの感覚、動物を間近で見たり、動きを観察したりする感覚、工場見学では映像だけでなく、においも出てきて、まさに五感をフル活用する必要があり、それが良い刺激で、いつもと異なる表情や反応を見ることができたのかもしれません。我々は普段何気なく感覚を使い、生活を送っていますが、改めて感覚を活用していることに気付かされました。これからも学校の学習の中で感覚に訴えることができるような内容を多く取り入れていければと思いました。ただ、その場でしか味わえない感覚もあるので、機会を作り、校外での学習も重視していく必要があると感じました。