今年度も大好評・図書館特別講座「手まりの小宇宙」が行われました。

　11月18日(火)と25日（火）の８限、本校の旧職員としてお世話になった山形里枝先生（栄養士）をスペシャル講師にお招きして、図書館特別講座「手まりの小宇宙」が今年も行われました。

　必要な物は全て係の方で準備しているので気軽に参加できる、毎年大好評の講座です。モノ作りが好きな人にはもちろんのこと、新たな趣味を見つけたい！という方にもおすすめのワークショップとなっております。

　本校特別支援教育支援員の一川路子先生もサポーターとしてご指導くださり、お　ふたりの手厚いご指導のもと、希望した生徒たちは初めての手まりづくりにチャレンジしました。

　今回は、恒例の「あめ玉」と「菊」に加えて、伝統的な和柄である「麻の葉」も登場。

　それぞれ挑戦する刺し方と好みの色の糸を選び、スタートです。手まりの土台を地球に見立てて、まずは赤道を通して北半球から刺し進めていきます。

　どの生徒も真剣に針と糸と向き合い、自分だけの手まり制作に夢中になっていました。

　日本の伝統的な手まりの技法と、糸で空間を埋めて作り上げる数学的な美しさの妙味を、存分に感じる、素敵な時間を過ごすことができました。

　参加者たちからは、「初めての経験で、楽しかった！」「温かい雰囲気で、楽しい時間を過ごせました。」「やった事がなかったけど、おもしろくて集中しちゃいました。」「作った手まりがかわいくて嬉しい」といった声が聞こえました。

　「刺繍おもしろい！」「今度はぜひクロスステッチにもチャレンジしたい！」と、新たな楽しみを見つけるよい機会にもなったようです。

　図書室には、現在も山形先生による珠玉の手まり作品が多数展示されているので、来室した際はぜひご覧ください。

　今後も図書室では様々なワークショップや特別講座を企画しています。先生方や生徒の皆さんリクエストの本も続々入荷しています。ぜひぜひ、図書館に足をお運びください。