定時制・通信制 共通

思う存分に使える施設、空間の広がりと学校生活のゆとり

 学悠館高校は、栃木県立の高校の中で有数の在籍数を誇っています。令和3(2021)年5月1日現在の在籍数は、定時制561名、通信制425名です。また、定時制では、例年50名程度の県民の方々(=公開講座生)も生徒の皆さんと一緒に学んでいます。このほか、100名以上の教職員。加えて、食堂運営や清掃業務を担当される委託業者の皆さんも働いています。
 しかし、校内に足を踏み入れると、これだけ多くの皆さんが集っているようには、とても感じません。時間帯によっては、むしろがらんとした印象を抱く方も少なくないでしょう。

 このように思えるのには、いくつかの理由が考えられます。おもな理由を2つ挙げてみましょう。
  

                   

【定時制・体育祭(5月28)】      【通信制・リモートによる生徒総会(5月16)

 第1は、
一人ひとりの通学・通勤する曜日や時間帯が異なる上に、学校に滞在する時間の長短もあるからです。たとえ入学式や卒業式、体育祭のような学校行事でも、生徒・教職員の全員が一堂に会することはありません。このため、充実した施設・設備を思う存分に使えるメリットもあります。
 第2は、建物内の空間が広いからす。天井が高く、通路の幅も広く設計されています。悠友ラウンジ(3階・4階)をはじめとした「くつろげる空間」は、「居場所」としての機能を備えています。また、ダイナミックな構造のピロティやエントランスホール、200名近くが同時に利用できる食堂も、生徒の皆さんの学校生活にゆとりをもたらしているのかもしれません。

  


【エントランスホール】         【悠友ラウンジ】           【食堂】

 

 ちなみに、校内見学などで初めて学悠館高校を訪れる方々は、一様に「とても広いですね!」との感想を洩らされるようです。