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「気象情報」のチェックと「ハザードマップ」の活用

 令和3(2021)年7月、静岡県や山陰・中国地方では、豪雨による大規模な災害が相次いで発生しています。この中には、「線状降水帯」の発生にともなって、猛烈な雨が降った地域もあるようです。
 7月9日()の予報によると、まだしばらく梅雨前線が本州付近に停滞するとのこと。引きつづき大雨に対する警戒が必要となるそうです。

 ところで、この「線状降水帯」という言葉を耳にすると、やはり令和元(2019)年10月に発生した「令和元年東日本台風(令和元年台風第19)を思い出します。県内各地でも、さまざまな災害が引き起こされました。

 学悠館高校も、この台風による大雨で、1階の床上に泥水がたまるなどの浸水被害に遭ってしまいました。栃木市西部を流れる永野川が氾濫(はんらん)。あふれた濁流が学悠館高校まで押し寄せて来たのです。当時、この被災をだれも予想することができませんでした。

 

 定時制通信制の生徒の皆さん、「気象情報」をチェックするとともに、自分の住む地域でリスクの高い災害は何か、「ハザードマップ」を活用して土砂災害や洪水、最寄りの避難場所や避難経路などをぜひとも確認してみましょう。
   
【学悠館高校の浸水被害と復旧作業〔令和元(2019)1013()16()撮影】