研修報告

令和5(2023)年度 新任教頭研修(高等学校、特別支援学校)第1日

目  的 管理職としての見識を深め教育理念を構築するとともに、教頭の職務を理解し、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての基本的な資質・能力の向上を図る。
日  時 令和5(2023)年 4月28日(金) 9:30~16:00
対  象 高等学校、特別支援学校の新任教頭
研修内容 1 講話「新任教頭への期待」
2 講話「人権教育の推進と教頭の役割」
3 講話「教頭の職務と学校経営」
4 講話・演習「教頭の職務と人事管理」
講  師 県教委事務局教育次長
県教委事務局教育政策課人権教育室副主幹
県教委事務局高校教育課人事担当課長補佐
県教委事務局高校教育課指導担当課長補佐
研修の様子

講話「新任教頭への期待」

講話「人権教育の推進と教頭の役割」

講話「教頭の職務と学校経営」

講話・演習「教頭の職務と人事管理」

 
研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
  (御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか)
  そう思う   そう思わない
 
研修満足度 82.9% 17.1%
 
 
1 講話「新任教頭への期待」
  【目標】
 本県教育の今日的課題を再確認するとともに、教頭としての心構えについて理解し、管理職としての意識を高める。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 国や県の基本方針をよく理解し、学校に求められていることを教職員と共有することを大切にしたいと思いました。教職員のコミュニケーションがとりやすい職場の雰囲気づくりに努めていきたいです。
  • 様々な場面でしっかりと決断できる教頭を目指しつつ、それぞれの教職員とともに一緒に課題を解決しながら、その教職員も成長につながるようなマネジメントをしていきたいと思います。
 
2 講話「人権教育の推進と教頭の役割」
  【目標】
 人権教育への取組とその課題について理解を深め、教頭としての人権教育を推進していく自覚をもつことができる。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • すべての教職員が人権に関する理解を深めるため、計画性をもって校内研修を実施したいと思います。
  • 多様な背景をもった生徒が多く在籍しており、人権尊重の視点に立って多文化共生に向けた国際教育の推進に取り組んでいきたいです。


3 講話「教頭の職務と学校経営」
  【目標】
 国や本県の指導関係に関する諸課題と施策について理解を深める。また、特色ある学校づくり、開かれた学校づくり、学校組織の活性化など学校経営に関する教頭の役割について理解する。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 本県の目指す教育、育成したい資質・能力を意識しつつ、本校生の力をより伸長させるために、カリキュラム・マネジメントを機能させていきたいです。
  • 学校経営方針を確実に具現化していくことができるように、風通しのよい職場環境づくりを心掛けることで、これまで以上に報告・連絡・相談の徹底を促して学校の組織力を高めていきたいと思います。


4 講話・演習「教頭の職務と人事管理」
  【目標】
 本県の服務関係の諸課題について理解を深めるとともに、法令等に基づいた適切な教育活動を展開するための教頭の職務と人事管理について理解する。
 

【講話・演習を通しての主な意見・感想】

  • 勤務について各法令等に基づいて教職員に説明できるようにしたいと思います。特に、休暇の取得について教職員に配慮しながら対応していきたいです。
  • 危機管理マニュアルの再確認を行い、教職員と危機意識の共有を図りたいと思います。また、学校行事においては例年通りではなく、新たな目で再点検していきたいです。
 
 

 

 

 

 

令和5(2023)年度 新任教頭研修(小・中学校)第1日

目  的 管理職としての見識を深め教育理念を構築するとともに、教頭 の職務 を理解し、 学校経営 、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての基本的な 資質 ・能力 の向上を図る。
日  時 令和5(2023)年4月28日(金) 9:30~16:00
対  象 小・中・義務教育学校の新任教頭
研修内容 1 講話「新任教頭への期待」
2 講話「人権教育の推進と教頭の役割」
3 講話「特別支援教育における教頭の役割」
4 講話・研究協議「教職員評価制度について」
講  師 県教委事務局教育次長
県教委事務局教育政策課人権教育室副主幹
県教委事務局特別支援教育課インクルーシブ教育推進担当指導主事
県教委事務局義務教育課人事担当副主幹兼管理主事、管理主事
研修の様子
開講あいさつ
講話「新任教頭への期待」
講話「人権教育の推進と教頭の役割」
講話・研究協議「教職員評価制度について」
 
研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
  (御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか)
  そう思う   そう思わない
 
研修満足度 92.3% 5.8% 0% 1.9%
 
 
1 講話「新任教頭への期待」
  【目標】
 本県教育の今日的課題を再確認するとともに、教頭としての心構えについて理解し、管理職としての意識を高める。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 教頭は職員室の担任であり、情報の交差点であることを自覚し、情報が入ってくるような日頃の言動を心掛けたいです。率先垂範で、明るい職員室・学校づくりに校長とともに取り組みたいです。
  • 教頭の守備範囲はとても広いということを再認識させられるお話で、身が引きしまる思いです。常に学校の状況全てにおいて正しく把握して、校長との連携を密にしながらリーダーシップを発揮していきたいと思いました。
 
2 講話「人権教育の推進と教頭の役割」
  【目標】
 人権教育への取組とその課題について理解を深め、教頭として人権教育を推進していく自覚をもつことができる。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • あらためて人権教育の重要性について確認し、自校での現在の取組状況について考えることができました。人権教育主任は、若い先生ということもあるので、学校全体で人権教育が推進されるような支援ができるよう、自分自身も研修に努め、人権意識を高くもっていきたいです。
  • 「三指導」を意識すること、先生方に意識して取り組んでもらうことは常に行っていきたいです。「学習指導案への人権教育の位置づけ」が形式的にならないように校内での研修を確実に行っていきます。


3 講話「特別支援教育における教頭の役割」
  【目標】
 特別支援教育に関わる校内体制づくりについて理解する。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 全ての児童生徒のためにインクルーシブ教育を実践することは大切であることがよく分かりました。特別支援コーディネーター、生徒指導主事などとともに研修を進め、学校全体で取り組んでいきたいです。


4 講話・研究協議「教職員評価制度について」
  【目標】
 管理職の立場で行う教職員評価について理解し、第一次評価者である教頭としての役割を確認する。
 

【講話・演習を通しての主な意見・感想】

  • 公正・公平な評価をするのは、もちろんであるが、児童生徒の通信票と同じように、面談や評価をとおして、評価対象者の励みとなったり、意欲が増したりするような評価を行いたいです。
  • 教職員を評価するということについて重責を強く感じています。まず、いろいろな角度から各教職員の取り組みをしっかり見て、良い点、改善してほしい点を見極め、可能な範囲で記録の蓄積を心掛けたいです。
 
 

 

 

 

 

令和5(2023)年度 新任校長研修(小・中学校)第1日

目  的 校長としての職務、今日的な教育課題、学校経営の在り方等について総合的に理解を深め、校長としての資質の向上を図る。
日  時 令和5(2023)年 4月24日(月) 9:30~16:00
対  象 令和5年度の小・中・義務教育学校の新任校長
研修内容 1 講話「新任校長への期待」
2 講話「人権教育の推進と校長の役割」
3 講話「学校経営に関する諸課題-指導関係-」
4 講話「学校経営に関する諸課題-服務関係-」
講  師 県教委事務局教育次長
県教委事務局教育政策課人権教育室長
県教委事務局義務教育課指導担当課長補佐
県教委事務局義務教育課人事担当課長補佐
県教委事務局義務教育課人事担当管理主事
研修の様子
講話「新任校長への期待」
講話「人権教育の推進と校長の役割」
講話「学校経営に関する諸課題-指導関係-」
講話「学校経営に関する諸課題-服務関係-」
 
研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、活用度
  本日の研修は、御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか。
  そう思う   そう思わない
 
満足度 98.0% 2.0%
 
 
1 講話「新任校長への期待」
  【目標】
 本県教育の今日的課題を再確認するとともに、校長としての心構えについて理解し、管理職としての意識を高める。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • カリキュラム・マネジメントでは、子供たちが将来どんな社会を生きていくかを視点に考えていきたい。
  • 長先生がおっしゃっていた「明るい笑顔」「言葉を大切に」「人生は楽しく」の3つの言葉がとても印象的でした。教職員が話しかけやすく、決断力や統率力のある校長として、上記の言葉を意識して学校経営に臨みたい。

2 講話「人権教育の推進と校長の役割」
  【目標】
 人権教育への取組とその課題について理解を深め、学校運営の責任者として人権教育を推進していく自覚をもつことができる。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 社会的に問題となっているヤングケアラーやLGBTなどの様々な人権問題について、教職員が正しく理解し、対応できるよう研修の充実を図りたいと思います。また、積極的に教職員とコミュニケーションをとり、人権尊重の環境づくりや教職員の人権意識の向上に努めたい。
  • 本校は、市教育委員会指定の人権教育実践研究校2年目であり、11月には公開研究発表を予定しています。研究発表のための研究ではなく、研究指定後に取り組んだ先生方の中に成果が残り、子供たちの姿にその成果が現れるように研究実践を進めていきたい。


3 講話「学校経営に関する諸課題-指導関係-」
  【目標】
 教育改革の動きについて知るとともに、本県における指導関係の取組と課題について理解し、学校経営方針の構築に生かすことができる。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 教育目標を学校としてより明確にしていくことの大切さを考えました。目指す資質・能力が明確になることで、教職員が指導すべきポイント、児童が目標とするイメージがより鮮明になると思いました。また、不登校児童へのアプローチの方法について、教育の機会確保等に関する基本方針を踏まえた取組を実施していきたい。
  • 実行性のある避難訓練になっているか確認したいと思います。


4 講話「学校経営に関する諸課題-服務関係-」
(1)「学校経営と教育関係法規」
  【目標】
 学校経営に関する法的裏付けを確認し、様々な問題や課題に対処した円滑な学校運営ができるよう管理者としての資質を高める。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 危機管理については、教頭の立場から大きく変わり、責任の重大さを実感しました。状況を正しく捉え、決断していきたい。
  • 人事異動については、日頃から教職員とのコミュニケーション、ヒアリングでの必要な情報収集を心掛けたい。

 

(2)「教職員評価制度について」
  【目標】
 教職員評価制度の趣旨や実施上の留意事項について確認し、評価者としての資質向上を図る。
 

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 適切な評価をするためには、日常的な教職員とのコミュニケーションや授業の参観、また生徒や保護者などの地域との関わりも大切です。それらをもとに教職員一人一人と意見を交わして、教職員の指導力や意識の向上を図りたい。
  • 教職員一人一人のがんばりやよさを認め、労えるよう、本人の資質・能力や勤務意欲の向上に結びつくものになるよう尽力したい。