2012年9月の記事一覧

平成24年度 学校経営研修(高等学校、特別支援学校)第3日

目  的教頭として、今日的な教育課題に対応した学校経営の在り方等について理解を深め、実践的な学校経営能力の向上を図る。
日  時平成24年9月4日(火) 9:30~16:00
対  象高等学校、特別支援学校の教頭経験2年目に該当する者
研修内容1 研究協議「学校における危機管理」
2 講話「危機管理」
講  師千葉大学ジェネラルサポーター 星 幸広  氏
研修の様子
研究協議「学校における危機管理」
研究協議「学校における危機管理」
講話「危機管理」
講話「危機管理」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、研修へのニーズ
  ①満足度
 満足  不満足
 
研修満足度57.7%42.3%


②研修ニーズ

  • 危機管理マニュアル作成研修

1  研究協議「学校における危機管理」

  【研修の目標】
 事例をもとに協議することにより、問題や事故が起きたときに適切な対応ができるように、管理職としての危機管理意識を高める。

【研究協議に参加しての主な意見・感想】

  • 危機が発生したとき、まず迅速な初期対応が大切である。次に正確な情報の収集・把握と時系列に沿った記録を残すことが大切であると再確認できました。
  • 普段からいろんなヒヤリ・ハットが起こったときに見過ごさないでしっかり対応策をとったり、せめて注意喚起をしておかないと最悪な事態につながるので危機意識を常に持って物事を見たり考えたりすることが、教頭の重要な責務であることを改めて思いました。
  • 具体例を通じての協議でしたが、とっさに最適の対応を見出すことが難しく、細部に至ると意見の割れるところもあり、それだけに即時対応のための想定や準備が大切であると感じました。
  • 危機管理意識を教職員に広め高めていくために、マニュアル作成のみでなく、多様な事例の紹介や外部講師の講話等から教職員がより具体的に必要性を痛感できるような働きかけが必要であると考えました。

2 講話「危機管理」
【研修の目標】
 危機管理の在り方を学ぶとともに、校内でどのように組織的に動くかなど、適切な在り方について考える。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 警察・司法との関係をうまく利用していく時代と感じました。学校でできないことを抱え込まないで、先生方が授業に十分な力を発揮できる環境作りに努めたいと思います。
  • 警察官であった方のいじめ問題についての本質的な部分の話や学校現場への意見を聞けたことは、普段の講演者とは視点も異なり興味深かったです。
  • 突発的な事件・事故への対応は早さが一番であり、その早さのチャンスは1回限りであることを心に刻んでおきます。
  • 困った保護者は困っている保護者であるという言葉がありましたが、保護者の要求に対抗するということだけではなく、子どもをどう良くしていくかという保護者と同じ立ち位置に立ちたいと思います。




平成24年度 学校経営研修(高等学校、特別支援学校)第2日

目  的教頭として、今日的な教育課題に対応した学校経営の在り方等について理解を深め、実践的な学校経営能力の向上を図る。
日  時平成24年8月10日(金) 9:30~16:00
対  象高等学校、特別支援学校の教頭経験2年目に該当する者
研修内容講話・演習「学校における組織マネジメント」
講  師兵庫教育大学大学院学校教育研究科 教授 浅野 良一  氏
研修の様子
研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、研修へのニーズ
  ①満足度
 満足  不満足
 
研修満足度76.9%23.1%


②研修ニーズ

  • 他校種交流研修

1 講話「教職員評価制度」

  【研修の目標】
 学校組織マネジメントの概略とその手法(環境への対応、SWOT分析等)の理解を深め、学校改善を図る視点を得る。

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 学校を変化させる手の打ちどころなど、大変参考になりました。また、教職員の意識改革を行う前に、自分自身の意識を変える必要性を感じました。
  • 「マイナス面を解消するより、プラス面を伸ばすほうがよい。」という言葉が印象的でした。ともすれば、マイナス面に目を向けている毎日ですが、本校のプラスの面を挙げられるような視点をもち、勤務したいと思います。
  • 学校組織を人的な面から捉え、一人一人の意欲を喚起し、成長を促すことのできるような組織づくりに努めたいと思います。
  • 学校という組織における教頭の役割を理解できました。より客観的に組織の長所・短所を理解し、組織として力を集約できるような学校運営に努めたいと思います。
  • ミドルクラスの重要性を意識し、年功序列的な主事・部長配置の従来の考えを一蹴し、年齢を考慮しながらも能力・適性・やる気等について職員を把握し、パイプ役として十分機能する人材を抜擢していきたいと思います。
  • 学校の組織を見直し、コミュニケーションを緊密化し、教員研修・人材育成に結びつけたいと思います。
  • SWOT分析・演習で本校には多くの強みがあることを改めて感じました。今後、具体的で明確な特色を基にした目指す学校像を作っていきたいと思います。