校訓

    なんじ
 爾の立てるところを深く掘れ
大正14年制定
 
  正道忠信 
  学問トハ真理ヲ究ムルコトデアル。
  正シイ道理ニ従ッテソレニ邁進スルコトガ学問デアル。
  敬慕ト感謝トノ念ニ厚ク且ツ所信ニ忠実ナル者ハ、真ノ偉大ナル人格者デアル。
  質実剛健
   堅忍ノ覚悟ヲ以テ己レノ最善ヲ尽クシ、真勇ノ態度ヲ以テ義務ト責任トヲ敢行セヨ。
  努力ヲ惜シンデハ正シイコトハデキナイ。努力スルコトカラノガレヨウトスル考エハ
  最大ノ悪思想デアル。
  公正自治
   公明正大ナレ。
  良心ニ愧ヅルガ如キコトアルベカラズ。自分デ為スベキコトハ自分デ為セ。
  汝自ラ自己ニ何等カノ優秀性ヲ見出セ。
  而シテソレヲ思ウ存分発揮セヨ。助成セヨ。
  克己自制
   高潔ナル品性ヲ完成スル道ハ克己自制ニアル。
  規律ニ慣レヨ。放縦ヲ抑ヘヨ。
  人間最後ノ栄冠ハ己レニ克ツ者ノ頭上ニアルノダ。
 
 
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〜爾の立てるところを深く掘れ、
然らばそこに清き泉湧かん〜 
 
 
 この言葉はニーチェの「悦ばしき知識」から採られたと校誌に記されている。ここに原文(ドイツ語)を掲げる。
 
Wo du stehst, grab' tief hinein !
Drunten ist die Quelle !
 
 ※ 爾は美しく輝く花の象形で、美しく盛んな花の意味を表す。借りて、貴者に対する二人称にも用いる。
校訓掲額

校訓「爾の立てるところを深く掘れ」の額を生徒昇降口に掲げました。

究極の「自己啓発」の言葉が、日々生徒を叱咤激励します。
なお、この額は、校訓のタオルのもととなったものです。書は本校教諭、篠崎先生の手によるものです。

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