栃木県立石橋高等学校校歌
   土岐 善麿 作詞 
   信時  潔 作曲

二荒のいただき 残雪かすみ
校庭あかるく 桜咲けり
はるかにそびゆる 富士の高嶺
春なり真理の ひかり仰げば
あふるるよろこび 希望は胸に

注ぐや鬼怒川 平野の風に
林は色づき 星は澄めり
栃の葉かざして 常に共に
秋なり友情を 深く正しく
踏みしめゆくべし 自由の道を

知性のひとみの かがやくところ
勤労ひとしく 時は待てり
われらは世界の 中にありて
新たに使命を 負へるものぞと
石橋高校 こぞりてここに
われらは立てり 石橋高校
   

 

 
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歌記念碑
昭和27年制定 昭和47年記念碑建立 
作詞者 土岐善麿氏の肉筆を刻んだ
 
 
 
 
栃木県立石橋高等学校応援歌
   鈴木 輝久 作詞 
   辰巳 憲嗣 作曲
 
春爛漫と 咲き誇る
桜の花に 抱かれし
輝く古き 伝統に
「和の精神」の旗 いや高く
今ぞ 誉を立つる時
聞かずや君は 一千の
鬼怒の川面に こだまする
石高健児の 声援を
 
秋玲瓏の 空高く
霧晴れわたる 学び舎に
若き血潮を たぎらせて
濡れし露草 星影踏みて
鍛えし 技を競う時
聞かずや君は 一千の
二荒の峰に こだまする
石高健児の 声援を
 
 昭和30年制定 
この応援歌は生徒会が中心となり、一般生徒から歌詞を募集して作られたものである。
当時の記録によると、6月29日に「石高応援歌応募作詞審査」が行われ、7月2日には「応援歌審査発表」があり、この時選ばれたのが当時3年生の鈴木輝久君による詞であった。
作曲は当時本校の音楽を担当していた辰巳憲嗣先生である。
現在、繰り返しの部分「聞かずや君は 一千の」は初め「七百の」であったが、生徒急増期に生徒数が増えたため、その部分を「一千」に変えて、今日まで歌い継がれてきている。
 
 
 
栃木県立石橋中学校校歌
   鈴木 栄観 作詞 
   梁田  貞 作曲
 
不断の啓示(さとし) 永劫(とわ)のこえ
二荒の山に 霊ありや
「正しき路を 信の旗
かざして登る 若人に
希望(のぞみ)の高嶺 低くぞあらむ」

不滅の真理 永劫のふし
鬼怒川水は 何うたふ
「質実剛健 自治の曲
かなでて渡る 若人に
遙けき岸も 近くぞあらむ」

不変の誓い 永劫の伴侶(とも)
石中健児の この禱(いの)り
「わが立つ所 深く掘れ
自制と克己の 鋤(すき)をもて
深くし掘らば 泉ぞ湧かむ」
 
 
石橋高等学校校歌・応援歌・旧制中学校校歌
歌詞および音源 R60825更新(教頭)