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歴史研究部 全国高等学校社会科学・郷土研究発表大会 報告

 皆さんこんにちは、歴史研究部です。この度全国大会に、本県代表として参加して参りました。結果は、第3位の「優秀賞」を受賞することができました。詳細は下記の通りです。
 
          記

1 大会名 令和5年度全国高等学校社会科学・郷土研究発表大会
2 会場・日時  静岡県静岡市 静岡県男女共同参画センター「あざれあ」・静岡市巡検(登呂遺跡など)
         令和5年8月10日(木)・11日(金)
3 発表タイトル 
  「下野国の薬種事情~江戸時代の朝鮮人参栽培から紐解く~」
4 結果 優秀賞(第3位)
5 発表の概要
  生徒たちが研究を進める中で、現在の栃木県一帯である下野国では、江戸時代中期より朝鮮人参の栽培が積極的に行われていたことがわかりました。なぜ、下野国で朝鮮人参は生産されるようになったのか、また江戸時代の朝鮮人参栽培の実際はどのようなものだったのか、そして単なる薬種としてではなく経済的な面で朝鮮人参は民衆にどのような影響を与えたのか、といった疑問点を、古文書や証拠の品を提示しながら深堀りしていきました。

6 受賞と隣地研修の様子
  

   「受賞したメンバーと賞状・楯」    

  
   「大会参加校巡検、富士山を背景に」

7 お礼
  この研究を進めるに当たり、県立文書館の皆様、郷土史研究家の皆様をはじめ、地域の皆様には大変お世話になりました。この場をお借りして、心より御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

8 今後について
  まだ、学校祭での発表は残っていますが、この全国大会で3年生は引退となります。少人数ながらに3年生4名は勉強と両立しながら一生懸命部活動に励んでくれました。3年生の良い雰囲気を受け継いで、今後は1・2年生が部の中心として様々な活動を実施していきます。今後とも、地域の皆様や保護者の方々のご支援をいただければ幸いです。これからも石橋高校歴史研究部をよろしくお願いいたします。