PTA会長挨拶

 

 日頃から、PTA活動へのご理解とご協力ありがとうございます。

 本年度PTA会長を務めさせていただいております吉澤と申します。一昨年からの新型コロナウイルス感染拡大の影響で日常生活に大きな影響が出ています。皆様も感染防止のため、マスク等の対策を行っていると思いますが、感染の心配は日々尽きることはありません。

 これを寄稿している11月現在、新型コロナウイルス感染症の状況は小康状態を保っているように見えますが、第8波の懸念も強まっており、余談を許さない状況です。

 学校では行事・部活動の制限や中止があり、生徒たちの心の動揺や、やるせない気持ちを考えると保護者の一人として大変心を痛めております。今まで当たり前に行っていた事が当たり前ではない状況が続き、何ができるのかを模索し、学校・保護者・生徒と知恵を出し合う日々です。

  11月には3年ぶりのPTA親善球技大会を実施することができました。設営いただきました、PTA会員各位、白葉会の皆さま、石橋グランド・ゴルフ愛好会の皆さまにはこの場をお借りして御礼申し上げます。やはりリアルに交流できる機会は良いものです。ご参加いただいた皆様から、楽しかったというお声を多数いただきまして、会長としても嬉しい限りです。

 ロシアとウクライナの侵攻においては、物価の上昇・円安等、生活環境の変化が激しく起きて行くことが懸念されます。こんな時節だからこそ、校訓である「爾の立てるところを深く掘れ、然らばそこに清き泉湧かん」の意味が考えさせられます。

 自分が立っている所を深く掘れ。そこには必ず泉があるだろう。

 目新しい物事に飛びつくのではなく、己の足元をしっかり見つめ、深く掘り進んでいくことが遠回りのようで一番近道、そこには発見がある。色々ちょっとかじってみるというのは誰にでもできますが、長く続けていくのは難しいものです。コロナ禍やウクライナ侵攻で世の中が変わろうとしている昨今、外圧で変化を迫られる中、ぶれない力、深く掘り下げる探求心こそ、激動の世界を生き抜く力だと思っています。

 最後に、PTA会長という大役をお受けして、先生方やPTAの皆様にご迷惑をお掛けするばかりでありますが、引き続きご支援ご協力のほど、宜しくお願い致します。

                                     令和4年度PTA会長 吉澤光彦