2022年7月の記事一覧
教職員防災研修~当事者意識をもって~
防災研修 ~ 当事者意識をもって ~
7月26日(火)に、栃木県危機管理課と那須烏山消防署から講師をお招きして、教職員の防災研修を行いました。
栃木県県民生活部危機管理課の横山様からは、「災害から命・財産・我が家・我がまちを守るには」というテーマで御講話いただきました。
災害から命・財産・我が家・我がまちを守るために、普段から行うべきことや災害時にどう行動すべきかを地域防災計画に基づき説明していただきました。
行政の情報を待ってから災害に対応するのではなく、「自らの命は自らが守る」という当事者意識を一人一人が持ち、誰もが自らの判断で避難行動を取ることが大切だと学びました。
私たちも児童生徒一人一人が当事者意識をもって防災について考えられるように、常日頃から働きかけていきたいと改めて感じました。
那須烏山消防署の職員さんからは、水消火器による消火訓練について実演を交えて講話をいただきました。
火事はなかなか身近に感じられるものではありませんが、いつ起こっても全教職員がきちんと対応できるようにしなければなりません。万一のときのために、消防職員の方々から、消火器の運び方や安全栓の抜き方、ノズルの持ち方やレバーの握り方など、実践を通して丁寧に教わることができました。
今回の研修により、教職員一人一人の防災意識をより一層高めることができました。今回の学びを、今後の児童生徒への防災教育に生かしていきます。
夏季休業中の過ごし方について
夏季休業中の過ごし方について(お願い)
夏季休業を規則正しく、健全かつ有意義に過ごせるよう、下記の事項について、御家庭においても御指導いただきたくお願い申し上げます。
1 規則正しい生活について
・早寝、早起きをする。
・三食バランス良く食べる。
・ゲームやテレビは時間を決める。
・自分にあった生活目標を考え、実行する。
不規則な生活は、心身の健康に悪影響を及ぼします。お子さんは、授業の中で一日の日課を立てて夏休みに臨みます。保護者等の皆様もぜひ御協力ください。
2 健康な生活について
・冷たいものや甘いものなどを飲み過ぎたり、油物、めん類ばかりと いった偏った食べ方をしたりしないようにする。
・ラジオ体操や散歩など、適度な運動をする。
・水分をこまめにとり、高温のなかに長時間いないように心がけるなど、熱中症に気を付ける。
・飲酒、喫煙、暴力行為、薬物乱用など、法令に触れる問題行動は絶対にしない。
第1学期に行った各種健康診断の結果、治療等が必要な場合は、夏休みを活用して通院しましょう。
3 安全な生活について
(1)外出するとき
・新型コロナウイルス感染予防のため、密に注意する。
・行き先や目的、家に帰る時刻(午後5時を目安に)など、家庭で話し合ってルールを決め、守るようにする。
・ゲームセンターなどには、必ず大人と一緒に行く。
・お金の貸し借りはしない。
(2)交通安全について
・道路は右側を歩き、車道に飛び出さない。信号のある道路ではきちんと信号を守る。
・2022年7月に栃木県自転車条例が施行。
(自転車保険加入義務化、ヘルメット着用、自転車の点検整備)
(3)不審者や事件・事故について
・人通りの少ないところに一人で行かない。知らない人について行かない。
・防犯ブザーを持ち歩く。
(4)火の事故
・花火は、大人と一緒にする。火遊びは絶対にしない。
(5)水の事故
・川や海などの水の事故に気を付け、必ず大人と一緒に行く。
(6)天候の急変について
・台風が近づいていたら外出しない。雷や竜巻・突風などの、天気の急変時には、安全な場所に避難する。
これまでには予測のつかなかったような事件や事故に、お子さんが巻き込まれるケースが全国的に頻繁に起こっています。自らの不注意等でそうした被害に遭わないよう、細心の注意を払って生活するようにしてください。
4 その他
(1)手伝いをしよう
・家族の一人として、できる仕事を決めて続ける。
(そうじ、食事の準備や片付け、花の水やりなど)
(2)学習について
・宿題は余裕をもって、計画的に取り組む。
・第1学期の反省をもとに、目標を決め、できることを増やす。
(3)スマホ等に関するトラブルについて
・SNS等に個人情報を掲載しない。
・出会い系サイト、アプリにアクセスしない。
中・高等部生は、友達同士で遊ぶ機会もあるかもしれません。集団心理による問題行動やいじめ、性の逸脱行為などを未然に防ぐためにも一定の指導管理や言葉掛けを必ず行ってください。また一方で、家庭における様々な機会を通して、自分の将来や社会に対する関心を高めるとともに、主体的に進路を選択、決定できる態度を育成するよう心がけてください。
●夏季休業中、児童生徒に事故等が生じた際には、以下のとおり御連絡をお願いします。
◎平日の場合(8:30~17:00)は、学校への連絡をお願いします。 (担任、副担任、学部主事)
栃木県立南那須特別支援学校 TEL 0287-88-7571
FAX 0287-88-9867
◎土、日曜日、祝祭日及び早朝夜間の場合
時間外緊急電話(教頭)・・・ 070-1355-1726
*無断外出・行方不明等で、緊急を要する事態の場合は、最寄りの警察署へも連絡してください。
*なお、8月12日~17日は学校閉庁日となり、休日扱いとなります。
安全への意識を高めよう 地震・火災避難訓練
5月31日(火)に第一回避難訓練を行いました。地震が発生して、その後高等部棟一階の陶芸室で火災が発生したという想定で実施しました。
児童生徒は揺れが収まるまで机の下に入ったり、「だんごむし」のポーズをしたりするなど、自分の身を守る体勢をとることができました。その後各学部ごとに避難しました。
事後学習では「おかしもち」について確認しました。いつどこで起こるか分からないのが自然災害です。一人でいる時も自分の身を守ることができるように、これからも支援、指導をしていきたいと思います。
自分の身を守るために 不審者対応避難訓練(児童生徒)
自分の身を守るために
6月21日(火)に不審者対応避難訓練(児童生徒)を行いました。講師として那須烏山警察署の方にお越しいただきました。高等部生は、避難訓練終了後、登下校中に不審者に声をかけられた時の対応について実践形式で教えていただきました。
不審者侵入の放送が入ると、児童生徒は教師の話を聞いて不審者が捕まるまで避難姿勢をとることができました。教室の近くで笛が鳴ったり、緊迫感のある音が聞こえてきたり、子ども達も緊張しながら訓練に参加していました。
不審者は神出鬼没です。学校の中はもちろん、登下校時や家の周りで自分自身の身を守るための方法を知ることができました。「いかのおすし」の大切さは今回の避難訓練だけで終わらせず、児童生徒に定着させていきたいと思います。