R5 トピックス

2023年10月の記事一覧

天才てれびくん放送決定!【10月31日(火)17:35~18:00】

 夏休み最後の3日間、NHK『天才てれびくん』の撮影が本校及び宇都宮市内で行われました。中学部3年の生徒2名が作った曲に、てれび戦士2名が協力して素敵な歌詞を作り、曲を完成させました。曲が完成するまで、4人で話し合いながら、アイデアを出し合い、真剣に向き合っている様子を皆さんにご覧いただきたいです。曲名は『ニジイロノアメ』です。

 本校生徒にとって、忘れられない夏の大切な思い出となりました。

  

 

 

 

 

 

高等部修学旅行

 10月11日(水)から13日(金)にかけての3日間、高等部の修学旅行が行われ、3年生2名が京都府を訪れました。

 1日目は、清水寺を訪問しました。はじめに、森陶器館で陶芸体験を行い、職人の方の丁寧な説明や支援をいただきながら制作し、素敵な茶わんやカップに仕上がりました。次に、清水寺では多くの観光客でにぎわう中、清水の舞台で写真を撮ったり、帰りの茶屋で抹茶かき氷を食べたりして楽しみました。

 

 2日目は、2つのグループに分かれて活動しました。

 Aグループは、北野天満宮、金閣寺、三十三間堂を訪問し、京都市内を散策しながら歴史ある街並みを満喫しました。また、京町屋体験工房「和楽」で匂い袋作りの体験をしました。

 

 Bグループは、京都鉄道博物館を訪問し、SL乗車体験で蒸気や汽笛の音に触れたり、切符を券売機で買って改札機に通す体験をしたりしました。また、かほりの店「明日香」で匂い袋作りの体験をしました。

 

 3日目は、京都タワーを訪問し、展望台から訪問した寺院を探したり、抹茶ソフトクリームを食べたり、お土産を買ったりして、生徒それぞれが修学旅行の最終日を楽しみました。

 

 天候にも恵まれ、学校生活の総まとめにふさわしい、とても充実した修学旅行となりました。

 

 

 

 

「寄宿舎秋祭り」

 10月2日の放課後、寄宿舎で「秋祭り」を行いました。当日を迎えるまでは、舎生会役員を中心に司会の練習や飾りの製作など、寄宿舎生みんなで協力して準備を行ってきました。また、当日の午前中には、「あけぼの会奉仕作業」として、保護者の皆様に飾りつけやゲームの準備、リハーサルを入念に行っていただきました。おかげさまで、寄宿舎生、宿舎関係職員でアットホームに開催することができました。祭本番が始まると、ペットボトルボウリングや缶積み対決、そしてクイズなどで大いに盛り上がりました。グループに分かれて熱い対決を繰り広げた結果、B棟女子チーム「古賀志ガールズ」の優勝で幕を閉じました。

  

 

居住する地域の学校との交流 中学部

 中学部3年生が居住する地域の学校の宇都宮市立陽西中学校と交流活動を行いました。昨年度に引き続き、合唱コンクールに3年生の一員として参加しました。今回は、本番までに4回、陽西中での合唱の練習に参加しました。10月19日に栃木県教育会館で行われた合唱コンクール本番では、練習の成果を発揮し、素敵な歌声がホール全体に響いていました。

 中学部での交流も今回で最後です。交流校の生徒の皆さん、先生方、ありがとうございました。

 

 

 

第40回関東地区盲学校卓球大会

 10月7日(土)関東地区盲学校9校31名の参加者を迎え、第40回関東地区盲学校卓球大会が本校にて開催されました。卓球の中でも視覚に障害をもつ方々用に考案されたサウンドテーブルテニスは本校発祥であり、互いにアイマスクをし、転がすと音が鳴る特殊な卓球ボールを打ち合う競技です。

 本校からは3名の生徒が参加し、普段対戦することのない他県の生徒と向かい合い、ボールの様々な音の変化に集中しラケットを振りぬく姿が見られました。

 尚、サウンドテーブルテニスに関する詳細はホームページ「校長室より」に記事が記載されているので、御参照ください。

  

中学部木工教室を実施しました

 学校支援ボランティアの梅宮信一様と梅宮尚子様を講師にお招きして、木工教室を実施しました。今年は、スツール(椅子)の製作でした。

 梅宮様が材料を加工した状態で用意してくださり、それを組み立てました。生徒たちは、ほぞ穴にほぞをはめ込む工法を初めて行いました。一つ一つの部品を組み合わせることで、スツールの構造を確かめることができました。道具を扱う楽しさ、完成するまでの期待感なども存分に味わうことができたようです。

 生徒たちのために作るものや工法等を考えてくださり、ありがとうございました。

  

小学部修学旅行

 10月5日(木)、6(金)、小学部5、6年生で東京方面に修学旅行に行ってきました。1日目はキッザニア東京で、ハンバーガーショップやカーデザイン、ダンスパフォーマーなど、事前学習で興味をもったパビリオンで仕事体験をしてきました。その後は海上バスに乗って隅田川を上り浅草に向かい、雷門から仲見世通りを散策して、お土産を買ったり自分で選んだ夕食を食べたりしました。

 2日目は、大宮の鉄道博物館に行きました。最前列で巨大ジオラマを鑑賞し、車掌のアナウンスや新幹線や電車の走る音に聞き入っていました。新幹線やモノレール、東武鉄道などいろいろな乗り物を乗り継いでの旅行でしたが、揺れや走行音が快適で、車中でも楽しそうな笑顔が見られました。

 2日間、教室では学べないことをたくさん経験できました。この体験を今後の学びに生かしていきたいです。

   

第2回避難訓練(竜巻)を行いました

9月20日(水)学校の南西より竜巻が発生したとの想定で避難訓練を実施しました。竜巻発生の放送を聴き、幼児・児童・生徒は教職員の指示に従い、慌てることなく迅速に窓から離れた位置で身を守る行動をとることができました。日頃の安全に関する学習の成果を十分に発揮し、実践的な避難訓練となりました。 

PTA清掃活動と研修会を行いました。

10/2(月)PTA清掃活動と研修会を行いました。

清掃活動では、体育館のステージや舞台袖、キャットウォークを中心に掃き掃除や拭き掃除をしました。普段手の届かない部分も隅々まできれいになりました。10/3(火)のオペラ教室はきれいな体育館で清々しく観劇できました。

研修会では、歩行訓練士である3名の本校教職員が講師となり、「歩行指導をして思うこと」をテーマに講話がありました。保護者の方々からは「自分からやってみたい、行ってみたいという子供の気持ちを、大切に育てていきたい」、「幼少期からの盲教育の大切さを改めて感じた」などの感想をいただきました。興味深い内容で、充実した研修となりました。

 御参加の皆様ありがとうございました。

 

オペラ鑑賞教室(いきいき音楽体験事業)

 日本教育公務員弘済会、栃木県連合教育会主催のいきいき音楽体験事業としてオペラ「ヘンゼルとグレーテル」の鑑賞教室が本校の体育館で行われました。コロナ禍により令和2年度から2回の延期を経て開催することができました。児童生徒は久しぶりの生演奏に触れ、栃木県オペラ協会の皆さんの熱演にじっと聴き入ったり、身体を揺らしたりしながら思い思いに楽しんでいました。

  

 

 

交通安全教室

 9月26日(火)に交通安全教室が行われました。今年は、株式会社オートテクニックジャパン様の御協力により実施しました。

 はじめに電気自動車に乗車し、速度を体感したり走行時の車内の音を確認したりしました。車内はとても静かでしたが、特別な装置で車外に聞こえている走行音を聴いたことで、車内の静かさとの違いを知ることができました。

次に横断歩道を横切って走行している電気自動車の走行音を聴き、安全を確認しながら横断する体験をしました。校内という比較的静かな環境の中でも、電気自動車の静かな走行音を聴き分けるのは難しいと感じる児童生徒もいたようです。

 自動車の走行音が聴こえにくいことは大変危険です。住みやすく安全な社会に向けて、今後もオートテクニックジャパン様には研究開発をお願いしたいと思います。準備段階から様々な提案をしてくださり、視覚に障害のある児童生徒、職員が道路を安全に移動するための貴重な体験をすることができました。ありがとうございました。

  

中学部修学旅行

 9月28日(木)、29日(金)で、中学部全員で東京方面に修学旅行に行ってきました。1日目は、羽田空港第1、第3ターミナルを見学しました。展望台からの飛行機の大きさや離着陸の音、風の強さを肌で感じ全身で堪能したり、大きな空港の中の様々な施設を見学しながらお土産を買ったり、それぞれが楽しんでいました。夕食は、月島名物の「もんじゃ焼き」のお店で、店員さんのもんじゃを焼くパフォーマンスも一緒に味わい、おいしい夕食をいただきました。

 2日目は、東京国立博物館にて、盲学校のスクールプログラムに参加しました。日本古来の模様が描かれた貝合わせと博物館の模型と展示物のミニチュアを触察する2種類のプログラムを体験しました。どちらもとても楽しく体験することができ、みんな盛り上がっていました。その後は、館内展示を見学しました。プログラムも館内見学も生徒一人ひとりにボランティアさんがつき、丁寧に説明をしていただきました。とても思い出深い二日間になりました。

 

 

 

第2回寄宿舎食育講話

 9月20日(水)今年度2回目の「食育講話」を行いました。前回までは感染症対策のため館内放送で行ってきましたが、久しぶりに対面で実施しました。今回は栄養教諭より「一日に必要な栄養バランスをとるための食品の量はどのくらいか。」について説明を受けながら、触れる教材(食品の模型)を使って実際の分量を体感しました。栄養素の種類、どのような食品に含まれているか、身体にどんな効果があるかなど、説明を聞きながら食材の模型を手にすると「こんなにたくさん野菜は食べられないよ」や「種類が多くてびっくり。」などの素直な感想が聞かれました。大変盛り上がり、予定時間を10分以上延長して好評のうちに終了しました。楽しく講話を聴きながら、普段の食事でも活かせる知識を身に付けることができました。

 

 

 

 

令和5年度 関東甲信越地区盲学校相互研修③

 今年度より、関東甲信越地区の盲学校同士でオンラインによる相互乗り入れ研修が始まっています。9月27日(水)は、千葉県立千葉盲学校のホストにより、その3回目が行われました。教職員が3ヶ所に分かれて、筑波大学人間系准教授である佐島毅先生による「思考能力の発達段階と視覚障害幼児児童・盲重複児の教育」という演題の講演を聴きました。

 「能動的学び・発見・達成感・成就感による最大限の能力の伸長と自己有用感が、将来の自立の基礎を促す」ので、「あせらずじっくりゆっくりと」教育活動を行ってくださいという内容でした。

 今後の本校の教育活動に生かしていきたいと考えています。