R6 トピックス

2024年5月の記事一覧

第19回栃木県障害者スポーツ大会について

 5月26日(日)、栃木県総合運動公園にて第19回栃木県障害者スポーツ大会が開催されました。中学部3名、高等部2名の生徒が陸上競技に、また高等部1名の生徒がサウンドテーブルテニスに出場しました。

 気候にも恵まれ、それぞれが練習の成果を発揮し、自己記録や大会記録の更新、入賞などの素晴らしい成績を収めることができました。

 中3男子 50m【視覚・男子】 第1位 9秒84 大会記録

 中3女子 50m【視覚・女子】 第1位 30秒11

 高1男子 100m【視覚・男子】 第2位 21秒16

 中3男子 800m【視覚・男子】 第1位 3分16秒52

 高3男子 1500m【視覚・男子】 第1位 6分17秒77 大会記録

 高1男子 サウンドテーブルテニス 第2位

  

 

舎生会役員選挙・任命式

 舎生会役員選挙が行われました。

 5月8日(水)立会演説会では、立候補した4名が舎生会活動への抱負を発表しました。

 5月13日(月)選挙では、寄宿舎図書室にて一人一人の寄宿舎生がよく考えて投票しました。

 開票の結果、決選投票となった会長を含めて、副会長と書記、計3名の新役員の当選が決まりました。

 そして5月20日(月)、28日(水)には、新役員の任命式が行われました。校長先生から激励の言葉とともに「任命書」が手渡され、新しい役員からはお礼と頼もしい意気込みを聞くことができました。

 新しい役員さんたちのもとで、いよいよ今年度の寄宿舎舎生会の本格的なスタートです!

  

専攻科進路講話を開催しました!

 5月1日(水)の放課後、本校専攻科2・3年生を対象に進路講話を実施しました。今年度の進路担当教員から治療院や訪問マッサージ、ヘルスキーパーの職務内容について経験談を交えた話がありました。生徒たちはそれぞれの進路について、より具体的なイメージを膨らませることができたのではないかと思います。今回の進路講話を踏まえ、それぞれの進みたい道から逆算して、今すべきことは何か、考えられるようになってほしいと思います。今後、進路希望調査を配付し、その結果を基に進路開拓や授業を進めていく予定です。

南極献立

 南極教室当日の給食は、「南極献立」でした。本校栄養教諭が、農林水産省のホームページに掲載されている、南極観測隊の調理隊員として働いていた方のコメントを参考にした献立を考案しました。

 南極ではごみに関するルールが厳しく決められているため、食品ロスを出さない食事を考えているそうです。特に、水質汚染を防ぐために液体ごみを発生させないようにする必要があり、余分な水分を出さないように気をつけていたそうです。

 「悪魔めし」は、天かす、青のりを使った天つゆ味の混ぜご飯です。南極では、それをおにぎりにして提供した際に、とてもおいしいが夜食として食べるには高カロリーで、隊員が思わず「悪魔的だね」とつぶやいたことから、悪魔おにぎりと呼ばれていたそうです。

 南極教室の中継では、調理隊員が食堂から「悪魔のおにぎり」を紹介してくださいました。

 給食では「天使のデザート」も提供されました。南極では貴重な食材を無駄にしないよう、フルーツ缶はフルーツとシロップを分け、1缶から2品のデザートを作っていたそうです。フルーツ缶のシロップとヨーグルトを混ぜたデザートを、天使のデザートと呼んでいたそうです。

 他のメニューも南極にちなんだ話題満載の給食でした。

悪魔のおにぎり(昭和基地)南極献立(5月14日)

南極教室

 南極の昭和基地、東京の国立極地研究所、本校体育館をオンラインでつなぎ、「南極教室」が行われました。現在第65次南極地域観測隊として活躍されている草野修平隊員が、宇都宮地方気象台に勤務されていたときに本校の防災教育に協力をしてくださったことが縁となり、実施されることになりました。

 中継では、視覚障害者に配慮してくださり、ペンギンの鳴き声や氷面を歩く音、ブリザードの音、破氷船が氷を割り進む音など、南極から届くさまざまな音や声に耳を傾けました。

 事前学習では、南極から届いた氷を触ったり氷から聞こえる音に耳を澄ましたりしました。草野隊員からは、どうして不思議な音がするのかをわかりやすく説明してくださりました。

 質問コーナーでは、生物に詳しい隊員も登場し、南極にいる動物について教えてくださりました。また、降水量についての質問では、地球温暖化を防ぐことにつながるように、草野隊員が観測に尽力されていることが分かりました。

 極寒の地から優しく丁寧に、温かく教えてくださった草野隊員、昭和基地の皆様、主催してくださった国立極地研究所の皆様、本当にありがとうございました。昭和基地は、これからさらに厳しい冬を迎えるということですが、お体に留意されて御活躍ください。

質問をする児童お別れの場面