R7 トピックス

2025年6月の記事一覧

(公財)ベルマーク教育助成財団様より、寄贈いただきました!

 公益財団法人 ベルマーク教育助成財団様から、拡大読書器を寄贈いただき、専攻科棟の物療室に設置されました。主に高等部 保健理療科・専攻科の学生が臨床実習を行う際に、患者さんのカルテの確認や、所見の作成をするのに利用しています。

 拡大読書器は重いので、教室移動の際に運ぶことは不便です。今回の寄贈により校内の台数が増え、利便性が高まり感謝しています。

 ベルマーク教育助成財団様の公式ホームページには、秋頃に、本校からのメッセージとともに、学校紹介等も載る予定です。 

社会福祉法人藹藹会障害者支援施設HeartFieldとの交流

 6月24日(火)、社会福祉法人藹藹会の利用者の皆様と、本校中学部3名、高等部普通科7名の生徒による七夕交流会を開催しました。 

 はじめに、高等部の作業学習班より藹藹会の皆様へ、回収したプルタブと心を込めて作った作業製品のコースターを贈呈しました。 

 続いての発表コーナーでは、本校生徒が歌と楽器演奏で「虹」を発表しました。一方、藹藹会の皆様から「365日の紙飛行機」が披露されました。心のこもった歌声と生演奏が響き合い、会場は温かい雰囲気に包まれました。 

 その後は3つのグループに分かれ、大きな笹に七夕飾りや願い事を書いた短冊を協力して結び付けました。笑顔と会話があふれる、楽しいひとときとなりました。なお、藹藹会の方が本校に運んでくださった笹1本が、中高棟階段を上がった左手のスペースに展示されています。 

 生徒たちは、年に一度の貴重な交流を心から楽しみ、充実した時間を過ごすことができました。また来年も、皆様とお会いできることを楽しみにしています。

  

実習報告会

 6月2日(月)から6月13日(金)まで実施した第Ⅰ期産業現場等における実習、及び校内実習の実習報告会が6月20日(金)6校時に作業棟で行われました。保護者の方々、校長、進路指導部長はじめ教員が見守る中、5名の生徒が一人ずつ前に出て、実習の成果を発表しました。

 1年生は、点字用紙を利用したコースター作りと点字本の解体作業を行いました。各自の目標や今後の課題について写真や動画を提示しながら、初めてとは思えない堂々とした態度で発表することができました。

 2・3年生は、それぞれ3か所ずつ事業所で実習を行い、制作したさをり織りの作品や、気に入った教材などを紹介しました。学校で製作した缶つぶしの道具や、事業所で姿勢保持のために使用したクッションを参考に保護者がつくったものも披露されました。高等部2・3年生にとって、卒業後を見据えた事業所との連携がより重要になってくることを感じさせられました。

小学部 校外学習(宇都宮駅)

 6月20日(金)、JR宇都宮駅へ行ってきました。切符の購入方法や自動改札機の通過方法、飲食店での過ごし方や、エレベーターの乗り方など事前学習を行い、一人一人目標を立てて校外学習に臨みました。

 宇都宮駅では、券売機で切符を購入したり、新幹線の音を聴いたりしました。子どもたちは、駅構内に流れるアナウンスや新幹線の通過音に耳を傾け、真剣な表情をしていました。

 昼食は、ウツノミヤテラス内にある定食のお店へ行きました。それぞれ自分で選んだメニューをおいしくいただきました。

 天候にも恵まれ、充実した一日を過ごすことができました

  

 

令和7年度関盲連代議員会について

 6月19日(木)、関東地区盲学校生徒会連合(関盲連)代議員会がオンラインにて行われました。この会は、関東地区の盲学校の高等部生徒会の代表生徒(代議員)が本連合の運営について議論したり、情報交換を行ったりするものです。今年度は本校が総務担当の順番となり、普通科2年生の生徒が司会進行を務めました。

 午前中の議事は滞りなく進み、その後は参加生徒による自己紹介、学校紹介を順番に行いました。和やかな雰囲気で、個性豊かな発表を聴きました。本校生徒は、本校校庭に生息している「古賀志虫(ブユ)」の恐ろしさや「プールの水に地下水を使っていること」について、漫才のようにボケとツッコミを交えながら楽しく発表しました。

 午後の情報交換会では「遊びに行くならどんな場所に行くか」「盲学校あるある」の2つのテーマで自由なディスカッションを行いました。画面越しではありましたが生徒間のやりとりも活発に行われ、にぎやかで充実した会になったことと思います。