日誌

2018年1月の記事一覧

真岡新聞ビブリオバトル全国大会出場取材

1月18日に真岡新聞から来週末のビブリオバトル全国大会出場に関しての取材が入りました。

取材を受けたのは栃木県代表として本校から出場する2年生と、その指導をした国語科の教諭です。



上の写真はその時の様子です。ちなみに隣で校長が読んでいるのが、今回全国大会を決めた時にビブリオバトルで紹介した本です。

と、先ほどからビブリオバトルというワードが登場していますが、まだ誰もが知っている競技ではありません。私HP係もなんとなくしか知らなかったので、公式HPを覗いてみました。

ビブリオバトル、これを日本語で表現すると知的書評合戦となるそうです。公式HPでは「本の紹介コミュニケーションゲーム」と書かれており、「人を通して本を知る、本を通して人を知る」がキャッチコピーなんだそうです。そして公式ルールなるものが存在します。

1.発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる。
2.順番に一人5分間で本を紹介する。
3.それぞれの発表の後に、参加者全員でその発表に関するディスカッションを2~3分おこなう。
4.全ての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員一票で行い、最多票を集めたものを「チャンプ本」とする。(公式HP抜粋)


これがルールで、このルールを用いることでビブリオバトルの名称を使うことができるそうです。

そして紹介時間5分というのも意味があるようで、これは本校のドローン動画でもお馴染みのYou tubeを意識しているんだそうです。You tubeにてビブリオバトルの本の紹介シーンをアップする際に、5分程度が丁度良いとなったとか。確かにドローンの空撮映像も撮ってそのままではなく、見ていて間延びしないよう編集をかけて3~10分程度にするようにしています。ちなみにカップ麺の3分というのも人間がストレスを感じず待てる時間が3分だという心理学的根拠が3分設定の根底にあります。世の中上手くできているものです。

少し話は逸れましたが、5分という持ち時間で自分の用意した本を最大限プレゼンできるかが勝負なわけですね。

全国大会まであと少しですが、本校代表として、そして栃木県代表として頑張ってきてもらいましょう。当時は校長も応援に行くようで、既に大会に出る本人以上に(?)気合いが入っているようです!!

なお、この取材の記事は1月26日の真岡新聞の記事に載る予定となっています。

校長と生徒会役員のランチミーティング

1月18日の昼休み、校長室で校長と生徒会役員が一緒に昼食を食べるランチミーティングがありました。



以前からこのランチミーティングは開かれているので、2年の生徒会役員は今回で4回目という生徒もいました。

最初に生徒会役員一人ずつ自己紹介をしながら、今後の抱負や昨年の反省などを話しました。去年の後半から各部活動や生徒会もホームページの更新ができるようになったこともあり、そのホームページをもっと更新できるようにしたいなどという話も聞かれました。

そして校長からは各運動部部長などが所属する自治委員会などとも連携し、もっと周りを巻き込んで学校全体の活性化を図ったり、学校祭のさらなるレベルアップなどといった案が話されました。

そして最後に本校OBでもある事務の方が作った真岡高校クイズなるものに挑戦するという企画もありました。生徒会長が問題を読み上げ、校長が判定をしました。校長も本校OBということで、一つの問題ごとに色々なエピソードが飛び出し、生徒会のメンバーもなかなか楽しそうに聞いていました。ちなみにどんな問題かというと、「真岡高校の創立は何年だったか」や「全日制定時制併せた過去の卒業生の人数」や「学校の番地」についてなどでした。現在学校の番地は白布ヶ丘24-1ですが、白布ヶ丘1-1になる可能性もあったとか、校歌は本校OBで後に音楽科の教員になった方が生徒だった当時に書かれたとか、教室にある「至誠」の額の字は東郷平八郎が書いたとか色々な話題が飛び出しました。確かに校長室の「至誠」の額には伯爵東郷平八郎書としっかり書き込まれています・・・



最後にランチミーティングの記事ですので、東郷平八郎と食べ物の面白エピソードとして肉じゃがの話を載せて今日の記事の〆にしたいと思います。日本で初めて肉じゃがを作らせたのは東郷平八郎だという説があります。イギリス留学中に食べたビーフシチューを気に入った東郷平八郎が、帰国後に料理人に作らせようとしてその時に出来たものが肉じゃがだったというエピソードです。ただ既に当時ビーフシチューは洋食として日本で知られた料理になっており、料理人が作り方を知らないはずはないというこの説に批判的な意見もあり、実際どうだったのかは定かではありません。ちなみに今日のランチミーティングで肉じゃがを食べていた生徒はいませんでした。

この肉じゃがエピソードは都市伝説とされていて、信じるか信じないかはあなた次第です。

34年前のOHP物理実験で蘇る

17日の4時間目、2年生の物理の実験の様子です。



気体の分子運動の様子をモデル実験器を用いて見せているところです。最近は原理や構造を説明する時、理科の実験に限らずCGなどの動画が用いられることが多いですが、この実験器は昔ながらの“昭和”のものです。分子に見立てた鉄球をモーターを介して弾き飛ばし分子運動を再現、それをOHP(オーバーヘッドプロジェクタの略)で黒板に投影するというものです。OHPというのも懐かしいですね。私HP係も最後に見たのは小学生の時ですので、今の高校生は知らない生徒も多いのではないでしょうか。実験器には昭和48年の購入マークが、そしてOHPには昭和59年の購入マークがついています。OHPは物理講義室の隅にホコリをかぶった状態で放置されていましたが、この度これのために専用電球を購入し復活しました。おそらく何十年も使用されいなかったと思われます。

ちなみに写真に写っているのは教頭で、本校OBでもありますが、在学していたのは昭和50年代で在学当時はこのモデル実験器を見たことがなかったそうです。演示とはいえ、レトロな実験器で印象に残る実験だと思いますので、今回見せてもらった生徒にはずっと記憶に残るものになるでしょう。

始業式から1週間

2018年がスタートしてはや2週間、始業式からも1週間が経ちました。ここ数日は寒波による日本各地の大雪のニュースが流れていますが、真岡市も毎朝-4~ー7℃、13日は-8.4℃という寒い朝が続いています。

そんな寒さに負けず、先週火曜日に本校でも始業式を迎えました。



始業式の校長講話の後で新たに寄贈された昔の本校の学帽とマントが紹介されました。時代と歴史を感じさせるアイテムですね。下の写真がその時の様子ですが、木枯らし紋次郎を思い出させるようなシルエットです。昔はこのような格好で登校していたのですね。



それから文武両道賞の表彰と壮行会(図書委員会・吹奏楽部)も併せておこなわれました。





13.9 第3学期始業式.jtd

今週末には大寒を向かえ、さらに寒い日が続くと思われます。短い3学期ではありますが、年度の最後でもあります。終わりよければ全てよし、そうなるよう3学期の最後まで気を抜かず頑張っていきましょう。