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内地留学研修報告会

 私たち教職員には、「内地留学」といって、現職(仕事を辞めないで)のまま国内にある大学や研究機関に赴いて長期にわたって研究をする制度があります情報処理・パソコン虫眼鏡鉛筆キラキラ

 先日、昨年度、内地留学に派遣されていた橿渕先生の内地留学研修報告会が行われました。今日は、その報告会の様子をお知らせいたしますひらめき 

「障害の重い方たちとのコミュニケーションについて ー実践事例を係わりの視点から考えるー」 

橿渕先生は、長く重複障害学級や訪問教育学級の担任をされていた先生ですにっこり

障害の重い子どもたちとのコミュニケーションについて、適切な係わり合いを視点ごとに検討されてきたとのことです鉛筆

  

 報告会では、言葉にのみ頼らないトータル・コミュニケーションという観点にたって、お互いの受信&発信行動を見直して、様々な媒体(メディア、支援機器)を活用した実践事例の紹介がありましたキラキラ 

疑似体験の様子

 肢体不自由状況・重複障害状況の疑似体験もありました。報告会に参加した教職員が、二人一組になり係わり手と係わられ手に分かれて、言葉のみでコミュニケーションをとることで、相互障害状況(お互いに「伝わらない」「分からない」という障害状況に陥る状態)になる体験をしました衝撃・ガーン汗・焦る

 

AAC(拡大・代替コミュニケーション)機器の紹介もありましたひらめき

 

視線入力の体験中情報処理・パソコンキラキラ

 

書籍の紹介もありました本キラキラ

 

 

 ACC機器について、参加した先生たちは担当している子どもたちに活用したいと興味津々で、報告会が終わった後もずっと会場で橿渕先生のお話を聞いていました会議・研修キラキラグループキラキラ 

 

※文中にある「係わる(かかわる)」という言葉は、『コミュニケーションは人と人とのかかわりが大切。』という橿渕先生の考えから、「関」ではなく「にん(人)べん」の「係」を使っています笑うハート