むしが苦手でもできる!室内むしとりゲーム
先日1年生の教室でやっていた
「むしとりゲーム」
みんなとっても上手にできていたので紹介します
「むしとり」をする現場は、教室の電子黒板
電子黒板には背景となる木のイラストが映し出されており、
そこに先生が用意したマグネットつきのたくさんの虫たち
こども達は道具を使って昆虫採集をします
この道具と虫にはマジックテープがついており、お互いにくっつき合うという仕組みです
とったむしは、1ぴきずつ、むしかごに入れていきます
むしのとり方も、こどもによっていろいろ
カブトムシ・クワガタねらいの子
ちょうちょ・せみねらいの子
たくさんとりたい子
高いところのむしを背伸びをしてねらいます
電子黒板は上下に動くので、先生がこども達の身長を考えながらも、ちょっと高いところに合わせてくれます
とったむしの数だけ先生が○を用意してくれました
教室などに表示してある名前には、それぞれのこども達によって色分けがされているのですが、入学して数ヶ月が経ち、自分の色や友達の色が分かってきたところで、○の色はこどもに応じた自分の色
○の数を比べて、数や数量の学習をします
ピンクの子は13このゲームをやるのは2回目で、先生が「だいたいこのくらいかな…
」と予測して用意した○の数を超え、先生もびっくりしていました
枠が足りずに○が上に2つ、あと1つは急遽ピンクのマグネットが代わりです
みんな1回目より上手になっているとのこと、すばらしいですね
最後にイラストカードで感想を発表しました
この男の子は「すき」を選んでいますね
むしが大好きなある男の子が、感想発表のときに選択肢にはない「うれしい」という感想を発表していました
初めてのことだそうで「○○くん、自分の言葉で発表できてすごかったね先生もうれしい
」と担任の先生が話していました
このゲームならむしが苦手でもできますね
むしが苦手なのはだれかって…
実は、担任の先生でした(笑´∀`)
先生はむしが苦手だけれど、「むし好きの子がいるこのクラスのみんなにむしとりをさせてあげたい」というところから生まれたゲームなのかな…と、教育的愛情を感じました
そして、電子黒板に背景を映して採集するこのスタイル、むしをくだものに変えて、くだもの狩りなどでも応用がききそうですよね
ナイスアイディア