SSC(科学班)活動記録

令和2年度 飯舘村実地研修実施

令和2年11月14日(土)~15日(日)、本校SSC(自然科学班)12名、引率教員2名が今年度で2回目となる「飯舘村実地研修」に参加しました。
放射線に関する基礎知識や測定技術およびIoT農業、飯舘村の復興に関する歩み等を学ぶことを目的として、溝口勝氏(東京大学大学院教授、本校OB)をはじめ、ふくしま再生の会の皆様、飯舘村の農家の方々からご指導頂き、各種体験活動および実習を実施しました。

【11月14日(土)活動内容】
・里芋掘り体験(放射能測定用の試料採取)
・作物の放射能測定実習(大田原産米・里芋・土壌と飯舘村産の比較)
・空間放射線量測定実習(放射線測定器を用いて実施)
・埋設土壌の放射線測定実習
・夜間研修(放射線に関するクイズ大会・測定結果の解析・飯舘村村長およびふくしま再生の会理事長との座談会)

【11月15日(日)活動内容】
・土壌博物館の見学
・長泥ゲートの見学
・空間放射線量測定実習2
・実習の振り返り

各種実習や測定の結果、大田原市と飯舘村の米や里芋、田園の土に差はない事を実際に体験し、放射線に関する正しい知識を実習を通して身につけることができました。