最新情報

アメリカ研修⑦ ボストン美術館

 ボストンに到着して5日目、この研修も後半に突入し、残り日数の方が少なくなってきました。

 

 食事会場のカフェテリアでは、昨日からの勢いは止まることなく、殆どの生徒が積極的に動いています。1回の食事で1組だけでなく、2組・3組と複数の方に声をかけ、会話を楽しんでいる生徒もいます。進度は一人一人違いますが、15日に到着してからの短時間で、全ての生徒が確実に進化・成長しています。
カフェテリアでの交流風景① カフェテリアでの交流風景②

 

 3日目となるある英語クラスは、7人が中国人、6人が日本人(うち大田原高校の生徒が3人)の13人で、アジア系のみのクラスは大人しく、皆真面目に静かに取り組んでいました。中国の生徒は少し年下で中学生のようでした。仕事をテーマとしたテキストの絵を描写した会話を聞きながら、正しく情報を聞き取れているかを確認したり、テキスト上にある副詞句を入れた文章を作文したり、という事を、グループワークを取り入れながら行っていました。

 授業終了後は、クラスメイトと一緒に建物を出て来る生徒もおり、教室内ではコミュニケーションが十分に取れ、人間関係が出来つつあるようです。
英語クラスの授業風景① 英語クラスの授業風景②

 

 午後のアクティビティーでは、ボストン美術館を見学しました。見学できたのは正味1時間半でしたが、ガイドブックなどで予習をして調べた主要な著名作品を中心に、広い館内を急ぎ足で回り、殆どの生徒が全然時間が足りなかったと口にしていました。昨日も夜のアクティビティーで美術館に行った生徒もいましたが、2日合わせても全部は見ることが出来なかったようです。この美術館についても「班別自主研修でまた来てもいいですか?」という質問があり、生徒の興味関心を掻き立てる魅力が十二分にあったようです。

ボストン美術館見学① ボストン美術館見学② ボストン美術館 入館前の記念撮影

 

 その後は、引き続き街中にとどまり、コープリー、プルデンシャルセンター付近を散策しました。お洒落なお店やレストランなどの立ち並ぶ街でゆっくりと時間を過ごしました。到着日から毎日、英語クラスや大学訪問など、非常に慌ただしく次から次へとスケジュールをこなしていたので、生徒たちはようやく少し落ち着くことが出来たようです。

 夕食は、寮で出されたお弁当には手を付けず、レストランなどに入って夕食を摂った生徒が多数いました。「寮のハンバーガーとは比べ物にならないくらい美味しかった」という感想がありましたが、それは味だけでなく、自分たちで好きな物を選び、更に、英語での注文をきっちり行い手に入れた食事だっからこそ、今まで以上によりおいしく感じられたのではないかと思われます。

 

 明日はいよいよ英語クラスが最終日、修了式が行われます。ようやく本調子になってきたところで、もっと長くボストンに居たいという声も聞こえてきています。