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アメリカ研修 報告書 3日目(3/26)

今朝のボストンは−2℃と冷え込んでいましたが日中は天気も良く風がなかったせいかこれまで以上に暖かく感じる一日となりました。

今日から語学学校での研修が本格的にスタートいたします。今朝は集合時間の8時半には全員が遅れることなく元気に登校してくれました。昨日集合時間に遅れてしまったペアは今朝絶対に遅れないように、遅れてしまった原因であったバスについて、一本早めのバスを利用するなど昨日の失敗をさっそく活かしていました。

全員がそろったところで生徒たちが一番気になっていたクラス分けが発表されました。今回は特別に通常初日に行われるプレイスメントテストを生徒が初日からレッスンに参加できるよう日本で事前に受けてもらっていました。生徒はそれぞれの英語力に合わせて10レベルがあるなかの3つのレベル(6,4,3)のクラスに別れてレッスンを受けていきます。それぞれのクラスの規模は15名程度で各クラスには将来の夢を実現するために英語を勉強しにきている様々な国(フランスやコロンビア、ブラジル、ロシア、中国、韓国、ベトナムなど)の留学生がいて、そこにはグローバルな空間が広がっています。レッスンは主にディスカッションで進められレベルによってテーマは変わりますが生徒にはそれぞれの意見や考えを発表することが求められます。午前中のレッスンは時から13時までと途中休憩が回入りましたが終わった後の生徒には疲れた様子は全くなく逆に「楽しかった」と興奮気味に言ってくれていました。

 午後は見聞を広げるアクティビティーになります。初日の今日はボストンの魅力をより知ってもらうためにボストンの歴史を巡るフリーダムトレイルへと向かいました。生徒たちを案内してくれたのは同じ語学学校で勉強しているロシアから来ているエリアさんです。エリアさんはロシアで大学を卒業し月からボストンの大学でビジネスの修士課程を始めるためいまは英語力を向上させるために勉強しています。最初に訪問したのはボストンのランドマークの1つであり、金色のドームが象徴的なマサチューセッツ州議事堂です。ここは今でも州議事堂として使われており、会議が開かれていない平日には無料で上院、下院など、建物の内部が見学できます。1798年に建てられた建物はいったん中に入ると古代ギリシャ風の円柱が並び、またアメリカの独立に関わった初代大統領のジョージワシントンや建国の父の一人であるサミュエル・アダムスといった有名な人物の像や肖像画が展示されています。次はボストン市内で最も古くまたアメリカで最も高級な住宅街でもあるビーコンヒルを訪問しました。小高い丘を切り開いてできたこのエリアには、通りは細く、歩道にはレンガが敷かれていて、赤レンガの建物はいまでもイギリス古風の世界観を保ちボストンらしい景観を楽しめる人気スポットになります。生徒は最後にチャールズストリートにある地元でとても人気のあるCafé(Tatte Bakery)にも寄ってBostonian(ボストン市民)になってセレブな空間を一時味わっていました。

 ホストファミリーとも少しずつではありますがコミュニケーションが取れてきているようで、毎日書いている日記にはホストファミリーとの会話や食事の様子が詳細に書かれていました。明日がもうこの研修の折り返し地点となります。引き続き先生と一緒に生徒達をサポートしていきます。

 本日の報告を終了いたします。