最新情報

台湾の生徒との交流会

 平成30年5月10日(木)に、台湾の南投縣五育高級中學の生徒33名と引率教員等が来校しました。高級中學とは、日本の高等学校にあたります。
正面玄関で生徒会役員と与一くんがお出迎えをし、歓迎会が行われる第1体育館へと案内しました。体育館では校長と生徒会長による歓迎のあいさつを行い、その後、應援團による歓迎の演舞が行われました。大田原高校の男らしさを伝えることができたのではないかと思います。
次に高級中學の代表の先生によるあいさつ、代表生徒によるあいさつがあり、台湾の生徒は、ダンスを披露してくれました。ダンスは台湾伝統のもので、かわいらしく心温まるダンスでした。最後に、お互いの学校から記念品の交換が行われ、歓迎会は終了しました。
続いて、五育高級中學の生徒には、大田原高校の英語の授業を体験してもらいました。クラスは2年生の文系クラスです。初対面ということもあり、なかなかコミュニケーションをとることが難しい部分はありましたが、身振りや手ぶりを使い、あまり得意とは言えない英語で意思疎通を図りました。わずか30分間という短い時間でしたが、お互いとても刺激になり、良い経験になったのではないでしょうか。
次に、交流会が行われました。3月の海外短期研修に参加した生徒、ディベート同好会、生徒会役員が中心になり、台湾の生徒と交流しました。最初に、パワーポイントを使いディベート同好会の生徒が、大田原高校について流暢な英語で紹介しました。次に、五育高級中學の学校紹介DVDを拝見しました。お互いの学校についての理解を深めた後、本校生3人・台湾の生徒3人の6人で1つのグループを作り、自由に話をする時間を設けました。やはり緊張もあり、なかなか話は盛り上がりませんでした。しかし、紙を使って筆談したり、スマートフォンのアプリを駆使したりすることで、次第に打ち解けていきました。一緒にお弁当を食べながら話をすることで、堅かった表情も和らぎ、笑顔で交流を行うことができました。生徒たちのコミュニケーション能力の高さを感じましたし、その場に合わせて柔軟に対処できて素晴らしかったと思います。最後に送別会を行い、正面玄関で記念撮影をし、大高ストームでお見送りをしました。
言葉の壁を乗り越え、有意義な時間を過ごせたと思いますし、台湾と日本の関係がより一層深まれば良いと思います。また、このような体験を多くの生徒に経験させることで、異文化交流の大切さに気づき、海外に目を向けグローバルな視点に立って、世界を舞台に活躍できる生徒を育てていきたいと思います。

生徒の感想
 ①事前の連絡で、台湾の高校生が33名来校し、その中に女子が17名もいらっしゃるという話を聞いていたので、気合を入れて臨みました。男子校に通う私たちにとって、女性と会話する機会はほとんど無いので、いざ対面すると、とても緊張しました。しかし、台湾の高校生は気さくに話しかけてくれたので、私も思い切って話すことができました。会話は英語でしたが、自分の伝えたいことが思うように伝えられず、自分の英語力の無さを痛感しました。別れ際には台湾のお土産を頂き、大高ストームで見送りました。このような貴重な体験ができたことに感謝するとともに、学んだことを自分に活かしていこうと思います。

 ②交流会ではお弁当を食べながらお互いの学校生活について話をし、一緒に写真を撮りました。最初は緊張していて会話が弾みませんでしたが、スマートフォンの翻訳アプリを使い言語の違いを補い、ジェスチャーも交えてコミュニケーションをとることで、だんだんと打ち解けてお互いに仲良く交流することができました。貴重な体験ができ、台湾の高校生と楽しい時間を過ごすことができました。

 
           歓迎会                       英語の授業

 
           交流会                       送別会

 
          記念写真                       お見送り