たんぽぽからのお知らせ

たんぽぽからのお知らせ

令和7年10月16日(合同グループ)【補聴器・人工内耳装用児グループ】

 2つの内容について行いました。1つ目は、昨年たんぽぽを利用していた現在3歳児の保護者から頂いたアンケート結果を基にした学習会、2つ目は参加した保護者で「あれこれ話しましょう」と題して座談会を行いました。

 1つ目の3歳児保護者アンケートでは、①2歳児までの間お子さんに対してのかかわり等について、②今現在お子さんに対してのかかわりで大切にしていることなど、➂これまでのかかわりを振り返って、の内容を記入していただきました。お子さんへのかかわりは様々で、①「絵本をたくさん読んだ」「補聴器・人工内耳を付けられるように頑張った」「手話を覚えてかかわった」など、②「子供の話をよく聞くこと」「手話も使いながらコミュニケーションをとっている」など、➂「もっと(子育てに)力を抜いても良かった」「手話や指文字を覚えてもっと教えてあげれば良かった」「悩みを相談できる、協力してくれる人がいたのでここまでこれた」などのお答えがありました。

 2つ目の座談会では『我が子のかわいいところ』『悩み』について発表しました。悩みについては、食事、睡眠、発語などについて、共感し合ったり、お互いにアドバイスをしたりして盛り上がりました。

 参加した保護者からは、「色々な体験や意見を聞くことができて良かった。参加した保護者や先生と困っていることや悩みについて話し合いができて良かった。参考になる話がたくさんあって、あっという間に時間が過ぎた。」等の感想があげられました。

  

令和7年9月25日(木)合同グループ【手話勉強会②】

 2回目の手話勉強会では、動きの言葉(動詞)について学びました。「たべる、のむ、あそぶ」等、日常の生活の中でよく使う言葉や、同じ言葉でも意味(何を表しているか)によって、手話表現が変わる事などについて学習しました。例えば「袋をあける」「ドアをあける」「ふたをあける」など同じ「あける」でも、その状況に合う手話を使うことを確認しました。手話表現の確認の後は、ペアになって会話の実践を行いました。緊張しながらも、ペアになった人と助け合いながら頑張る様子が見られました。最後に担当者から「動きの言葉の手話を覚えると、二・三語文でのやりとりもスムーズになると思う。今日覚えた手話は、今夜から早速使っていきましょう」と話がありました。

次回、3回目は12月25日(木)に実施します。ぜひご参加ください。     

令和7年7月24日(木)乳幼児教育相談室・幼稚部夏まつり

 今年も暑さを考慮し、幼稚部棟の室内で夏まつりを行いました。多くの乳幼児やそのご家族の皆さんが参加してくださり、大賑わいでした。浴衣や甚平を着てきてくれたお友達やお母様もいて、夏まつりの雰囲気をより一層盛り上げてくれました。

 ブースは、ヨーヨー釣りや魚釣り、射的、製作、バルーンアート、氷ボウリング、絵本の読み聞かせがありました。どのブースでも、にこにこ笑顔で楽しんでいる様子が見られました。

 

令和7年7月3日難聴乳幼児担当者協議会

 難聴乳幼児に対する理解を啓発し、関係機関との効果的な連携を図り、早期フォーローアップ体制の構築や、効果的な保育方法についての理解推進などを目的に、県内市町の保健師、県健康福祉センターの担当者、幼稚園保育所の教諭や保育士、発達センターの指導者等を対象に、協議会を実施しました。今年度は50名の申し込みがあり、多くの方々にご参加いただきました。午前中は聾学校の概要説明や幼稚部・小学部の参観、本校の支援体制の説明を行いました。午後は幼稚園・保育園関係者の分科会と保健師・行政関係者の分科会に分かれ、それぞれ活発な協議が行われました。

 参加者からのアンケートでは、午後の分科会については「同職の方の悩みや課題を知ることができる有意義な時間だった。」「いろいろな園での支援や対応が分かりとても良かった。」「いろいろな市町や県、医療での支援状況などを聞くことができ、勉強になった。」「早期発見から早期療育へつながることの難しさも感じた。」等たくさんのご意見をいただきました。