進路指導部より

栃聾進路指導部

中学部A組 職場見学

 6月20日(木)に、平石化成品工業株式会社みずほの第二工場へ職場見学に伺いました。

 今回の見学では三つの体験を準備してくださり、グループごとに従業員の方の指示を受けながらそれぞれの活動に取り組みました。

 シュリンク作業では、フィルムの中心を意識しながらテープに巻き付ける作業に苦戦していましたが、熱を利用してフィルムを縮ませる様子やその機械の中からきれいに包装されて出てくる様子を見て面白さを感じていました。

 

 

 

 

 

 

 自動車部品の梱包箱作成では、緩衝材となる部品の組み立てやインパクトドライバーを使用したビス留めを行いました。初めて扱う機械に戸惑いながら、補助を受け恐る恐るスイッチに指をかけている様子が印象的でした。

 

 

 

 

 

 

 ロット番号押しと梱包作業では、スポンジ製品を扱いました。ロット番号押しは見た目以上に力が必要なことや、長時間同様の作業を続けることへの集中力が必要なことに驚いていました。

 

 

 

 

 

 

 今回の職場見学を通じて、人の手で一つ一つ作ることを大切にしていることや、「できない」と最初から諦めずに何事にも挑戦する気持ちが大切なことを学ぶことができました。これからの学校生活に生かしてほしいと思います。

【進路】令和6年度特別支援連携協議会

5月20日(月)に連携協議会を開催しました。本校生徒の進路先や実習先でお世話になっている福祉事業所や企業及び行政機関の方々をお招きして、聴覚障害教育についての講話、授業参観、そして情報交換・協議を行いました。午前中は、15の福祉事業所から16名の方にご参加いただき、「円滑な移行支援について」というテーマで協議を行いました。午後は、15の企業から20名、7の行政機関から13名の方にご参加いただき、「聴覚障害者の雇用について」の情報交換及び協議を行いました。協議会は3グループに分かれ、職場における現状・課題と、「本校OB・OGのキャリアモデルの好事例」について、協議することができました。職場における障害者の「キャリア」について、どのように進めていくと良いのか、といった話題に対して、企業の取組についてお話いただいたり、また行政機関から支援事例についてお話いただいたりするなどして、活発な情報共有が行われました。

 

【進路】令和5年度 特別支援連携協議会

 5月23日(火)に連携協議会を実施しました。関係諸機関の方々をお招きして、聴覚障害教育についての講話、授業参観、そして情報交換及び協議を行いました。

午前中は、福祉事業所関係の16名の方が参加し、「コミュニケーション支援について」というテーマで、午後は、企業や行政関係の29名の方が参加し、「関係機関との関係について」というテーマで協議しました。午後は、各機関の役割について、ハローワーク・宇都宮圏域障害者就業・生活支援センター・栃木障害者職業センターからご説明を受け、それぞれの役割を再確認することができました。また、協議会は2グループに分かれて実施し、職場における関係機関との関わりの事例や課題などについて、活発な意見交換を行うことができました。

 協議会テーマ以外にも、各事業所や行政機関それぞれにおける、聴覚障害者への支援の現状や課題を伺うことができ、大変有意義な機会となりました。久しぶりに授業参観も実施し、生徒の様子を多くの方に知っていただくことができました。