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栃聾進路指導部
【進】進路だより3学期
3学期進路だよりが完成しました。ご覧ください。
中学部 進路の時間Ⅲ
12月17日(火)の中学部「進路の時間Ⅲ」では、これまでの学習を振り返りつつ、身近な例をもとに「マナー」の大切さや必要性を再確認しました。
★このマナー、○かな?×かな?
実際の友達の態度や行動を写真で見ながら、日常生活におけるマナーをクイズ形式で確認しました。授業中や休み時間、食事中など、いろいろな場面のマナーについて、「どこが、どんなふうに良いのか(悪いのか)」を具体的にチェックし、友達の姿と普段の自分自身の態度や行動とを重ね合わせながら学ぶことで、生徒たちはマナーの大切さや必要性を痛感したようでした。
★こんな時、どうする?
教室・職員室等の入退室時、報告をする時や物を置く時など、いろいろな場面の動画を見て、適切なマナーを確認しました。挨拶やお辞儀の仕方、目上の人への伝え方などのポイントを改めて具体的に学ぶことができ、生徒たちは普段から気を付けて実践しようという思いを強くしたようでした。また、「物を置く時」の動画では、自分たちが給食の食器を片付ける音の大きさに驚き、静かにそっと重ねる必要があることを身に染みて感じたようでした。
今年度の「進路の時間」はこれで最後になりますが、今後の学校生活や進路選択に生かせるよう、正しいマナーの習得に向け、これまで学んだことをもとに積極的に実践を積み重ねていってほしいと思います。
中学部 進路の時間Ⅱ
11月5日(火)の中学部「進路の時間Ⅱ」では、受験の面接場面を想定し、丁寧な言葉遣いやマナーについて学習しました。 「マナー」という言葉の意味や正しい言葉の使い方など、基本的な内容について確認した後、「マナークイズ」に挑戦しました。
★服装の間違いを探そう!
2チームに分かれて、各チームの3年生が出題者となりました。1~2年生は、先輩たちの服装を見て、どこを直せば正しい服装になるかを考えました。正しい服装とそうでない服装の先輩の姿を間近で目にすることで、服装の印象が周囲の人にどのような影響を与えるかということに気付き、身だしなみを整える大切さを改めて実感したようでした。
★面接時のマナー、正しいのはどちら?
2パターンの動画を見て、どちらの生徒の言動が面接時のマナーとして適切かを考えました。全員、正しいマナーの動画を選ぶことができました。また、もう一方の動画の中で不適切だと感じた場面について、どの言動がどんなふうに良くなかったのか、どうすれば良かったのかを考え、みんなで意見を出し合いました。「返事や挨拶の仕方」「入室時のノックの仕方」「椅子の座り方」「声の大きさ」「言葉遣い」など、様々なポイントが指摘され、特に「椅子の座り方」については、生徒二名に前に出てもらい、座るときの正しい姿勢や手足の位置を実際に見て確認しました。
【進路指導部】高等部講演会
9月25日(水)に「人の付き合い方」という演題で、高等部講演会を実施しました。本校幼稚部に在籍され、その後は地元の学校を卒業された方から、ご自身の経験をもとにしたご講話をいただきました。
講演を聞いて、「趣味をもつことで交友関係が広がること」や「周囲への自分の障害についての開示の方法」などについて、分かりやすく学ぶことができました。生徒達も興味深く聞くことができ、質疑応答も活発に行われました。
中学部A組 職業体験学習
7月9日(火)、10日(水)の二日間、職業体験学習を行いました。内容は、校内実習等でお世話になっている企業から受注させていただいた「スポンジの袋詰め作業」です。
「スポンジの穴抜き」「紐とスポンジの袋詰め」「テープ貼り」「検品」「梱包」の五つの工程を、それぞれ毎日の目標を立てながら、意欲的に取り組みました。
初めて仕事に触れた生徒たちからは「仕事は厳しい・難しいイメージだったけど、製品が一つ一つ完成していくのは楽しかった。」「最初は上手くできなかったけど、少しずつできるようになって、上手にできたときに褒めてもらえてうれしかった」と感想がありました。また、反省会では、3年生から「長時間、集中を続けることが難しかったが、今後の進路のためにも中学部卒業までに集中力を高めたい。」「プラス思考で物事を考えられるようになりたいと思う。」など、中学部卒業後の進路を見据え、今後取り組みたいことについての発表があり、中学部全体で将来に向けた職業観の育成につなげることができました。
今回の職業体験で学んだことや感じたことを忘れずに、目指す進路に向けて理解を深めていってほしいと思います。
中学部A組 職場見学
6月20日(木)に、平石化成品工業株式会社みずほの第二工場へ職場見学に伺いました。
今回の見学では三つの体験を準備してくださり、グループごとに従業員の方の指示を受けながらそれぞれの活動に取り組みました。
シュリンク作業では、フィルムの中心を意識しながらテープに巻き付ける作業に苦戦していましたが、熱を利用してフィルムを縮ませる様子やその機械の中からきれいに包装されて出てくる様子を見て面白さを感じていました。
自動車部品の梱包箱作成では、緩衝材となる部品の組み立てやインパクトドライバーを使用したビス留めを行いました。初めて扱う機械に戸惑いながら、補助を受け恐る恐るスイッチに指をかけている様子が印象的でした。
ロット番号押しと梱包作業では、スポンジ製品を扱いました。ロット番号押しは見た目以上に力が必要なことや、長時間同様の作業を続けることへの集中力が必要なことに驚いていました。
今回の職場見学を通じて、人の手で一つ一つ作ることを大切にしていることや、「できない」と最初から諦めずに何事にも挑戦する気持ちが大切なことを学ぶことができました。これからの学校生活に生かしてほしいと思います。
【進路】令和6年度特別支援連携協議会
5月20日(月)に連携協議会を開催しました。本校生徒の進路先や実習先でお世話になっている福祉事業所や企業及び行政機関の方々をお招きして、聴覚障害教育についての講話、授業参観、そして情報交換・協議を行いました。午前中は、15の福祉事業所から16名の方にご参加いただき、「円滑な移行支援について」というテーマで協議を行いました。午後は、15の企業から20名、7の行政機関から13名の方にご参加いただき、「聴覚障害者の雇用について」の情報交換及び協議を行いました。協議会は3グループに分かれ、職場における現状・課題と、「本校OB・OGのキャリアモデルの好事例」について、協議することができました。職場における障害者の「キャリア」について、どのように進めていくと良いのか、といった話題に対して、企業の取組についてお話いただいたり、また行政機関から支援事例についてお話いただいたりするなどして、活発な情報共有が行われました。
【進路】2学期 進路だより
2学期進路だよりが完成しました。ご覧ください。
【進路】進路だより
1学期 進路だよりが出来上がりました。ご覧ください。
【進路】令和5年度 特別支援連携協議会
5月23日(火)に連携協議会を実施しました。関係諸機関の方々をお招きして、聴覚障害教育についての講話、授業参観、そして情報交換及び協議を行いました。
午前中は、福祉事業所関係の16名の方が参加し、「コミュニケーション支援について」というテーマで、午後は、企業や行政関係の29名の方が参加し、「関係機関との関係について」というテーマで協議しました。午後は、各機関の役割について、ハローワーク・宇都宮圏域障害者就業・生活支援センター・栃木障害者職業センターからご説明を受け、それぞれの役割を再確認することができました。また、協議会は2グループに分かれて実施し、職場における関係機関との関わりの事例や課題などについて、活発な意見交換を行うことができました。
協議会テーマ以外にも、各事業所や行政機関それぞれにおける、聴覚障害者への支援の現状や課題を伺うことができ、大変有意義な機会となりました。久しぶりに授業参観も実施し、生徒の様子を多くの方に知っていただくことができました。
【進路】2学期 進路だより
【進路】1学期 進路だより
【進路】令和4年度 特別支援連携協議会
関係諸機関の方々をお招きして、本校及び聴覚障害教育のご説明をしたり、情報交換及び協議を行ったりしました。
午前中は福祉関係の方々をお招きして聴覚障害についての説明をした後、
「移行に伴う様々な課題について」というテーマで協議会等を実施しました。
午後は企業や行政関係等の方々をお招きして本校の概要や聴覚障害についての説明をした後、行政の方より障害者雇用状況についてのお話をいただき、
さらに、「職場定着に向けた取り組み〜それぞれの立場から」というテーマで協議会等を実施しました。
〜連携協議会のアンケートより(一部抜粋)〜
・一生懸命な姿は見ていて気持ちが良く、温かい気持ちになりました(授業見学の感想)。
・第一言語に手話や指文字があると思いますが、第2第3言語と表現できる方法や手段を多く身に付けると、社会でも生活しやすくなると思われます。
・他社の取り組みや、行政機関の方のお話など大変参考になりました。
・各企業の職場定着に向けた取り組みを会社で情報共有したいです。
その他、有意義な協議会だったとの感想を多数いただきました。
当日はご多忙の中ご参加いただきありがとうございました。今後の指導に反映させていただきます。
進路だより3学期
進路だより 2学期
令和3年度1学期進路だより
令和3年度 栃木県立聾学校特別支援連携協議会の実施について
新型コロナウイルスの影響により5月20日(木)に2年ぶりの開催となりました。午前中は、福祉施設関係などの方々をお招きし、聴覚管理、手話講習会などの実施後、「コロナ禍の中での移行に伴う様々な課題」という協議題で施設や本校卒業生の取り組みや課題についてご意見をいただきました。午後は、企業や行政関係などの方々をお招きし、「コロナ禍での職場定着に向けて」という協議題で始めにハローワークの方から情報提供をいただき、話し合いをもちました。各企業や県内の生活支援センターの方々からは、相談内容としてコロナ禍の中で全員がマスクを着用しているためグループトークに参加できないことやメンタル面の相談の増加に伴う対処の仕方が変わってきていることなどが話題に出ました。
アンケートから
・幼稚部から慣れた場所で相談や教育を受けられるのは、親も子も安心できると思いました。
・生徒が少人数で、子ども達への配慮が行き届いており、しっかり顔が見え変化にも気づける関係性が保たれていると感じました。
・掲示板やUDトークの紹介があり良かったことや聴こえを補うために見える化されていることへの気付きやトイレをきれいにされている印象を受けました。
・新しいツールの話やwithコロナに関する話、他社の取り組み、行政の対応方針などを知ることができ有意義でした。
・ロジャー等知らないものなどの知識を得られて勉強になりました。
・企業の生の声を聞くことができて良かったです。企業間でも学び合っている様子が見られ、印象的でした。
など
当日は、コロナ禍の中で多くの方々に参加していただき大変、ありがとうございました。在学中に必要なことへのアドバイスや具体的な状況に応じた多くのご意見をいただき今後の指導に生かしていきたいと考えております。