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中学部 進路の時間Ⅱ

 11月5日(火)の中学部「進路の時間Ⅱ」では、受験の面接場面を想定し、丁寧な言葉遣いやマナーについて学習しました。 「マナー」という言葉の意味や正しい言葉の使い方など、基本的な内容について確認した後、「マナークイズ」に挑戦しました。

 

 

 

 

 

 

 

★服装の間違いを探そう!

 2チームに分かれて、各チームの3年生が出題者となりました。1~2年生は、先輩たちの服装を見て、どこを直せば正しい服装になるかを考えました。正しい服装とそうでない服装の先輩の姿を間近で目にすることで、服装の印象が周囲の人にどのような影響を与えるかということに気付き、身だしなみを整える大切さを改めて実感したようでした。

 

★面接時のマナー、正しいのはどちら?

 2パターンの動画を見て、どちらの生徒の言動が面接時のマナーとして適切かを考えました。全員、正しいマナーの動画を選ぶことができました。また、もう一方の動画の中で不適切だと感じた場面について、どの言動がどんなふうに良くなかったのか、どうすれば良かったのかを考え、みんなで意見を出し合いました。「返事や挨拶の仕方」「入室時のノックの仕方」「椅子の座り方」「声の大きさ」「言葉遣い」など、様々なポイントが指摘され、特に「椅子の座り方」については、生徒二名に前に出てもらい、座るときの正しい姿勢や手足の位置を実際に見て確認しました。

【進路指導部】高等部講演会

9月25日(水)に「人の付き合い方」という演題で、高等部講演会を実施しました。本校幼稚部に在籍され、その後は地元の学校を卒業された方から、ご自身の経験をもとにしたご講話をいただきました。

講演を聞いて、「趣味をもつことで交友関係が広がること」や「周囲への自分の障害についての開示の方法」などについて、分かりやすく学ぶことができました。生徒達も興味深く聞くことができ、質疑応答も活発に行われました。

                   

中学部A組 職業体験学習

 7月9日(火)、10日(水)の二日間、職業体験学習を行いました。内容は、校内実習等でお世話になっている企業から受注させていただいた「スポンジの袋詰め作業」です。

「スポンジの穴抜き」「紐とスポンジの袋詰め」「テープ貼り」「検品」「梱包」の五つの工程を、それぞれ毎日の目標を立てながら、意欲的に取り組みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 初めて仕事に触れた生徒たちからは「仕事は厳しい・難しいイメージだったけど、製品が一つ一つ完成していくのは楽しかった。」「最初は上手くできなかったけど、少しずつできるようになって、上手にできたときに褒めてもらえてうれしかった」と感想がありました。また、反省会では、3年生から「長時間、集中を続けることが難しかったが、今後の進路のためにも中学部卒業までに集中力を高めたい。」「プラス思考で物事を考えられるようになりたいと思う。」など、中学部卒業後の進路を見据え、今後取り組みたいことについての発表があり、中学部全体で将来に向けた職業観の育成につなげることができました。

 今回の職業体験で学んだことや感じたことを忘れずに、目指す進路に向けて理解を深めていってほしいと思います。

中学部A組 職場見学

 6月20日(木)に、平石化成品工業株式会社みずほの第二工場へ職場見学に伺いました。

 今回の見学では三つの体験を準備してくださり、グループごとに従業員の方の指示を受けながらそれぞれの活動に取り組みました。

 シュリンク作業では、フィルムの中心を意識しながらテープに巻き付ける作業に苦戦していましたが、熱を利用してフィルムを縮ませる様子やその機械の中からきれいに包装されて出てくる様子を見て面白さを感じていました。

 

 

 

 

 

 

 自動車部品の梱包箱作成では、緩衝材となる部品の組み立てやインパクトドライバーを使用したビス留めを行いました。初めて扱う機械に戸惑いながら、補助を受け恐る恐るスイッチに指をかけている様子が印象的でした。

 

 

 

 

 

 

 ロット番号押しと梱包作業では、スポンジ製品を扱いました。ロット番号押しは見た目以上に力が必要なことや、長時間同様の作業を続けることへの集中力が必要なことに驚いていました。

 

 

 

 

 

 

 今回の職場見学を通じて、人の手で一つ一つ作ることを大切にしていることや、「できない」と最初から諦めずに何事にも挑戦する気持ちが大切なことを学ぶことができました。これからの学校生活に生かしてほしいと思います。

【進路】令和6年度特別支援連携協議会

5月20日(月)に連携協議会を開催しました。本校生徒の進路先や実習先でお世話になっている福祉事業所や企業及び行政機関の方々をお招きして、聴覚障害教育についての講話、授業参観、そして情報交換・協議を行いました。午前中は、15の福祉事業所から16名の方にご参加いただき、「円滑な移行支援について」というテーマで協議を行いました。午後は、15の企業から20名、7の行政機関から13名の方にご参加いただき、「聴覚障害者の雇用について」の情報交換及び協議を行いました。協議会は3グループに分かれ、職場における現状・課題と、「本校OB・OGのキャリアモデルの好事例」について、協議することができました。職場における障害者の「キャリア」について、どのように進めていくと良いのか、といった話題に対して、企業の取組についてお話いただいたり、また行政機関から支援事例についてお話いただいたりするなどして、活発な情報共有が行われました。