2024年12月の記事一覧

令和6年度高校生未来の職業人育成事業

令和6年12月12日(木)

本日の5,6時間目に科内の課題研究発表会が実施されました。

「天明鋳物の研究」と題して、これまでの成果をまとめ、2年生に向けて、

PowerPointを使って、発表しました。

   

令和6年度高校生未来の職業人育成事業

令和6年12月9日(月)

 本日は、製作した鋳型に金属を流し込む鋳込み作業をご指導いただきました。

 金属は、融点が約280℃、錫100%より硬い、錫合金(錫 残部はアンチモン6~8% 銅1~3%)ピュータを使用しました。

  1 タルクを塗る               2 鋳型をクランプで挟み込み固定する    

               

 3 金属を溶かす                4 金属を鋳型に流し込む

            

 6 鋳型から取り出す 

      

 280℃の錫合金を扱うので、鋳型に流しいれる時は、とても緊張しました。鋳型から外した時は、模型と同じ形になっていて、校章もきちんと付いていたので感動しました。

 この後は、仕上げ作業で、バリ等の不要な部分をやすり等で取り除きます。

 

令和6年度高校生未来の職業人育成事業

令和6年12月6日(金)

 本日は、和銑釜江田工房にて、天明鋳物師江田さんのご指導の下、模型の上側の鋳型を製作しました。

1 昨日製作した鋳型に離型剤を塗る      2 下側の鋳型と同様に上側の鋳型を製作していく 

    

 模型の上側と下側の鋳型ができましたので、次回は、金属を流しこむ鋳込み作業を行います。

 

令和6年度高校生未来の職業人育成事業

令和6年12月5日(木)

 天明鋳物師の江田さんに鋳型作りをご指導いただきました。

 製作した模型を見ていただき、鋳型はシリコンを用いた二折り法を使って、模型の上側と下側を別々に製作することに なりました。本日は、模型の下側の鋳型を製作しました。

1 粘土を厚さ5mm程度に引き延ばし、押し台を作ります。  2 ブロックで模型を囲む枠を組み立てます

                    

3 押し台に模型とブロック枠を配置します           4 はまり(合わせ印)と湯口を付ける

                  

5 2種類のシリコンを流し込む                6 石こうを流し込み、乾いたら下側の鋳型の完成         

     

 シリコンは、硬化剤の濃度を変えて、低い濃度から段階に分けて流し込みました。濃度がきちんと決まっていたので、シリコンと硬化剤の量を測るのにとても緊張しました。また、シリコンは分離しやすいので、よくかき混ぜる必要がありました。しかし、型を作る上では気泡ができないようにするため、硬化剤が入ったシリコンを脱泡したり、流しいれる時は静かに回しいれるなど、いろいろと気を付けなくてはならない点があり、それらを一つひとつ丁寧に教えていただきました。