学校行事報告
マレーシア研修 現地研修報告③
8日は、マレーシア・サラワク大学(UNIMAS)を訪問しました。午前中は国際課主催の大学説明会に参加し、現地の学生に向けて栃木や宇都宮、学校生活について発表しました。その後、医学部の展示室で、学生たちが実際に使う人体模型を触ったり、バーチャル手術を体験したりしました。
午後は、生物多様性・環境保全研究所でボルネオ島の動植物とそれらの保全に向けた取り組みについての講義を受けました。講義では問いかけに英語で答えたり、質問したりと積極的に参加する様子が見られました。また、宇都宮市が目指すスーパースマートシティについてのプレゼンも行いました。英語での発表にも慣れてきたようで、堂々と話す姿に成長を感じました。
広大なキャンパスや充実した施設に感動して「将来海外の大学で学んでみたい」と話す生徒もおり、大いに刺激を受けたようでした。
マレーシア研修 現地研修報告②
6日と7日は、現地のセカンダリースクールKolej Abdillah(カレッジ・アブディラ)を訪問しました。同校は日本の中等教育学校(中高一貫教育)に相当する学校です。はじめに歓迎式典が開かれ、アブディラ校の校長先生をはじめ生徒のみなさんが私たちを温かく迎えてくれました。学校では日本語の授業も開かれているとのことで、学校紹介や校内案内の際には流暢な日本語を披露してくれました。医師や科学者を目指している生徒もいて、理系科目を中心にハイレベルな教育が行われているそうです。その上、ラグビーの強豪校でもあるとのことで、まさに文武両道を実践している学校と言えます。
本校生も代表生徒によるあいさつ、栃木県と宇都宮市の概要とその特徴、宇都宮中央高校の学校生活の紹介についてすべて英語で行いました。渡航前から入念に準備してきた成果を十分に発揮することができました。アブディラ校のみなさんは、栃木のいちごの種類の豊富さや宇都宮餃子が有名であること、本校については休み時間のある時間割(アブディラ校には授業間の休み時間がないとのことでした)や活発な部活動、四季折々の美しい自然などに興味を持ってくれました。
アブディラ校のみなさんは本校生に親しみを持って接してくれました。そのため、互いに初対面とは思えないほどすぐに仲良しになることができ、英語を使って活発に会話をしていました。交流会では、英語やマレー語について、カルタ遊びやジェスチャーゲームなどを通じて楽しく学習しました。また、本校生はソーラン節を披露するとともに、アブディラ校のみなさんにも振り付けを覚えてもらい、最後には全員で踊ることができました。
この日、本校生は学生寮に宿泊させていただきました。寝食を共にすることでより交流が深まったと思います。
7日も引き続き アブディラ校での交流会に参加しました。まずは、互いに自分の国での身近な遊びについて紹介し、それぞれ実践してみました。本校生のなかには凧を持参した生徒もいました。
その後、互いに宇都宮とクチンの都市機能の特徴に関するプレゼンを行い、それぞれの都市の魅力や課題について理解を深めました。また、アブディラ校のみなさんからマレーシアの伝統舞踊を教えていただき、みんなで踊ることができました。
最後に私たちのためにお別れの式典も開いていただきました。生徒たちは別れを惜しみながら、互いの国でよく食べられているお菓子などを交換していました。
あっという間の2日間でしたが、こんなにも仲良くなれるものかと驚くほどで、とても生き生きと楽しそうに交流を深めていました。この貴重な体験を今後の学校生活に生かしてほしいと思います。
アブディラ校のみなさん、ありがとうございました!
マレーシア研修 現地研修報告①
3月3日から13日にかけて、1・2年次生32名、教員2名によるマレーシア研修を実施しています。3日午後に本校を出発、前泊を経て、4日午前に成田空港を出発しました。クアラルンプール経由で研修地クチン(ボルネオ島)に無事到着しました。飛行機に乗ることおよそ10時間の長旅で、ホテル到着は現地時間の23時(日本との時差は-1時間)をまわっており、生徒たちはさすがに疲れた様子でした。
前日の遅い到着にもかかわらず、翌5日は朝7時30分に全員元気にホテルを出発。マレーシアの農作物として最大の輸出品で、日本の植物油の6分の1を担うアブラヤシの農園と搾油工場を見学しました。ほぼ赤道直下、気温30度・湿度80%超えの慣れない環境のなかにもかかわらず、生徒たちは疑問点を質問するなど積極的に参加していました。
研修に伺う先々でマレーシアの家庭料理をいただく機会にも恵まれ、現地の方々の温かい心遣いが印象的でした。そして、生徒たちは英語のほかマレー語を使って現地の方々とのあいさつや会話にも挑戦していました。このあと現地の高校生や大学生との交流イベントも控えているので、この調子で頑張ってもらいたいと思います。
宇都宮中央女子校 第76回 卒業式 挙行
2024/3/1
宇都宮中央女子校の校名を掲げる最後の卒業式を挙行致しました。
雨模様だった空も、開式が近づくに連れ雲間から暖かい日が差し込み、清々しくも晴れやかにその時刻を迎えました。
本日は宇都宮中央女子校最後の式典であり、報道局も入り参列する保護者の皆様は勿論のこと、卒業生在校生教職員、それぞれ思いを馳せる特別な一日となりました。
卒業式は学校行事最大の催事ですが、この卒業式の舞台裏には宇都宮中央女子校の教育の礎となった多くの卒業生と関わった先生方の絆や想いの軌跡が壁に染み込んでいます。
1928年(昭和3年)から様々な時代を乗り越え脈々と続く学び舎。その血は限りなく古く限りなく新しい。「よき社会人、よき職業人、よき家庭人」を教育目標に掲げ、「清純、情熱、進取」を生徒指標に取り組んだ宇都宮中央女子高。
中央女子校最後を締めくくる卒業式は、過去と未来が交差する瞬間でもありました。この感慨深い軌跡を儀式として刻み、新たな一歩へと導いていきます。
式歌に続き、全校生徒で斉唱する中央女子校最後の校歌が厳かな雰囲気を漂わせます。この歌声が未知なる道を照らす灯台となり、卒業生たちに勇気を与え、前進を促す希望の調べとなることを願っております。
ご多用の中、式典にご参列くださいましたご来賓の皆様、並びに保護者の皆様にこの場をお借り致しまして篤く御礼を申し上げます。
令和5年度女子サッカー新人大会
女子サッカー部です
新人戦が1月17日(水)にグリーンスタジアムサブグラウンドでありました。
1回戦目の対戦相手は栃木女子高校さんで、結果は3-2で勝利することができました!!!
点を取って取られてを繰り返している試合でしたが、運動神経のいいマネージャーの力も借り、1人少ないという不利な状況でも、全員が70分間足を動かし走り切った結果だと思います。
2回戦は、25日(木)に宇都宮女子高校さんと対戦します。
チームとして、BEST4奪還という目標を立てているので達成できるようチーム一丸となって頑張りたいと思います。