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学校行事報告

学校閉庁(8/13~8/15)のお知らせ

8月13日(水)~8月15日(金) 

この期間中は、本校のすべての業務を、お休みさせていただきます。    

8/16(土)・17(日)は休日となり、18日(月)より通常業務となります。

令和7年度『秋桜祭』のご案内

宇都宮中央高校では秋桜祭(文化祭)を開催し,下記の日程で一般公開いたします。

 

・日にち 2025年8月30日(土)

・時 間 9:30~14:30

・催事

 1年次:研究発表

 2年次:イベント

 3年次:展示・飲食販売

 各部発表・展示(14団体)

 有志発表 (5団体)

 

※1 駐車場は学校敷地内に用意してございます。くれぐれも近隣の商業施設に駐車されませんようお願い申し上げます。

駐車場入口は正門、出口は西門となっております。当日は係りの案内に従ってください。

※2 感染症及び熱中症対策は可能な限り講じておりますが、当日は大変混雑いたしますため、恐縮ではございますが各自のご判断で適切なご対応をお願いいたします。

 

【注意事項】

・土足厳禁です。(靴はビニール袋に入れてお持ちください。)

上履きをご持参ください。

・気分が悪くなったり、けがをした方は、第2校舎1階の保健室へお越しください。

・立入禁止の表示がある所へは入らないでください。

・敷地内は禁煙です。

一般の方(保護者を除く)の写真撮影はご遠慮願います。プライバシーの観点から、皆様のご協力をお願いいたします。

 

皆様のご来校を心よりお待ち申し上げております。

2025桜花祭 in 日環アリーナ

2025/05/28

今年も宇都宮中央高校の三大イベント「桜花祭(体育祭)」が開催されました。
しかも今年は、初の屋内開催。天候に左右されることなく、日環アリーナを舞台に全力の戦いが繰り広げられました。

 いつもの教室とはまるで別人のような真剣なまなざしで競技に挑む姿、仲間と声を限りに叫ぶ姿、そして笑顔と汗が入り混じる青春のワンシーン。
 学年もクラスも超えて、全校生徒がひとつになった熱く、熱く、暑すぎる一日となりました。

 今年のチーム編成&チーム名はこちら。センスのぶつかり合いにも注目。

年次  チーム名 所見

3-1

2-7

1-2

「炎柱の赤が来た!ストロンチウムあるんだけど焼いてかない?」

「何やってるんですか!優勝してください!」

その情熱、まさに煉獄!赤き魂に火がついた!

3-2

2-5

1-6

「青組ちゃーん!はーい!何が好き?準優勝よりも優勝!」 ノリと勢いで突き進む、青い稲妻!

3-3

2-6

1-4

「黄色が勝たなきゃ無理か、黄色はね、勝たないと。優勝以外は許さない。」 これは命令だ。勝利あるのみ!

3-4

2-3

1-7

いちごMiLK 甘く見ないで。ふわふわかわいく、でも勝負はガチ。

3-5

2-2

1-1

グリーンダカラで元気だからー!! 元気があれば何でもできる!勝利もついてくる!

3-6

2-4

1-5

エイト エイト 白組が優勝って伝えなきゃエイト 皆に伝えなきゃ 謎の中毒性。伝説の白、ここに降臨。

3-7

2-1

1-3

チョコミントよりも大納言小豆 渋みと深みの絶妙バランス。和風の美学で頂点へ!

競技は全10種目で、一瞬一瞬が真剣勝負となりました。

 

・バスケットボール

 

・フットサル

・大縄跳び

 

 

・応援合戦

 

・色別対抗リレー(予選)

 

・借り物競争

 

・部活動対抗ガチリレー

 

・百足+三人四脚リレー

 

 

・障害物競走

 

・色別対抗リレー(決勝)

 この日はメインアリーナもサブアリーナも、まるごと使い切り、生徒たちは競技に応援に全身全霊をかけて挑みました。
 そしてそれぞれの学年に、それぞれの物語がありました。
1年生にとっては、初めてクラスで力を合わせる大舞台。
2年生は、新たな級友との絆を深めるきっかけに。
3年生にとっては、これが最後の体育祭。忘れられない思い出に。

 そして教育実習生たちも、運営に汗を流しながら、自らの高校時代を思い出し、青春のひとときをともに味わってくれました

 大きな怪我やトラブルもなく、笑顔で閉幕した桜花祭。
こうして宇都宮中央高校の1学期も折り返し地点を迎えました。
青春は一瞬。その一瞬が一生モノの宝になります。
そんな一日を全員で作り上げました。

卒業アルバム制作会社のランサムウェア被害について

 本校が卒業アルバム制作を依頼しているサトーカメラの業務委託先である斎藤コロタイプ印刷株式会社のシステムがランサムウェアの攻撃を受け、同社より「情報漏洩の可能性に関しても否定出来ない」との報告がありました。

 対象となるのは、令和5(2023)年度卒業アルバム記載データ(氏名・写真)となります。

 関係する皆様には多大なご迷惑とご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

 なお、この件の詳細は斎藤コロタイプ印刷株式会社の個人情報窓口にお問合せください。

 

【お問合せ先】

斎藤コロタイプ印刷株式会社

個人情報窓口

〒980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町2-7-10

E メール soumu@saicollo.co.jp

電話 022-222-5481

FAX 022-222-5416

新任式

 中央高等学校では新年度の幕開けにふさわしく、新任式が晴れやかに執り行われました。
 今年度は、多彩な経験と深い情熱をもった新しい先生方をお迎えし、生徒一人ひとりの成長を力強く支えてくださる体制が整いました。

 

 式では髙木校長先生からのご紹介と共に、新任の先生方を代表し、板橋教頭先生から教育にかける思いや、高校生活に寄り添いたいという誠実な言葉が語られました。その一言一言に込められた意志と覚悟が、生徒たちのまなざしを真っすぐに引き寄せ、会場全体に静かな感動が広がっていました。

 新しい出会いは、心に新たな風を呼び込みます。変化のときは、成長のとき。
 教員、生徒、そして地域が一つとなって学びを深める今こそ、私たち宇都宮中央高校に与えられた大きなチャンスです。


 思い切り学び、対話し、挑戦する日々のなかで、互いを高め合いながら、よりよい未来を描いていけるよう期待しております。

離任式・始業式

 本日の校舎の空気はいつもとは少し違った緊張感と期待に包まれました。


 離任式では、長年私たちと共に歩んできた先生方が新たな道へと旅立ちました。

「さようなら」の言葉に込められた感謝と惜しみの気持ち。その背中を見送りながら、私たちは別れがもたらす深い意味を感じ取ります。

 別れは時に切なく、しかしそれ以上に成長を促してくれる大切な瞬間です。去っていく先生方が、これまで築き上げた思い出や教えが、どんな場面でもきっと生き続けることを信じています。

 

一方で、新たな始まりの季節でもあります。始業式では、校舎に新風が吹き込みました。

 

 髙木校長先生より、各年次に対して学校生活の心構えのお話があり、その後新入生たちが緊張しながらも希望に満ちた顔で対面式が行われました。その瞬間、これからの未来を切り開いていく彼らの輝きが、学校全体に新たなエネルギーをもたらします。

 出会いと別れは人生の一部です。そして、それぞれが織り成す時間の中で、私たちは新たな価値を見出していくのだと改めて感じます。

 この春、新しい顔が加わり、去りゆく人々の思いもまた、次の世代へと引き継がれていきます。

 先生方のこれからの道が素晴らしいものでありますように、そして新入生たちがこの学校で素晴らしい日々を重ねていくことを心から願っています。
 私たちもまた、それぞれの場所でこの新たなスタートを大切にし、次に繋がる「何か」を見つけていきたいと思います。

令和7年度 入学式

令和7年4月7日、宇都宮中央高校の新たな歴史の一歩が刻まれる入学式が挙行されました。先月、共学化第一期生がこの学び舎に新たな息吹を吹き込み巣立ち、今日、新たに281名がこの宇都宮中央高校の門をくぐりました。

「狭き門から入れ・・・」とは、古より伝わる言葉です。その意味は、人生の中で直面する数々の試練や関門を突破した先に、真の幸せと成長が待っているということ。数々の困難を乗り越えた皆さんは、まさに「狭き門」をくぐり、この日を迎えました。そんな皆さんを、私たちは心から誇りに思います。そして、今日、ここに集った全ての新入生と、その背後で支え続けてこられたご家族の皆様に、心からお祝いを申し上げます。

髙木校長先生、同窓会長、PTA会長からは、それぞれ異なる角度で、これからの高校生活における学びの重要性と、姿勢についてのお話がありました。皆さんが今後歩む道のりには、たくさんの出会いや学びが待っています。時には試練に立ち向かう時もあるでしょう。しかし、どんな困難も乗り越える力を、この宇都宮中央高校で得られることを信じてください。

宇都宮中央高校は、昭和3年に開校して以来、常に「学び」の場であり続け、数多くの優れた人材を社会に送り出してきました。そして、間もなく迎える開校100周年にあたり、その歴史に新たな1ページが加わります。古き良き伝統に根差しつつも、共学化によって新たに生まれる校風。そこには、皆さん一人ひとりの挑戦と成長が刻まれていくことでしょう。

この学び舎に集うすべての人々が、限りなく古きものを尊びつつ、未来に向かって新しい風を受け入れ、共に成長できることを心から期待しています。新入生の皆さん、これからの高校生活を思いっきり楽しみ、そして共に学び、共に歩んでいきましょう。

再度、ご入学おめでとうございます。未来は皆さんの手の中にあります。その一歩一歩が、素晴らしい未来へと続いていきますように。

【茶道部・邦楽部・書道部・吹奏楽部】桜を楽しむ会

 4月5日(土)に毎年恒例となった「桜を楽しむ会」が本校中庭で開催されました。

 急な気温低下や降雨で桜が咲くか心配されましたが、当日は晴天の中、満開(?)の桜の下で、各部活動が楽しく発表を行うことができました。

 

 

<茶道部>

<邦楽部>

<書道部>

<吹奏楽部>

 

 今年度から吹奏楽部が加わり、より華やかな会になりました。次回も桜の魅力を一層引き立てられるよう各部で準備をしていきたいと思います。ご来場、お待ちしております。

令和6年度修業式

2025/3/24 
 本日の修業式に先立ち、表彰式が行われました。今回の表彰では、バドミントン、女子バスケットボール、ソフトテニス、女子バレーボール、合唱部、書道部、モーグルなど、多岐にわたる部活動等で優秀な成績を収めた生徒が表彰されました。彼らは、日々の練習と努力を惜しまず、素晴らしい成果を挙げました。

 これらの生徒たちの努力と成果は、学校全体にとって誇りとなるものです。表彰を受けた生徒一人ひとりの姿に、仲間たちからの温かい拍手が贈られ、その瞬間、同門として誇らしさを感じるとともに、他の生徒たちも刺激を受けたことと思います。

 その後の修業式では、校長から「大切なことに出会う準備を」という言葉を受けて、さらなる成長に向けた激励がありました。表彰式での輝かしい瞬間が、今後の生徒たちの更なる挑戦と成長の原動力となることを心から願っています。

短い春休みではありますが、新年度に向けてスタートダッシュを切れるよう、心身を磨く時間にあてましょう。


第77回 令和6年度卒業式

本日、2025年3月3日、私たちの学校において第77回卒業式を挙行いたしました。

【卒業証書授与】

昨年は女子高最後の卒業式を迎え、今年は共学となって初めての卒業生を送り出すことができました。


【校長式辞】

昨日までは穏やかな日が続いていましたが、本日は一転、雨から雪へと空模様が変わり、舞い落ちる雪が白桜に見える美しい光景となりました。

【3学年担任】

総合家庭科41名、普通科228名、計269名の生徒が第一期生として、それぞれの新たな道へと歩み出しました。


【同窓会長式辞】

これまで本校の教育に多大なるご理解とご協力を賜りました保護者の皆様、学校関係者の皆様に心より感謝申し上げます。そして、今後も本校の更なる発展にご協力を賜りますようお願い申し上げます。

【PTA会長式辞】

また、在校生にとっては、卒業生の姿を見守る中で、1年後の自分がどのように成長しているか、そしてどう成長するべきかを深く考える大切な時間となりました。

【在校生送辞】



【卒業生答辞】

卒業生一人一人の未来が輝かしいものでありますように、心から願っております。

令和6年度専門学校等御下賜金記念生徒表彰式・意見発表会

令和7年2月14日(金)本校会場に栃木県産業教育振興会主催『令和6年度専門学校等御下賜金記念生徒表彰式・意見発表会』が行われました。

総合家庭科の1・2年次生が、案内や受付など受賞者、ご来賓の皆様をお迎えし、式の運営に携わらせていただきました。

受賞された皆様、おめでとうございます!!

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

普段の総合家庭科の様子については☆こちらから☆ご覧ください

総合的な探究の時間発表

2年次生の総合的な探究の時間における全体発表を実施しました。

1年次生にとっては、来年度自分たちも発表を行うことを見据え、先輩方の研究内容を学ぶ貴重な機会となりました。発表の内容は以下の通りです。

分野1:人文・社会・教育 「地域活性化」
分野2:国際 「きれいな水を届けたい!」
分野3:美術・文化 「ユニバーサルデザインとポップ」
分野4:法律・政治・経済 「AIと著作権の関わり」
分野5:工業・情報 「AIによる教師の声の学習と応用」
分野6:医療・看護・保険・福祉 「1400兆分の1の私たち」
合わせて、計7つの発表が行われました。

 

 

 


発表終了後、審査員の方々からは、発表内容における論理の飛躍や、聴衆に分かりやすく結論を示す話法、仮説設定の重要性など、多角的な視点から貴重なご指摘をいただきました。また、最も印象的だったのは、「自分たちが取り組んだ探究活動について、学年で最も詳しく知っているという自信を持つこと」の重要性と、普段の勉強とは異なる探究活動を通じて得られる経験の素晴らしさに関する励ましの言葉でした。

この経験を通じて、日常生活の中で自分の関心を深め、新たな探究の糸口を見つけることができるよう、引き続き学びを深めていきましょう。

 

【保健体育科】クラス内ミニ駅伝大会

2学期最後の授業でミニ駅伝大会を実施しました晴れ

校内の1㎞の周回コースを1人1㎞で襷をつなぎました!!

寒さに負けず、チーム一丸となって完走しました!

2か月間の長距離走の授業で長い距離を走り込んだ成果が見られました了解

ナイスラン!!!!!!

 

 

令和6年度高校生の交通問題を考える会シンポジウム

令和6年11月14日(木)宇都宮北高校にて、「令和6年度高校生の交通問題を考える会シンポジウム」が開催されました。

その中で、本校2年生3名が考案した

「ヘルメット 努力義務でも かぶろっと」

というスローガンが市内高等学校代表スローガンとして表彰されました。

来賓の方々からは、高校生らしさが表れており、さらに「努力義務でも被ろう」という前向きにとらえている点を評価していただきました。

このスローガンは来年度の交通安全啓発用ポスターに掲載されます。

この機会に今一度本校でも高校生の交通問題解決に向け、それぞれができることに取り組んでいきたいと思います。

交通安全講話実施

2024/10/29

自転車の交通安全講話を開催し、日頃から目にする「危険な運転」が引き起こす結末について深く考える機会となりました。今回はプロのスタントの方々にご協力いただき、スマホを操作しながらの運転、傘さし運転、二人乗りといった日常に潜む危険行為が実際にどのような事故に繋がるのかをリアルに演じていただきました。

 

 スタントの方々の真に迫る演技を目の当たりにし、「自分は大丈夫」という油断や「少しぐらいなら」といった軽い気持ちがどれほど危険なものであるかを実感しました。この講話を通じて、ほんの一瞬の不注意が取り返しのつかない事故に繋がる恐ろしさを改めて共有することができました。全ての人が安全に自転車を利用できる社会を目指し、また一人ひとりが交通ルールを守り、命を守る行動をとるよう強く願っています。

 

さんフェアとちぎ2024大会開催!!

花丸さんフェアとちぎ2024『第34回全国産業教育フェア栃木大会』がライトキューブ、マロニエプラザ、パルティ他5つの会場で開催されました。

本校の生徒は、発表部の進行役として全国からの高校生を迎え入れ、司会・案内等活躍しました。また、生徒実行委員として開・閉会式、交流活動など会場を大いに盛り上げました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全体会場の様子です。生徒実行委員会による閉会式!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

発表部も皆様をお迎えする準備真っ最中!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いよいよスタートしました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1つ1つ丁寧に…司会頑張ります!

令和6年度修学旅行 最終日

いよいよ修学旅行の最終日。朝の光が京都の街を優しく包み込み、クラス別行動でそれぞれのエリアへと出発します。
生徒たちは少しずつ旅の終わりを意識し始めましたが、それでも一歩一歩をかみしめるように歩きました。

八つ橋作り体験ではきれいな木の香りが漂う和やかな雰囲気の中、職人さんに教わりながら米粉を練り、形を整え、一枚一枚に心を込めて作る過程で、八つ橋がただの「菓子」ではなく、歴史と風土に根ざした文化の一部であることを実感しました。

 


「ししゅうやかた」では、色糸を針に通し、一針一針慎重に刺していく作業が続きました。その瞬間だけに集中することで、心が穏やかに澄んでいくのを感じました。刺繍という作業には、完成を急がず、一歩一歩を大切にすることの大切さが現れています。自分が選んだ色糸が布に形を成していく喜びと、完成したときの達成感は、まさに京都文化の奥深さそのものでした。


京都らしさが色濃く映る「丸益西村屋」では、和紙に染めを施す体験を行いました。和紙の繊細な肌触りに触れ、職人さんの指導のもと、自分の個性を反映させながら模様を染め上げていきました。色が和紙にじんわりと染み込んでいく様子には、目には見えない心の彩りもまた映し出されているようで、一人ひとりが静かに自己を表現する時間となりました。


世界遺産にも登録される二条城は、壮麗な歴史建築が私たちを迎えてくれました。大政奉還が行われた場所として歴史的な意義を持つこの城は、単なる観光名所を超え、日本の過去と向き合う場所でもあります。煌びやかな装飾や広大な庭園を前にしたとき、日本の歴史と自然の調和に改めて心を動かされ、学んだ歴史が生き生きと息づいているように感じました。


静かな寺院で行われた座禅体験では、自分と向き合う静寂な時間が流れました。目を閉じて呼吸を整え、無心になることを目指しましたが、心はすぐに揺れ動きます。何度も繰り返し呼吸に意識を向けることで、少しずつ心が静まり、自然と自分の内面に向き合えるようになりました。現代の忙しさから離れ、心を清める座禅の経験は、普段の生活での思考の変化にもつながり、心を整える大切さを学びました。


学問の神様である菅原道真公を祀る北野天満宮での昇殿参拝は、静粛で厳かな雰囲気の中で行われました。参拝の際には未来への祈りを込め、自分の志を胸に刻みました。日本の伝統を守る神社の厳かさと、訪れる人々の思いがひとつに交わるその場に立つことで、古くから続く祈りの力と、日本の信仰文化の奥深さに触れることができました。

 

安達くみひも体験は繊細な糸を巧みに編んでいくこの伝統技術は、根気と集中力を要するものでした。一本の糸が、無数の手の動きを経てやがて美しい模様を作り出す過程は、自分の手から生まれる美しさを直に感じられる瞬間でした。伝統の技を身近に感じられるだけでなく、自分自身を信じて作品を生み出すことの大切さも学びました。

 

夕暮れ時、宇都宮に近づくと修学旅行の思い出が鮮やかに蘇りました。友達と笑い合った瞬間や感動を共有した時間、一人ひとりの胸に刻まれた経験は、今後の人生の中でふとした時に思い出される宝物となるでしょう。

旅の終わりを迎えながらも、この京都での学びと出会いを心に残し、それぞれが見つめた京都の風景や手にした経験が、これからの成長の一助となると信じています。

令和6年度修学旅行 3日目

令和6年度修学旅行 1日目 は左をクリックしてください。

本日は待ちに待った班別行動の日。生徒たちは、それぞれが心に描いていた場所へと足を運び、自分だけの旅路を歩みました。班の数は実に63。多くの選択肢の中から興味と関心に基づいて目的地を選び、自由な旅のひとときを楽しむことができました。

 

京都の街を歩く中で、多くの女子生徒たちがレンタル着物を楽しみました。色とりどりの着物に身を包み、伝統的な街並みを背景に写真を撮る姿は、まるで時代を超えたかのような美しさがありました。特に祇園の石畳を着物姿で歩く体験は、日本の歴史と文化を感じる素晴らしい瞬間でした。

多くの班が選んだ行先のひとつは、古都・京都。秋の澄みきった空気が漂い、薄っすら色づき始めた紅葉が境内を彩る中、その歴史と文化に触れることができました。そこから望む景色は、眼下に広がる京都市街や遠くにそびえる山々の絶景が広がり、まさに息をのむ美しさでした。青空の下、木々が赤や黄色に染まり始めており、季節の移ろいを肌で感じることができました。

また、社の鳥居をくぐり抜け、参道を一歩一歩を踏みしめるたびに、京都の奥深い歴史に触れることができました。
境内を取り囲む木々の間から差し込む光が、秋の京都ならではの幻想的な風景を描き出していました。

旅の楽しみは訪れる場所だけでなく、そこで味わう食べ物にもあります。京都の名物料理も、この旅を豊かにしてくれました。各寺社を訪れた後には、周辺の茶屋でいただいた抹茶パフェや、香ばしい湯豆腐が格別でした。濃厚な抹茶アイスに白玉やあんこが添えられた和スイーツは甘さ控えめで、疲れた体を優しく癒してくれます。

錦市場では、地元の名物を食べ歩きすることも楽しみのひとつでした。香ばしい焼き栗や、ふわふわのだし巻き卵、そして八つ橋の試食。京都の味を少しずつ楽しみながら歩く時間は、観光とはまた違う「味覚の旅」でした。

それぞれの場所で出会う景色や人々、そして食べ物が新たな視点で世界を見るきっかけを与えてくれました。自由に選び、感じ、味わうことのできるこの幸せ。目と舌の両方を楽しませてくれた一日でした。

 

楽しかった一日が終わり、今宵は心と体が満たされたまま、静かに夢の世界へと誘われます。月明かりが優しく照らす部屋の中で、満足感に包まれ、秋の夜の穏やかさを感じながら、ふわりとまどろんでいきます。

 

そして、旅の締めくくりとなる最終日の明日の朝。目を覚ます頃には、今日までの体験を振り返り、心躍る思い出の一ページをめくるように新たな一日を迎えたいと思います。この旅が生徒たちの心に深く刻まれ、成長の糧となることを信じて。