ブログ

服飾デザイン科の日誌

第29回全国クリエイティヴコンテスト

 今年度も、全国高等学校家庭クラブ連盟が主催する「第29回クリエイティヴコンテスト」に挑戦しました。全国46校から329点の応募がある中、本校の服飾デザイン科3年生 鈴木 若菜 さんがクリエイティヴ賞を受賞し、先月表彰式が行われました。 

 

    

作品タイトル「海洋汚染に沈むタコ」

 現在世界で問題となっている海洋汚染をテーマに製作した衣装で、材料にはプラスチックやペットボトル等も使用しています。どのように海洋汚染のテーマを衣装に落とし込むか、タコの足を表現するか、様々なことに試行錯誤しながら作り上げた衣装です。

 

第29回クリエイティヴコンテスト審査結果

 

29thクリエイティヴコンテスト作品展示会動画

 

 副賞として、鈴木さんにはミシンが贈られました。これからも素敵な作品を作ってほしいと思います。

令和5年度 ファッションショー「66」

 11月19日(土)に、白楊祭の一般公開が開催され、ファッションショーを行いました。4年ぶりの一般公開で多くの方々に課題研究の成果を発表することができました。

 

 テーマ:「66」(ナラティブ)~人間が見た世界の変化~

 私たちが紡ぐこの物語が、貴方の世界を変えますように。

 

      

 

      

 

      

 

      

 

        

 

 ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

  今年度も、様々な方に支えられながらファッションショーを成功させることができました。

 3年生は卒業まで残すところ数か月となりましたが、これからも技術を高めていきたいと思います。

令和5年度服飾デザイン科ファッションショー「66」

  11月18日(土)白楊祭にて、服飾デザイン科ファッションショーを開催します!

 今年は4年ぶりの一般公開となりますので、ぜひ足を運んでいただければと思います。

 

 ファッションショーをご覧いただくには、整理券が必要です。

 整理券の配布は、11月18日(土)9:45~(無くなり次第終了) 

         第一体育館(旧体育館)にて行います。

 配布場所にいらっしゃった方、お一人様1枚の配布となります。

 整理券をお持ちでない方の入場はできませんので、ご了承ください。

 

 みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。

上河内「いろはゆずプロジェクト」との初コラボ!

 上河内地区市民センター様、上河内地区まちづくり協議会様から、こんなお話をいただきました。

 かみかわち「いろはゆず」の皮を使ったゆず染めの布を使って何かできないか…?

 そこで、ゆず染めの美しさをいかしつつ、若い人たちにも「かわいい!欲しい!」と手に取ってもらえるような小物を考え、製作にチャレンジすることにしました!

       

 立ち上がったのは、服飾工芸部の2年生(現3年生)9名。

 試し染めに使った布をいただき、製作スタート。

 ゆず染めの布は絹(シルク)100%の薄手の布なので、扱いがとっても難しい…!!

 時間のない中で、試行錯誤しながらよく頑張りました!

 完成した作品がこちら☆

 

4月30日(日)宇都宮城址公園で行われた「フェスタmy宇都宮2023」において、上河内地区まちづくり協議会さんのブースで販売していただきました。

    

 当日はあいにくのお天気でしたが、多くのお客様にお立ち寄りいただきました!

 上河内地区まちづくり協議会のみなさま、ご覧いただいたお客様、ありがとうございました。

 初めてのコラボでしたが、とても良い経験、良い勉強になりました。

 また来年もチャレンジしていきたいです!

家庭クラブ活動「子牛用のジャケットが完成しました」

 毎年冬の恒例となりつつある、子牛用のジャケットを今年も農業経営科さんからお願いされました。

 12月から作り始め、先日2着完成しお渡しすることができました!

    

 これから生まれてくる子牛が、私たちが作ったジャケットを着てあたたかく冬を過ごせることを願って作りました。

かわいい子牛と会えるのが楽しみです♪

第28回全国クリエイティヴコンテスト

 今年度も、全国高等学校家庭クラブ連盟が主催する「第28回クリエイティヴコンテスト」に挑戦しました。全国45校から351点の応募がある中、本校の服飾デザイン科3年生 影山  歩佳 さんがクリエイティヴ賞を受賞しました。 

第28回審査結果

授賞式において、影山さんは「自分が作りたいと思っていたものが形になり、このような賞をいただくことができて嬉しい」とコメントしていました。

     

副賞として、ミシンが影山さんに贈られました。

これからも、素敵な作品をたくさん作ってください。

令和4年度 ファッションショー「§」

 11月20日(日)に、令和4年度服飾デザイン科ファッションショーが、3年生の保護者を対象に行われました。課題研究として、一人ひとりがこだわりのある衣装を製作することができました。

 テーマ:「」(ノイ)

前の世界で終止符を打ち

新しい世界で新しい自分を生きる

どんな世界にも終わりがあり 始まりがある

貴方も私と一緒に輪廻する世界へと進んでいこう

      

      

      

       

ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

今年度も、様々な方に支えられながらファッションショーを成功させることができました。

もっとたくさんの方々にご覧いただける日が、早く来ることを祈っています。

令和4年度全国高等学校長協会家庭部会 被服・服飾デザイン系高等学校長会〈栃木大会〉 【お土産編Ⅲ】

 令和4年度全国高等学校長協会家庭部会 被服・服飾デザイン系高等学校長会〈栃木大会〉で、参加者の皆さんにお渡ししたお土産について

 最後にお土産や冊子を入れてお渡しした「トートバッグ」についてご紹介したいと思います。

 トートバッグは2年生が中心となって製作を進めました。

 まず、バッグを大量に作るということが初めての体験となった2年生、試作し型紙づくりをするところから始まりました。

  

 このバッグには「織り」と「染め」の技法が使われています。

 まず、表地の真ん中の生地は、桜や車輪梅などの植物で草木染めをした糸を織機で織ったものです。

 ひとつひとつ丁寧に、時間をかけ織り上げました。

   

 次に裏地。こちらは藍がめを用いてまだら染めを行ったものです。

     

 あとはひたすら縫い合わせ、形にする作業です。裏地と縫い合わせる際にタックが寄らないように縫うところが難しかったです。

     

 ひと工程ごとに丁寧にアイロンをかけたり、入念に糸始末をしたりと、お渡しするみなさんに少しでもきれいな仕上がりのものを届けられるよう思いを込めて作りました。

     

 織物の色合いやまだら染めの仕上がりによってひとつひとつ表情の異なるトートバッグとなりました。みなさんのお手元のトートバッグはどのような風合いでしょうか?気に入っていただけたでしょうか?

 少しでも長くお手元に置いてご活用いただければ幸いです。

 ご参加くださったみなさん、本当にありがとうございました。

令和4年度全国高等学校長協会家庭部会 被服・服飾デザイン系高等学校長会〈栃木大会〉 【お土産編Ⅱ】

 令和4年度全国高等学校長協会家庭部会 被服・服飾デザイン系高等学校長会〈栃木大会〉で、参加者の皆さんにお渡ししたお土産について

 今回は、「刺し子のブローチ」をご紹介します。

 ブローチは以前から交流のある市内の障がい者就労支援施設である「TERAScompany」さんと共同で製作しました。

 まずはすくもで建てた藍がめを使用し、生地を藍染します。

  

 色のパターンをいくつか試し、TERAScompanyの山中さんとも話し合いを重ねました。重ね染めを使い分け、3パターンの藍色を作り上げました。

  

 あとはこの藍染した生地にTERAScompanyの方々が刺し子をしていただき、素敵に組み合わせ、ブローチに仕上げてくださいました。

 

 大会当日には本校職員も胸に付けており、「素敵ですね」と声をかけてくださった方がたくさんいました。皆さんにもぜひ藍染と刺し子の風合いをお楽しみいただければと思います。

 

 TERAScompanyさんのHPはこちら→https://akari-teras.com/

令和4年度全国高等学校長協会家庭部会 被服・服飾デザイン系高等学校長会〈栃木大会〉 【お土産編Ⅰ】

 令和4年度全国高等学校長協会家庭部会 被服・服飾デザイン系高等学校長会〈栃木大会〉では、参加者の皆さんに服飾デザイン科生徒が心をこめて手作りしたお土産をお渡ししました。

 そのお土産ができる工程を、ご紹介していきたいと思います。

 今回の記事でご紹介するのは、「裂き編みのコースター」と「しおり」です。

 コースターは主に2年生が、しおりは1年生が製作を担当しました。

 コースターはほとんどが、2年生が被服製作検定2級のシャツブラウスやじんべいの製作で使用した生地のあまり布で作られています。

 あまり布を1.5cmくらいの幅に切り、布テープを作ります。その布テープをつなぎ、かぎ針でコースターを編んでいきます。

    

編み上がったら、ワンポイントの模様を打ち込んだ皮と紐を付けて完成です!

  

 この皮は本校の服飾工芸部でブレスレットを作った際に余ったものの一部を使用しています。

 

 次にしおりです。しおりも日頃の授業の製作工程で出たあまり布で製作しました。

 あまり布をセンス良く並べ、ラミネートし丁寧にカットしていきます。

  

 しおりに付けるひもを作っていきます。細長く切ったあまり布2本をねじりながら合わせます。

  

 しおりに穴をあけ、ひもを通し結んで完成です。

 コースターもしおりもあまり布を活用したサステナブルなお土産となっています。

令和4年度全国高等学校長協会家庭部会 被服・服飾デザイン系高等学校長会〈栃木大会〉 【学習内容紹介編】

 令和4年度全国高等学校長協会家庭部会 被服・服飾デザイン系高等学校長会

第17回総会・研究協議会並びに学科主任研究協議会〈栃木大会〉では、

服飾デザイン科の2年生による学習内容の紹介を行いました。

 

  

 

栃木県の紹介や本校の学校紹介、服飾デザイン科での学習内容などを県内の先生方をはじめ、参加された全国の先生方の前で発表することができました。

 

また、本校の「食品科学科」が「宮れもん」を活用して商品開発した「宮れもんパウンドケーキ」も今回のお土産の一つになっており、ご紹介をさせていただきました。米粉のもっちりとした食感と、宮れもんのさわやかな香りを楽しむことができる、とてもおいしいパウンドケーキをお土産にすることができ、とても嬉しく思っています。

さらに、「流通経済科」が作成した「宮れもんパウンドケーキ」のリーフレットも一緒にお配りさせていただきました。さわやかでかわいらしいデザインでありつつも、商品の魅力が伝わる素敵なリーフレットとなっております。

パッケージシールも流通経済科が作成しているそうです。

食品科学科と流通経済科に感謝いたします。

 

令和4年度全国高等学校長協会家庭部会 被服・服飾デザイン系高等学校長会 〈栃木大会〉【お礼】

11月9日(水)・10日(木)に栃木県総合文化センターにて

令和4年度全国高等学校長協会家庭部会 被服・服飾デザイン系高等学校長会

第17回総会・研究協議会並びに学科主任研究協議会〈栃木大会〉が行われました。

 

ファッション産業における将来のスペシャリストの育成-持続可能な社会の実現を目指して-

というテーマのもと

・福岡県立香椎高等学校の研究発表

・県内の各高等学校の作品展示

・本校の学習内容紹介及びファッションショー

・「NICK NEEDLES」デザイナー 駒場 健太 氏の講話

・校長分科会、学科主任分科会

・文部科学省 山村季代教科調査官による指導講評・講話

 

など、被服・服飾デザイン系学科の活性化に向けて有意義な大会を開催することができました。

 

ご多用の中、参加していただいた県内をはじめ各県の被服・服飾デザイン系高等学校長及び学科主任・家庭科の先生方、ありがとうございました。

 

この大会を開催するにあたり、多くの方々からご協力いただきました。感謝申し上げます。

 

   

家庭クラブ活動~カーテン編~

~家庭クラブ活動報告~
 体育科の先生から「体育館のカーテンタッセルのひもが切れているので直せないか」というご相談をいただきました。
 昨年度は家庭クラブ週間で余り布を用いてカーテンタッセルを製作しましたが、今年度は切れてしまったひも以外まだ使えそうなタッセル…
 サステナブルを極めるべく、今年はきれいに洗濯をし、ひもを新しいものに付け替えることにしました。
 ひとつひとつ丁寧に手洗いをした後、新しいひもを縫い付けます。縫製はもうお手の物です♪
    

 ひもは今までの汚いもの(左)から真っ白な新しいもの(右)に生まれ変わりました!
  

 新品同様です絵文字:キラキラ
    
 体育館で活用される日が待ち遠しいです!

卒業製作発表会

1月19日に服飾デザイン科3年生の集大成でもある卒業製作発表会を行いました。

  

 

3年間培ってきた知識と技術をいかして、普段着られる服や友達とおそろいで着る服、プレゼントするための服、アウターや入学式で着るセットアップなど思い思いの作品を仕上げることができました絵文字:良くできました OK
中には、白楊祭の時に後輩が製作して販売していた可愛いヘッドドレスに合うワンピースドレスを作った後輩思いの人もいました絵文字:キラキラ

3年間、服作りを通して学んできたことを卒業後も生かしてください。

被服製作技術検定3級に合格しました!

 服飾デザイン科では1年生の前期で被服製作技術検定4級、後期で3級を受験します。
 前期では41名全員が巾着袋を製作し、合格を果たしました。3級の課題はハーフパンツです。初めての衣服の製作に苦戦しながらも何度も練習を重ねました。初めて自分が「着用できるもの」を作り上げたときの喜びは、何ものにも代えがたいものです。

 練習で失敗してしまったところを本番ではうまく縫えるだろうか…。本番は全員が緊張の面持ちで臨みました。
  <試験の様子>
      

      

 結果は・・・全員合格!!絵文字:良くできました OK2年生では2級の合格を目指してこれからも技術を磨いていきます絵文字:キラキラ

服飾デザイン科1年生 事業所見学

 12月21日(火)に服飾デザイン科の1年生が事業所見学に出かけました。見学先は世界遺産である富岡製糸場と、軽井沢プリンスアウトレットショッピングプラザです。

 富岡製糸場では、明治5年に建築された歴史ある施設を見学し、生糸の生産過程や歴史について学びました。アウトレットでは授業で学んだブランド店や自分たちで調べ学習をした店舗もあり、楽しく回りながらファッション市場の勉強もすることができました。

      

 コロナ禍で延期された事業所見学でしたが、クラス全員で無事に行くことができました。引き続き感染症対策をしっかりとし、クラスみんなでたくさんの思い出を作っていきたいです。

令和3年度ファッションショー「現」

 昨年度に引き続き、今年度も服飾デザイン科の3年生の保護者を対象にファッションショーを行いました。

テーマ:「現」(うつつ)
夢と幻 現実の混ざり
大人と子ども その狭間を私たちはステージに映す



    

  

   

  




  たくさんの方々からのご協力のおかげで、今年も無事にファッションショーを成功させることができました。ありがとうございました。
 コロナが収束し、より多くの方々にも見ていただける日が来ることを楽しみにしています。

服飾デザイン科 綿花の採取


10月8日(金)に育てた綿花の採取を行いました。
写真は白い綿花でしたが、茶色の綿花も採取しました絵文字:晴れ

      
         綿花                採取の様子   

         
         →→右から順に綿花の成長行程になっています→→
 
 採れた綿はこの後、綿繰り機という機会で、綿と種に分けられ、また畑に種を植えて・・・という繰り返しになっています。昔の人は果てしない苦労を重ねて、糸を作り、布を織っていったのだと感じます。

最後に、今年度の「伝統と織物」の授業で染色をした糸をご紹介します。

        
          2学期はこの糸を使って帯を織っていきます絵文字:良くできました OK

藍の生葉染め


7月26日(月)に伝統と織物の授業で非常勤講師をしてくださっている、宇都宮大学の佐々木先生による夏期講習が行われました。

5月頃から毎日水をあげて育てた、藍の葉が収穫時期になったため
今回は生葉染めを行いました。
   
   
       収穫した藍の葉

生葉染めのやり方です↓

         
       葉をミキサーで砕く             布で絞ります

          
      優しく布をなじませる              水で洗い流す
   
               
               とてもきれいに染め上がりました

生葉染め以外にも、板締めによる染色方法も学びました。

     →  
      好きなところを染めて          個性的な作品のできあがり

 夏の青空の下、きれいな作品が並びました♪

服飾デザイン科・畑の整備

12月24日(木)に、「伝統と織物文化」の授業で使用している畑の整備を行いました。

まず最初に、時期が過ぎた藍と綿を抜きます。
寒い中行ったので土が凍っているところもあり、大変でした。

    

マルチは産業廃棄物になってしまうため、そのままにせずきれいにはがします。



農業の先生にもお手伝いしていただき、トラクターで耕してもらいました。
 
     
      BEFORE                 AFTER
 
今年たくさん藍や綿を植えて育てた畑を綺麗に整備することで、また来年も畑に頑張ってもらいます。