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服飾デザイン科の日誌

令和4年度全国高等学校長協会家庭部会 被服・服飾デザイン系高等学校長会 〈栃木大会〉【お礼】

11月9日(水)・10日(木)に栃木県総合文化センターにて

令和4年度全国高等学校長協会家庭部会 被服・服飾デザイン系高等学校長会

第17回総会・研究協議会並びに学科主任研究協議会〈栃木大会〉が行われました。

 

ファッション産業における将来のスペシャリストの育成-持続可能な社会の実現を目指して-

というテーマのもと

・福岡県立香椎高等学校の研究発表

・県内の各高等学校の作品展示

・本校の学習内容紹介及びファッションショー

・「NICK NEEDLES」デザイナー 駒場 健太 氏の講話

・校長分科会、学科主任分科会

・文部科学省 山村季代教科調査官による指導講評・講話

 

など、被服・服飾デザイン系学科の活性化に向けて有意義な大会を開催することができました。

 

ご多用の中、参加していただいた県内をはじめ各県の被服・服飾デザイン系高等学校長及び学科主任・家庭科の先生方、ありがとうございました。

 

この大会を開催するにあたり、多くの方々からご協力いただきました。感謝申し上げます。

 

   

家庭クラブ活動~カーテン編~

~家庭クラブ活動報告~
 体育科の先生から「体育館のカーテンタッセルのひもが切れているので直せないか」というご相談をいただきました。
 昨年度は家庭クラブ週間で余り布を用いてカーテンタッセルを製作しましたが、今年度は切れてしまったひも以外まだ使えそうなタッセル…
 サステナブルを極めるべく、今年はきれいに洗濯をし、ひもを新しいものに付け替えることにしました。
 ひとつひとつ丁寧に手洗いをした後、新しいひもを縫い付けます。縫製はもうお手の物です♪
    

 ひもは今までの汚いもの(左)から真っ白な新しいもの(右)に生まれ変わりました!
  

 新品同様です絵文字:キラキラ
    
 体育館で活用される日が待ち遠しいです!

卒業製作発表会

1月19日に服飾デザイン科3年生の集大成でもある卒業製作発表会を行いました。

  

 

3年間培ってきた知識と技術をいかして、普段着られる服や友達とおそろいで着る服、プレゼントするための服、アウターや入学式で着るセットアップなど思い思いの作品を仕上げることができました絵文字:良くできました OK
中には、白楊祭の時に後輩が製作して販売していた可愛いヘッドドレスに合うワンピースドレスを作った後輩思いの人もいました絵文字:キラキラ

3年間、服作りを通して学んできたことを卒業後も生かしてください。

被服製作技術検定3級に合格しました!

 服飾デザイン科では1年生の前期で被服製作技術検定4級、後期で3級を受験します。
 前期では41名全員が巾着袋を製作し、合格を果たしました。3級の課題はハーフパンツです。初めての衣服の製作に苦戦しながらも何度も練習を重ねました。初めて自分が「着用できるもの」を作り上げたときの喜びは、何ものにも代えがたいものです。

 練習で失敗してしまったところを本番ではうまく縫えるだろうか…。本番は全員が緊張の面持ちで臨みました。
  <試験の様子>
      

      

 結果は・・・全員合格!!絵文字:良くできました OK2年生では2級の合格を目指してこれからも技術を磨いていきます絵文字:キラキラ

服飾デザイン科1年生 事業所見学

 12月21日(火)に服飾デザイン科の1年生が事業所見学に出かけました。見学先は世界遺産である富岡製糸場と、軽井沢プリンスアウトレットショッピングプラザです。

 富岡製糸場では、明治5年に建築された歴史ある施設を見学し、生糸の生産過程や歴史について学びました。アウトレットでは授業で学んだブランド店や自分たちで調べ学習をした店舗もあり、楽しく回りながらファッション市場の勉強もすることができました。

      

 コロナ禍で延期された事業所見学でしたが、クラス全員で無事に行くことができました。引き続き感染症対策をしっかりとし、クラスみんなでたくさんの思い出を作っていきたいです。

令和3年度ファッションショー「現」

 昨年度に引き続き、今年度も服飾デザイン科の3年生の保護者を対象にファッションショーを行いました。

テーマ:「現」(うつつ)
夢と幻 現実の混ざり
大人と子ども その狭間を私たちはステージに映す



    

  

   

  




  たくさんの方々からのご協力のおかげで、今年も無事にファッションショーを成功させることができました。ありがとうございました。
 コロナが収束し、より多くの方々にも見ていただける日が来ることを楽しみにしています。

服飾デザイン科 綿花の採取


10月8日(金)に育てた綿花の採取を行いました。
写真は白い綿花でしたが、茶色の綿花も採取しました絵文字:晴れ

      
         綿花                採取の様子   

         
         →→右から順に綿花の成長行程になっています→→
 
 採れた綿はこの後、綿繰り機という機会で、綿と種に分けられ、また畑に種を植えて・・・という繰り返しになっています。昔の人は果てしない苦労を重ねて、糸を作り、布を織っていったのだと感じます。

最後に、今年度の「伝統と織物」の授業で染色をした糸をご紹介します。

        
          2学期はこの糸を使って帯を織っていきます絵文字:良くできました OK

藍の生葉染め


7月26日(月)に伝統と織物の授業で非常勤講師をしてくださっている、宇都宮大学の佐々木先生による夏期講習が行われました。

5月頃から毎日水をあげて育てた、藍の葉が収穫時期になったため
今回は生葉染めを行いました。
   
   
       収穫した藍の葉

生葉染めのやり方です↓

         
       葉をミキサーで砕く             布で絞ります

          
      優しく布をなじませる              水で洗い流す
   
               
               とてもきれいに染め上がりました

生葉染め以外にも、板締めによる染色方法も学びました。

     →  
      好きなところを染めて          個性的な作品のできあがり

 夏の青空の下、きれいな作品が並びました♪

服飾デザイン科・畑の整備

12月24日(木)に、「伝統と織物文化」の授業で使用している畑の整備を行いました。

まず最初に、時期が過ぎた藍と綿を抜きます。
寒い中行ったので土が凍っているところもあり、大変でした。

    

マルチは産業廃棄物になってしまうため、そのままにせずきれいにはがします。



農業の先生にもお手伝いしていただき、トラクターで耕してもらいました。
 
     
      BEFORE                 AFTER
 
今年たくさん藍や綿を植えて育てた畑を綺麗に整備することで、また来年も畑に頑張ってもらいます。

服飾デザイン科 ファッションショー

 11月14日(土)に服飾デザイン科3年生の保護者の方々をお招きし、ファッションショーを行いました。
 例年白楊祭の一般公開で行っていたファッションショーですが、今年はコロナウイルスの影響で一般公開が中止となったため、保護者を対象とした形で開催しました。

 今年のテーマは「α」(アルファ)。これからの明るい未来への期待と、可能性を込めたテーマです。

      

      

      

 たくさんの方からのご協力や温かい応援をいただき、今年も無事にファッションショーを成功させることができました。
 ありがとうございました。

服飾デザイン科 「刺し子でワンピース作り」

服飾デザイン科1年「生活産業基礎」の取り組みです。
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、生徒休業期間だった4~5月。その休業期間中、「刺し子」の課題がありました。長方形(約20×26cm)の木綿の布に、デザインを自由に描き、刺し子糸でなみ縫いをするという課題でした。
休業期間が終了し、41名の生徒たちが思い思いの作品を完成させました。
そこで、この刺し子をした布で「何か作ろう」と話し合った結果、「ワンピース作り」に決まり、早速製作に取りかかりました。
デザインリーダー、配色リーダー、パターン(製図)リーダー、縫製リーダーのもと、各チームが製作段階順に活動していきました。放課後の活動でしたが、それぞれの役割を責任を持って担当してくれました。
  
ワンピース製図(一部)   トップスの配色    スカート部分の配色  
  
   型紙合わせ     布端の処理(ロックミシン)  ギャザー作り   
     
      身ごろ作り       えりつけ         袖つけ
  
 身ごろにフリルつけ   スカートのフリル作り  フリル・ギャザー合わせ

そして、41枚の刺し子布で製作したワンピースが完成しました!
             
初めて製作したワンピースに、みんな感激です!ワンピースの製作過程を見ていた2・3年生も「かわいいい!」と褒めてくれました。
41名で作ったワンピースは、作ることの楽しさを実感することができ、そして今後の製作の励みにもなりました絵文字:キラキラ

服飾デザイン科 キャリア形成支援事業

 10月23日(金)服飾デザイン科3年生はキャリア形成支援事業として、ヘア・メイクの授業を行いました。
 例年、美容室『KEIJI CLASS(ケージ クラス)』のスタッフさんの皆さんに講師を務めていただいています。
 今年度はヘアアレンジを秋澤さんと高塩さん、メイクを塚田さんと村上さんから教えていただきました。
  
 アイロンやコテを使用したヘアアレンジをウィッグを使って実践しました。さらに学校祭で行うファッションショーの衣装に合わせたヘアアレンジも教えていただきました。
      
  
 メイクでは舞台映えするメイクのポイントやイメージに合わせた色の使い方、ショーの衣装に合わせたメイクについても教えていただきました。
      

 『KEIJI CLASS(ケージ クラス)』のスタッフの皆さん、丁寧なご指導をありがとうございました。

 今年度は校内発表、そして服飾デザイン科3年生の保護者の方へのファッションショーに向け準備を進めています。その舞台で私たちの日頃の学習の成果を発揮できるよう、今回学んだヘア・メイクを生かして頑張りたいと思います!

服飾デザイン科【藍染め】 たたみ絞りをしました!

9月4日(金)、「伝統と織物文化」の2学期初めの授業は藍染め(2回目)です!

手ぬぐいを規則に従ってたたんでいき、板ではさんで染液に浸ける「たたみ絞り」をしました。

 


たたんだ布を染液に浸けます!



たたみ方、どの部分を染液に浸すかによって、出来上がる模様も変わってきます☆



同じたたみ方、染め方をしても、それぞれに違った素敵な作品に仕上がるのが、染色の面白さですね!

キラキラ 服飾デザイン科 ミニファッションショー

 8月4日(火)に服飾デザイン科3年生が、検定や授業で製作した作品でミニファッションショーを行いました。

 1年次に製作したハーフパンツ(検定3級)とタイトスカート♪
     

 2年次に製作したシャツブラウス(洋服2級)とワンピース絵文字:ハート
     

 3年次に製作したジャケット(洋服1級)と2年次に製作したストレートパンツのコーディネート絵文字:キラキラ
     

 選択の授業で製作した甚平(和服2級)と浴衣(和服1級)
     

 昨年度の3年生が課題研究で製作した衣装も披露しました。
     

 今年度の課題研究の製作も3年生一丸となって作り上げたいと思います!

服飾デザイン科「伝統と織物文化」夏期特別講座

7月31日(金)服飾デザイン科2年生が「伝統と織物文化」の夏期特別講座として「藍染め」を行いました。この授業は、宇都宮大学教授 佐々木和也先生 にご教授いただいています。

今日は、シルクのストールと糸を別々の方法で染色します (^0^)


まず、畑で育てた藍の収穫から ♪
            

収穫した藍の葉で『生葉染め』をしました。白いシルクのストールに染色しました。


染めた瞬間は緑色なのですが、空気に触れるときれいな藍色になります(^^)
   

梅雨も明けていい天気!!
  


続いて糸への染色です!
乾燥させた藍の葉を煮出して染色します。
 ← 左:乾燥させた葉 右:発酵させた葉

  

一番初めに染色した糸は濃い色に染まりますが、2番目、3番目と徐々に色は薄くなってしまいます。
  
染色の変化に生徒も驚いていました!
この糸で帯を織っていきます。楽しみ♪♪

服飾デザイン科3年「キャリア形成支援事業」

7月10日(金)、服飾デザイン科3年生のキャリア形成支援事業を行いました。
モデルや学校法人織田学園特別講師など、多方面で活躍されている宇佐美恵子先生を講師に迎え
美しいウォーキングについてご指導をいただきました。
まずは美しく立つ姿勢から教えていただき、自分たちの癖を知るところから学びました。
    

歩く際の姿勢の保ち方や腕の位置、ターンの仕方、視線について実践しながら
教えていただきました。
新型コロナウイルス感染防止対策により、生徒はマスクを着用しながらの講習となりましたが、
先生が実演されるときには生徒と距離を保ちながらマスクを取り、表情のご指導もしてくださいました。
    
  

今回学んだことを校内ファッションショーや今後の生活に生かしていきたいです。
貴重なお話もたくさん聞かせていただき、充実した時間となりました。
宇佐美先生、ありがとうございました。

服飾デザイン科・どんぐりの染色


 6月12日(金)、「伝統と織物文化」の授業で、どんぐり(クヌギ)による染色を行いました。

 一体どんな色に染まるのか、わくわくしながら染色を行いました絵文字:晴れ

「媒染」という色素を定着させるための工程を、ミョウバン(アルミ)と鉄で施しました。ミョウバン媒染はきれいな茶色に、鉄媒染は赤っぽい灰色になり、それぞれが異なった、とても深みのある染め上がりになりました。


      
   ミョウバンでの媒染               鉄での媒染 

 これからの授業でたくさんの糸を染めていき、最終的にはその糸を用いて、帯を製作していきたいと思います。

服飾デザイン科 アイの畑~心をこめて~

5月15日(金)、「伝統と織物文化」の授業で毎年植えているタデアイの苗植えと、和綿の種蒔きをしました。
本来であれば授業を選択した生徒のみなさんと行いますが、今年は授業担当の先生方で行いました。
授業担当の先生は佐々木先生と染谷先生です。

和綿は衣服の素材となる綿、タデアイは藍染めに使われる染料になります。
みなさん、授業を楽しみにしていてくださいね!

      

      

晴れ 服飾デザイン科「手づくりベア」と初夏の白楊高校

みなさんはお家でいかがお過ごしですか?
ところで、3年生のみなさん!この布 ↓ に見覚えありませんか?卒業生が寄付してくれた布や、みなさんがジャケットやパンツで使用して余った布たちです。まだまだ使える布ばかり・・・。
             
そこで、服飾デザイン科はこれらの布を使って、『手づくりベア』を製作しました。

<材料>
 余り布・わた・ボタン ※型紙はこちら→「手づくりベア」型紙.pdf
<製作工程>
       布を裁断し、パーツごとに縫い合わせます。頭は縫い合わせるのが難しいので注意!
             

       布を返し、綿を入れて返し口をかがります。パーツを縫い付けて目などをつけたら完成です!
             

 それでは、手作りベアと学校の風景をお楽しみください♪
        

なかなか外出できない日々が続きますが、お家で有意義な時間を過ごしてくださいね。みんなもLet's make a bear!!

服飾デザイン科「プリーツマスク作り」

白楊生のみなさん、服飾デザイン科のみなさん、お元気ですか?
私たち服飾デザイン科教員は、マスク不足ということもあり、「マスク作り講習会」を開きました。
今回は、和裁の授業で使われる「さらし」の布を利用し、『プリーツマスク』を作りました。
                    材料(さらし・ゴム等)
                    
                       製作風景
   
                折り目をつける作業は丁寧に行いました。
           
市販のゴム(幅約5.5mm)を使用したマスク、再利用として市販のマスクのゴムを切り取って使用したマスクをそれぞれ作りました。  

    
マスクの完成です。洗濯してもあまり収縮せず、何度も使用できますよ絵文字:良くできました OK

布(余り布・古着等)と針と糸があれば、何か小物を作ることができます。この機会に、何か作ってみてはいかがでしょうか?登校した際、見せてくださいね
絵文字:キラキラ
皆さんに、早くお会いできることを祈っています。