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【附属中】矢東教養アカデミア開催
1月23日(木)附属中3年生による総合的な学習の時間『矢東教養アカデミア』を開催しました。
3年生は、「将来に生きる研究に取り組もう」というテーマのもと、一人一人が自分の興味や関心を考え、研究する課題を設定しました。本やインターネットで調べるだけでなく、自分たちで調査や観察、実験なども行いました。
その活動のまとめとして、1月にぞれぞれのゼミで研究発表会を行いました。今回は各ゼミの代表者による発表会です。来年度を見据えて、2年生にもその様子を見てもらいました。
<発表1>「海の生き物の毒棘について ~毒棘の必要性とその特徴~」(小川さん)
毒棘の模型を自分で作ってみて、実験を行いました。実験がうまくいかない時には、別のやり方を試してみるなど、科学的な 手法を用いて、その仕組みを調べることができました。
<発表2>「英語の学習について」(青木さん)
学校生活に直結したテーマを設定し、全校生徒へのアンケート調査によって得た情報について、様々な角度から分析し、考察することができました。内容によっては、クロス集計を用いるなど、統計的な学びがありました。
<発表3>「わくわくする絵本をつくりたい」(渡邉さん)
研究の動機及び目的がはっきりしており、絵本を作成するために必要な項目を重点化することで、とても分かりやすい発表を行いました。また、学んだことをもとに、実際に自分で絵本を作成することができました。研究を通して得た成果物をさらに活用してほしいと思います。
<発表4>「コンビニの秘密 ~立地条件と店内配置の関係性」(山崎さん)
身近な存在であるコンビニに着目し、「なるほど」と納得させられる内容となりました。本やインターネットを用いて情報収集し、さらには、フィールドワークを行い、実際の店舗を訪問しました。自分の目で見たことや感じたことを深く考察することで、立地条件に合った店内配置について、自分なりに考えることができました。
<発表5>「今の日本の交通事故の実態 ~交通事故減少のためには~」(古内さん)
写真やグラフを効果的に用いながら発表することで、聞き手にとって分かりやすい発表をすることができました。また、外国の交通事故と日本の交通事故を比較検討しながら考察することで、交通事故を減少するための方法を考えることができました。
<発表6>「食物アレルギーについて ~アレルギーとの向き合い方を考える~」(中里さん)
先進国と発展途上国の違いをまとめながら、アレルギーとの関連を考察しました。また、アレルギーの原因となる小麦の代用品として、米粉に着目し、ベーグルを作りました。試行錯誤しながら、少しでも出来栄えのいいものをつくる過程を通して、アレルギーとの向き合い方を考えることができました。
発表を聞いた2年生からも多くの質問が出ました。
各発表者はその質問に対して、自分なりの考えで、しっかりと回答する姿が印象的でした。
代表者の皆さん興味深い発表ありがとうございました。