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部活動日誌
第21回「地域の伝承文化に学ぶ」コンテスト結果報告
國學院大學・高校生新聞社主催の第21回「地域の伝承文化に学ぶ」コンテスト地域文化研究部門(団体)において、リベラルアーツ同好会の作品が優秀賞に選ばれました。
昨年度から引き続き行っている「釜の蓋まんじゅう」に関する研究について、今年度は「渡辺清絵日記」を中心に研究を行い、共同論文としてまとめました。
風習を研究テーマとして追うことは非常に難しいといわれていますが、次年度も研究を深められるように励んでいきたいです。
表彰式の様子
サッカー部ボランティア活動報告
11月22日、私たち高校サッカー部のメンバーは、地元の団体が主催するボランティア活動に参加しました。活動内容は、障害を持つ子どもたちと一緒にサッカーを楽しむというものです。
初めは少し戸惑いもありましたが、子どもたちの屈託のない笑顔と、ひたむきにボールを追いかける姿にすぐに引き込まれました。パス交換、ドリブル、そしてゴールが決まったときの大きな歓声。技術や言葉の壁を越え、ただ純粋に「サッカーを楽しむ」という喜びを共有できました。
一緒に汗を流し、ハイタッチを交わす中で、私たち自身が多くのことを学ばせてもらった貴重な経験です。これからもサッカーを通じて地域との繋がりを大切にし、活動の輪を広げていきたいと思います。
栃高文連社会部会研究発表大会 参加報告
11月19日に大田原高校を会場として、栃木県社会部会研究発表大会が開催されました。
来年度、横浜で開催される全国大会への出場権をめぐって、【地理・産業】【歴史・考古】【公共・政策】の3部門の最優秀賞を選出する大会でしたが、本校は【地理・産業】【公共・政策】部門において最優秀賞を受賞することができました。
また【歴史・考古】部門でも、優秀賞をいただくことができたため【ポスター】部門として全国大会へ出場します。
今回の研究にあたり、協力していただいた方々には大変お世話になりました。この場をお借りして、心より御礼申し上げます。次年度の全国大会では、同好会の悲願である全国大会での最優秀賞を目指していきます。
発表の様子
(高)野球部の秋~活動報告~
ついこの間まで暑さに参っていたかと思えば、もう10月も下旬となりました。
日が暮れるのがとても早くなりました。朝晩は肌寒さを感じます。
7時間目の授業が終わる頃に3階の渡り廊下から見える、西の山に夕陽が沈んでいく様子は、叙情的な雰囲気を湛えています。心なしか、世界が静かに感じられます。
「雲去れば もののかげなく うす赤き 夕日の山に 秋風ぞ吹く」 若山牧水
ススキが揺れ、コスモスが揺れ、人の心も揺れ動く季節のような気がします。
「春愁秋思を知るなんぞ限らん」とは、白居易の詩です。誰しも、秋は様々な物思いを繰り返してしまう季節です。そうやって人は成長していくのでしょう。
高校生諸君には、たくさんのことにチャレンジし、たくさん悩んで、大きく成長していってほしいと願っております。
さて、夏の選手権大会が終わり、新チームが始動してから2ヶ月が経ちました。3年生が引退し、2年生4名(選手1名、マネージャー3名)、1年生8名(選手7名、マネージャー1名)で日々、活動しています。
この秋は、矢板高校・黒磯南高校・黒羽高校との4校で連合チームを編成し、大会に参加しました(期間限定。来春は人数を揃えての単独チームでの大会出場を目指しています。中学生の受験、入学、入部を心よりお待ちしております!!)。
《大会結果》
・第78回秋季栃木県高等学校野球大会(3-14 鹿沼南)
・第16回1年生大会(2-12 足利大附)
・令和7年度北部地区親善野球大会(1-7 那須清峰)
残念ながら、秋の諸大会では1勝をあげることができませんでした。
※本校マネージャーは、夏の選手権大会栃木大会で開会式司会を担当した3年生に続いて、2年生が秋季大会決勝でアナウンスを担当しました。大変貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。
連合チームは、各校の雰囲気やルーティン、さらには野球観や方針が違うメンバーが集まっています。
その中で、プレーにおけるポジションや打順はもとより、プレー以外のチーム内での立ち居振る舞いなど、普段の自分がやっていることとは違うことが求められるシーンが多くあります。協働性や柔軟性が養われたのではないでしょうか。
選手はもちろん、顧問も迷い、悩み、葛藤しながら、たくさんの学びを得ることができました。連合チームを組んでくださった学校の選手、顧問、保護者の皆様に感謝申し上げます。
高校野球は全国一斉で11月中旬から2月末まで、練習試合禁止期間に入ります。
部活動の指導は、教室での学びを、少し場所を変えて行っているものだと捉えています。
教室での学習は、「教科を学ぶ」ことはもちろん、「教科で学ぶ」ことが本質です。同じように、グラウンドでの活動も、「野球を学ぶ」こと以上に「野球で学ぶ」姿勢、意識を大切にさせていきたいと考えています。
このオフシーズンには、基礎練習に地道に粘り強く取り組んでいくほか、幼稚園児・小学生を対象とした野球教室の運営、生涯スポーツイベントへのボランティア参加、審判講習会の受講など、プレー以外の場面でも人間的な成長を図っていきたいと考えています。
これからも、矢板東高校野球部をどうぞよろしくお願いいたします!
文責:顧問(監督) 星野廣之
フェアトレード商品の校内販売実施報告
リベラルアーツ同好会と有志によるフェアトレード商品販売を、10月14日から17日にかけて、実施しました。
この企画は、10月17日が貧困撲滅のための国際デーとなっていることを踏まえた新しい取り組みとして実施しました。
当日は、フェアトレードカンパニー株式会社ピープルツリーから商品を購入したものを販売しました。またアジア学院からも商品を購入し、販売させていただきました。
4日間の実施期間を設けていましたが、多くの方々の協力があり、3日目には商品が完売となりました。これらの活動で得た利益は、すべて寄付に充てていきます。
今回の趣旨に賛同し商品を購入してくださった方々、大変ありがとうございました。
販売の様子