部活動日誌

2022年8月の記事一覧

美術部  全国高等学校漫画選手権大会出場

美術部の取り組む表現分野は、デッサン・デザイン・油絵・立体・イラストや漫画など多岐にわたります。1学期には体育大会ポスター、矢東祭Tシャツのデザインも担当しました。また、6名の生徒が那北地区のデッサン講習会に参加しました。7月30日から31日に開催された第31回全国高等学校漫画選手権大会には、5名の生徒が出場しました。夏休みには学校祭に向け、部誌を制作したところです。それぞれの活動で忙しい中、全員がイラストを描き上げ編集しました。次は12月に行われる高校美術展や各種コンクールを目標とし、制作に本腰を入れていきます。

 

         
       体育大会ポスター          矢東祭Tシャツデザイン

  
      デッサン講習会         第31回全国高等学校漫画選手権大会

令和4年度 全国高等学校社会科学・郷土研究発表大会

リベラルアーツ同好会の3年生2名・2年生3名で結成されたグループが、令和4年8月5日()~6日()に、神奈川県で開催された表題の大会に出場しました。この大会は、予選を通過した全国12の高校の社会科系部活動・同好会が出場できるものです。大会1日目、本校は「三角点の地目の謎を解く ―さくら市の鉄道史―」というテーマで発表を行いました。以下、研究の概要です。

栃木県のさくら市立氏家中学校の敷地内にある四等三角点「氏家中学」。国土地理院の「基準点成果等閲覧サービス」によると、この三角点の現況地目は「学校用地」ではなく「鉄道用地」となっている。また、同じさくら市内の南小学校・押上小学校においても同様の現象が見られる。しかし、それぞれの学校がある地点は、現在いずれも鉄道が走っている場所からは離れている。この地域における鉄道網の移り変わりを探ることで、この疑問に対する答えが見えてくるかもしれないと考え、現地調査・新旧地形図の比較・文献調査などを行った。その結果、氏家中学校は「喜連川人車鐡道」、南小学校は「阿久津河岸への鉄道敷設計画」、押上小学校は「旧東北本線長久保駅」との関連が明らかになり、学校用地にあるのに鉄道用地として登録されていると考えられると結論付けた。

PowerPointのスライドを中心とした13分弱の発表ではありましたが、全国の舞台でも堂々と、特にリベラルアーツ同好会会長の佐々木さんが三角点について語る箇所ではそのマニアックさに会場内に何度も笑いが起こり、和やかな雰囲気の中で発表を行うことができました。

 

 他校の研究発表を聴いていると、そのレベルの高さに圧倒され、このような研究の視点もあるのかとたくさん勉強させられながらも、最優秀賞に次ぐ優秀賞を受賞することができ、努力が結果に結びつくこととなりました。

大会2日目は、他校の生徒と鎌倉の史跡の巡検に参加し、大河ドラマの舞台となっている鎌倉の歴史等について、見聞を広げることができました。

今回の研究発表にあたり、多大なるご協力をいただいた皆様に深く御礼を申し上げます。今後も個々人が「楽しい」と思える研究を継続していきたいと思いますので、引き続き宜しくお願い致します。




高校サッカー部【Jヴィレッジ】

 

   サッカー部では8月12()13()の2日間に日本サッカーの聖地である福島県のJヴィレッジに遠征に行きました。素晴らしい環境のもとで全国の強豪と試合をすることができ、貴重な経験となりました。また、宿泊を伴う、集団行動を通して一人ひとりの社会性等を育むことができました。コロナ禍において、県外への移動や宿泊が制限、自粛されてきた3年間ではありましたが、今年、県外遠征できたことは、必死に我慢し続けてきた選手たちにとって大きな飛躍に繋がっていくと思います。試合に勝つために練習をする。勝ちに拘るために、生活の24時間に拘る。その大切さを感じた2日間であったと思います。主催してくれた安積高校サッカー部の皆様、大変お世話になりました。

 

【戦績】

矢板東A vs 聖和学園高校A   7対3 勝ち

矢板東A vs 安積高校A     2対1 勝ち

矢板東A vs 小名浜海星高校A  4対0 勝ち

矢板東B vs あさか開成高校    1対2 負け

矢板東B vs 須賀川創英館高校B 2対5 負け



高校サッカー部【VS 筑波大学蹴球部】

 8月6日(土)に筑波大学蹴球部と練習試合を行いました。40分×3本で1-11で敗戦。フィジカル面だけでなく、技術の高さ、素早さの違いを目の当たりにしました。本校サッカー部も果敢に攻防を仕掛け最後までチャレンジしましたが、勝負に対する向き合い方や覚悟に大きな違いを感じました。筑波大学蹴球部小井土監督にも観ていただき、選手たちに対して様々なアドバイスや厳しい指摘、実演等をしていただきました。また、最後には筑波大学の説明や蹴球部の考え方、サッカーに対する熱意や覚悟について話していただきました。生徒だけでなく、私自身も考えさせられる部分が多くあり、常に学び続けなければいけないと痛感しました。個人として、チームとしてさらに成長できるよう日々精進していきます。筑波大学蹴球部の皆様、小井土監督ありがとうございました。

女子バレーボール部大会報告(北部総体)

矢板東高校女子バレーボール部、大会報告です。

 

729日、県北体育館において、北部支部総合体育大会が行われました。新チームになってはじめての大会でした。(この大会は、北部地区の10校によるトーナメント形で実施。なお、本校バレー部のように6月のインハイ予選で3年生が引退した学校と、3年生が残る学校とが混在する形で行われました)。

 

 

 

1回戦 vs. 黒磯高等学校             28-2625-182-0

 

 

 

2回戦 vs. 矢板高等学校            18-2514-250-2

 

 

 

1回戦の黒磯高校戦では、新チームがめざしている粘り強いバレーを体現することができ、勝利を収めることができました。2回戦の矢板高校戦では、相手チームは3年生が残っていることもあり、苦しい展開となりましたが、相手の強打を拾い、攻撃につなげるなど随所に良いプレーも見えました。

 

今大会は2回戦で敗退となりましたが、積極的、前向きにプレーし続けたことで、新チームになってはじめての大会を有意義に終えることができたのではないかと考えています。大会で見えた課題を見つめながら、これからも活動していきたいと思います。

 

次の大会は、918日(土)から開催される全国選手権大会栃木県予選(春高予選)となります。日頃の学校生活を大切にして練習に励んでいく所存です。今後ともよろしくおねがいいたします。