部活動日誌

部活動日誌

栃高文連社会部会研究発表大会 参加報告

11月19日に大田原高校を会場として、栃木県社会部会研究発表大会が開催されました。

来年度、横浜で開催される全国大会への出場権をめぐって、【地理・産業】【歴史・考古】【公共・政策】の3部門の最優秀賞を選出する大会でしたが、本校は【地理・産業】【公共・政策】部門において最優秀賞を受賞することができました。

また【歴史・考古】部門でも、優秀賞をいただくことができたため【ポスター】部門として全国大会へ出場します。

今回の研究にあたり、協力していただいた方々には大変お世話になりました。この場をお借りして、心より御礼申し上げます。次年度の全国大会では、同好会の悲願である全国大会での最優秀賞を目指していきます。 

              発表の様子

 

(高)野球部の秋~活動報告~

ついこの間まで暑さに参っていたかと思えば、もう10月も下旬となりました。

日が暮れるのがとても早くなりました。朝晩は肌寒さを感じます。

 

7時間目の授業が終わる頃に3階の渡り廊下から見える、西の山に夕陽が沈んでいく様子は、叙情的な雰囲気を湛えています。心なしか、世界が静かに感じられます。

 

雲去れば もののかげなく うす赤き 夕日の山に 秋風ぞ吹く」 若山牧水

 

ススキが揺れ、コスモスが揺れ、人の心も揺れ動く季節のような気がします。

 

「春愁秋思を知るなんぞ限らん」とは、白居易の詩です。誰しも、秋は様々な物思いを繰り返してしまう季節です。そうやって人は成長していくのでしょう。

 

高校生諸君には、たくさんのことにチャレンジし、たくさん悩んで、大きく成長していってほしいと願っております。

 

さて、夏の選手権大会が終わり、新チームが始動してから2ヶ月が経ちました。3年生が引退し、2年生4名(選手1名、マネージャー3名)、1年生8名(選手7名、マネージャー1名)で日々、活動しています。

 

この秋は、矢板高校・黒磯南高校・黒羽高校との4校で連合チームを編成し、大会に参加しました(期間限定。来春は人数を揃えての単独チームでの大会出場を目指しています。中学生の受験、入学、入部を心よりお待ちしております!!)。

 

《大会結果》

・第78回秋季栃木県高等学校野球大会(3-14 鹿沼南)

・第16回1年生大会(2-12  足利大附)

・令和7年度北部地区親善野球大会(1-7 那須清峰)

 

残念ながら、秋の諸大会では1勝をあげることができませんでした。

※本校マネージャーは、夏の選手権大会栃木大会で開会式司会を担当した3年生に続いて、2年生が秋季大会決勝でアナウンスを担当しました。大変貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。

 

連合チームは、各校の雰囲気やルーティン、さらには野球観や方針が違うメンバーが集まっています。

その中で、プレーにおけるポジションや打順はもとより、プレー以外のチーム内での立ち居振る舞いなど、普段の自分がやっていることとは違うことが求められるシーンが多くあります。協働性や柔軟性が養われたのではないでしょうか。

 

選手はもちろん、顧問も迷い、悩み、葛藤しながら、たくさんの学びを得ることができました。連合チームを組んでくださった学校の選手、顧問、保護者の皆様に感謝申し上げます。

 

高校野球は全国一斉で11月中旬から2月末まで、練習試合禁止期間に入ります。

 

部活動の指導は、教室での学びを、少し場所を変えて行っているものだと捉えています。

教室での学習は、「教科を学ぶ」ことはもちろん、「教科で学ぶ」ことが本質です。同じように、グラウンドでの活動も、「野球を学ぶ」こと以上に「野球で学ぶ」姿勢、意識を大切にさせていきたいと考えています

 

このオフシーズンには、基礎練習に地道に粘り強く取り組んでいくほか、幼稚園児・小学生を対象とした野球教室の運営、生涯スポーツイベントへのボランティア参加、審判講習会の受講など、プレー以外の場面でも人間的な成長を図っていきたいと考えています。

 

これからも、矢板東高校野球部をどうぞよろしくお願いいたします!

 

文責:顧問(監督) 星野廣之

フェアトレード商品の校内販売実施報告

 リベラルアーツ同好会と有志によるフェアトレード商品販売を、10月14日から17日にかけて、実施しました。

この企画は、10月17日が貧困撲滅のための国際デーとなっていることを踏まえた新しい取り組みとして実施しました。

 当日は、フェアトレードカンパニー株式会社ピープルツリーから商品を購入したものを販売しました。またアジア学院からも商品を購入し、販売させていただきました。

 4日間の実施期間を設けていましたが、多くの方々の協力があり、3日目には商品が完売となりました。これらの活動で得た利益は、すべて寄付に充てていきます。

 今回の趣旨に賛同し商品を購入してくださった方々、大変ありがとうございました。

 

              販売の様子

全国発酵食品サミットinとみや実行委員会主催 全国発酵甲子園高校生ピッチコンテスト

 10月11日土曜日に宮城県富谷市、富谷中央公民館にて行われた、全国発酵甲子園高校生ピッチコンテストに本校から2名が参加してまいりました。岐阜県や東京都など全国各地から5校が集まりました。それぞれの地域に根ざした発酵の歴史と、発酵食品を利用したレシピに関する、興味深い発表が展開されました。本校は那須野が原を舞台とした日本遺産を交え、りんごヨーグルト味噌汁として考案したレシピを発表し、郷土愛賞をいただくことができました。

 発表に際して審査員の方からアドバイスをいただきました。また同時に開催された発酵マルシェへの参加を通し、日本全国の、発酵に関する活動をされる方や企業の方と直接お話しする機会を得ました。今回のコンテストを経て、発酵に関する知識を深めるだけでなく、探究の面白さや、実際に話を聞き、人と触れ合うことの楽しさを感じられました。

 保護者の方をはじめ、関係してくださった皆様、ありがとうございました。

       

 富谷中央公民館     発表の様子           受賞後の様子

第4回コノヒトカン1000缶プロジェクト社会課題アイデアコンテスト参加報告

 10月4日に、岡山県で開催された「第4回コノヒトカン1000缶プロジェクト社会課題アイデアコンテスト」に、リベラルアーツ同好会の生徒5名が参加しました。

 このコンテストは、世界一あったかい缶詰「コノヒトカン」を活用して社会課題を解決するアイデアを競うものです。今回は全国から117チームの応募があり、事前の書類審査を通過した25チームがIPU・環太平洋大学に集い、プレゼンテーションを行いました。本校は、那須烏山市の特産品である中山カボチャを活用した社会課題解決を提案しました。

 結果として、賞を受賞することはできませんでしたが、参加した生徒にとって、貴重な経験となりました。

 

     会場にて         プレゼンテーションの様子

日本NIE協会主催 全国高校生探究発表会 参加報告

 

 9月27日土曜日に愛知県名古屋市、愛知東邦大学にて行われた、全国高校生探究発表会に本校から2名が参加してまいりました。日本全国から6校が選出され、新聞を利用した探究活動に関する発表が行われました。「道の駅」や「情報リテラシー」等、幅広いテーマで発表が展開される中、本校は「令和の米騒動と政治」に関する発表を行いました。

 自分たちの探究を他校高校生や有識者の方々、新聞社の方に向けて発信することで、学びを深めることができました。また他校の発表に触れることで、内容、そして発表そのものに対する態度など、刺激を受けることができました。この経験を糧に、さらなる探究へ向かってまいります。

 保護者の方をはじめ、関係してくださった皆様、ありがとうございました。

会場である愛知東邦大学  発表の様子

     東邦大学の入り口で               発表の様子

男子バレーボール部 大会報告

9月20日に県南体育館で行われた選手権大会に参加し、初戦は高根沢高校と対戦しました。1セット目はサーブのカットミスが崩され続け、その流れのままセットを取られてしまいました。2セット目は流れを変えることができ、競った展開となりましたが、セットを取り切れず、一回戦で敗退してしまいました。

この大会を踏まえて「基礎的なレシーブ」の重要性と、スパイカーとブロッカーとの空中戦においても頭を使って「点を取る技術」を磨く必要があることに気付くことができました。今後は、練習の内容をより基礎的な力を身につける練習にシフトし、チームの弱点をカバーして次の大会に挑みたいと考えています。これからの男子バレーボール部に期待と応援をよろしくお願いします。

(文責:小塚遼大)

 

 

(高)スポーツクライミングのアジアチャンピオンに輝きました!

スポーツクライミングで活躍している3年生の船木陽くんが、8月20日(水)から8月24日(日)にかけて行われた「IFSC アジアユース選手権2025(中国・貴陽)」に出場し、優勝しました!

※関連記事URL

https://www.ifsc-climbing.org/events/ifsc-youth-asian-championships-guiyang-2025/results/index

https://www.city.yaita.tochigi.jp/soshiki/kokutai-sports/5.html(矢板市HP)

 

念願の国際大会での初優勝です!

 

船木くんは、5月に開催された「第13回リードユース日本選手権佐賀・多久大会」において、男子U-19カテゴリーで見事に優勝。7月に開催された「IFSC アジアユース選手権2025(フィンランド・ヘルシンキ)」に出場しましたが、惜しくも5位。

 

引き続き日本代表として出場した今大会にて、アジアチャンピオンに輝きました。悔しさを糧に努力を重ね、素晴らしい結果を出しました。

 

1日目の予選を2位で通過し、決勝では逆転で優勝を決めました。船木くんらしいダイナミックでスピーディー、かつ粘り強いクライミングが会場を魅了する様子が実況・解説から伝わってきました。

 

 帰国後に話を聞くと、移動や会場での予期せぬアクシデントもある中での大会参加だったようです。また、関連行事への参加や学業との両立、緊張やプレッシャーがある中で、環境に適応して素晴らしい結果を残してくれました。

 

なお、9月17日には市役所にて森島市長より功績をたたえられ、「市民特別賞」が授与されました。矢板市として2例目、矢板市在住者では初の受賞とのことです。

 

船木くんは今後もシニア世代における日本代表入り、世界大会出場を目標に掲げており、引き続き活躍が期待されます。担任として、精一杯応援していきたいと思います。

 

引き続き、さまざまな大会での活躍を応援していきたいと思います。ご声援、ありがとうございました。

 

文責:担任 星野廣之

 

※新聞記事は下野新聞社様より二次利用許諾済み。

第10回五代友厚甲子園参加報告

9月23日に大阪取引所で開催された、「第10回記念大会五代友厚甲子園」にリベラルアーツ同好会の生徒が参加しました。

本校は「五代と万博と国産木材」をテーマに、これまでの探究活動の成果をまとめ、スライド発表を行いました。

当日は、一次審査を通過した8チームによるプレゼンテーションでしたが、プレゼンテーション後の質疑応答も非常に活発であり、緊張感のある大会でした。

結果として優秀賞を受賞することができましたが、それ以上に探究活動の面白さに気付くことができた貴重な体験となりました。

     大阪取引所にて            五代友厚像前

         発表の様子

 

(高)サッカー部が矢板市文化スポーツ複合施設でアスリートチェックを実施しました。

 9月4日、本校サッカー部は矢板市文化スポーツ複合施設にてアスリートチェックを受けました。

 まず、身長・体重・体組成の測定を行い、日々取り組んできた食事管理やトレーニングの成果を数字で確認することができました。今回の結果を踏まえ、試合で走り負けず、競り負けない選手を目指して、さらにトレーニングに励んでいきます。

 続いて、20メートル走や垂直跳びなど、4種目の測定を実施しました。まるでプロのアスリートのような本格的な測定で、生徒たちは楽しみながら真剣に取り組んでいました。後日、測定結果に基づいたフィードバックをいただける予定です。今後はそのアドバイスを練習に生かし、より質の高いトレーニングを積み重ねていきます。