烏山和紙
叩解(こうかい)

叩解について

塵取り(ちりとり)後の繊維を細かく砕く作業です。
紙の種類によって手打ち叩解(*1)とビーター叩解(*2)の2つの方法を使い分けます。

用語解説

(*1)手打ち叩解
樫(かし)の木の台の上に楮(こうぞ)の皮をのせ、樫の棒で叩きながらときほどきます。

(*2)ビーター叩解
コンクリートの循環式水槽の中に楮の皮を浸し、角型ドラムの回転によって皮を叩き、ときほどきます。

叩解した後の原料

昔のビーター叩解用の機械

昔のビーター叩解用の機械

塵をとった楮を流し入れます。

塵をとった楮を流し入れます。

叩解中

半円形の筒の中にドラムがあります。


叩解(1.11MB)