スイッチ教材

スイッチ

■スイッチ1
 障害が重度の「児童生徒はおもちゃの小さなスイッチを押すことが難しいため、
わずかな動きやその子のできる動きで作動するスイッチを作りました。
おもちゃを改造し、外部からスイッチで操作できるようにしました。

①アルミホイルスイッチ
 クリップの先のアルミホイル同士が接触するとONになります。
    小さな力でもスイッチを押すことができます。

     「作り方」

②握るスイッチ
 タクトスイッチを4つつなげて手のどの部分当たっても
スイッチがONになるようにしました。


 
③引っ張るスイッチ
 タクトスイッチにひもをつけて引っ張るようにしました



④棒スイッチ:全方向スイッチ

 市販のプッシュボタンにローラーを取り付けて棒スイッチを製作しました。
    弱い力でONすることができます。



⑤鈴スイッチ
 鈴にはコードが取り付けられていて鈴同士が触れるとONになります。



■スイッチ2
 手指機能の向上をねらい、「手首をひねる」「握って目的の所で離す」等の動作で
   ONになるスイッチを作りました。 
    おもちゃを接続し、できたときに音が鳴るようにしました。
 
①鉄の玉を入れるスイッチ
 透明の箱の横から鉄の玉を入れるとスイッチがONになります。



②棒を差し込むスイッチ
 発泡スチロールの山に穴2か所をあけて、スイッチを設置しました。
   鉛筆を差し込んでスイッチを押すようにしました。



③ひねるスイッチ
 円盤を右に回転させることによってスイッチを押すことができます。
 回転するときに生徒が手を放してしまわないように
   マジックテープをつけた手袋をはめて学習を行いました。



④棒を引くとONになるスイッチ。
  棒を手前に引くと2つの部分が接触します。
  棒を下から上に持ち上げるとスイッチがONになります。
  棒は、ゴムの力で元に戻ります。


⑤スライドスイッチ
 ボールが左右の柱につくとONになります。
   ボールには、左右に鉄がついていて、それが柱の鉄に当たるとONになる仕組みです。


⑥ハンドルを回転させるスイッチ
 ハンドルを回転することで軸が回り、軸に取り付けられた出っ張りがスイッチを押します。

⑦フタを持ち上げるとONになるスイッチ
 四隅に割り箸をつけて、箱のふたを持ち上げるとふたが外れる仕組みにしました。


⑧両手で押さえるスイッチ
  卵形のボールにスイッチを付けました。
  押さえていないと転がってしまうので両手を使った学習のために製作しました。
  ボタンを1つ押すタイプと2つ同時に押すタイプのものを作りました。


⑨スプーンスイッチ
 スプーンの練習のために製作しました。
    スプーンが★の部分に接続するとスイッチガONになります。


⑩輪投げスイッチ
 鉄の輪を棒に入れるとスイッチがONになります。


⑪ブロックスイッチ
 針金がまかれたブロックを鉄の箱に落とすとONになるスイッチを作りました。


⑫太鼓スイッチ
  太鼓部分(銅製の○)を鉄の棒でたたくとONになるようにしました。

     

⑬型はめスイッチ
  型はめスイッチを作りました。型の裏面にアルミホイルを貼り付けているため、
型をはめることで、線がつながり、スイッチがONになります。

⑭移動するスイッチ
  磁石をゴールまで指で動かしながら運んで音を鳴らすスイッチです。
ゴール部分にスイッチが隠されていて磁石で押す仕組みになっています。
ゴール前にゴムをつけたことで磁石が戻り、ずっとONの状態ではなくなりました。


⑮棒を横に引っ張るスイッチ 
 棒を左から右に横に移動するスイッチです。
ゴール付近のスイッチを棒で押す仕組みです。棒の底に円盤上の物を
取り付け手をはなしても倒れないようにしました。


⑯コップを持ち上げて箱の上に置くスイッチ
 鉄製のコップを箱(アルミホイル)の上に置くことで電気がつながりONになります。コップを持ち上げる練習のため制作しました。


⑰輪を持ち上げるスイッチ
 鉄の輪を下から上まで持ち上げて、輪がふれあうとONになるスイッチです。


⑱カードを差し込むスイッチ
 カードを溝に差し込むスイッチです。溝の所にスイッチがあり、カードで押す仕組みになっています。


⑲カードを引っ張るスイッチ
  箱から出ているカードをつまみ上げるとONになるスイッチです。
つまみ上げるだけでなく、いろいろな向きに設置し、引っ張る練習を行いました。


⑳引っ張るスイッチ
  先頭に磁石をつけた棒でパズルの型を引っ張り上げるスイッチです。
紐は型に固定してある。紐を上に引くとスイッチも引っ張り上げられONになります。

          

㉑引っ張るスイッチ3
  食事の時、一人で食べ物をすくうことができるようにするために制作しました。
食べ物に見立てた金の粒がひもで下のスイッチとつながっており、
フォークで引っかけて持ち上げるとスイッチがONになります。