自作教材
遊びの指導

遊びの指導①

音や感触を楽しむ教材

①球体がついている棒を倒すとタンバリンが鳴ります。
     寝たままの子どもや指をわずかにしか動かせない子どもに有効です。

  

②木琴でボーリング
     紐を引っ張るとふたが開きビー玉が木琴の上を転がり、音が鳴ります。

 

③「こんこんくしゅん」の歌を歌うときに使用します。
        マスクをした動物が出てくると子ども達もニッコリします。



④メガホン人形
    人形を複数作り、それぞれ担当の音を決めます。
  「ドレミ」の歌に合わせて自分の音の時にメガホンから
    顔を出すして使いました。

 宇都宮共和大学の講習で紹介していただいた物を製作しました。



⑤クイーカー
    筒の中の棒をぬれた布なのでこすると音がなります。



⑥カズー
    くわえて声を出すとビリビリした音になります。



⑦サンダースティック
     筒を振ったり、バネの部分を触れたりすると雷の音が鳴り響きます。
  音だけでなく、振動も感じることができます。


遊びの指導

遊びの指導②

感触遊び

 凍らせたタオルや氷、ビニール手袋、寒天などの素材を
 お化けに見たてて感触遊びを行いました。

光遊び

①ブラックライト
  100円ショップで購入した秘密ペン(ライトをあてると文字が読める)
    を改造しました。

   10本のライトを一つのスイッチで同時にONになるようにし、
    広範囲に光を照らすことができるようにしました。



②偏光万華鏡
    セロテープを貼った偏光板を回転させることで
    いろいろな色の変化を楽しめることができます。



③光るものを並べて楽しむ教材
     ビニールシートを教室にはって、
     カラーフイルムやお花紙などを並べて下から見て楽しみました。

     赤ずきんちゃんのお話も見ました。
     仰向けの状態でも見ることができます。

遊びの指導

遊びの指導③

お話遊び

2学期に新しいお話遊びの教材を作り学習を行いました。

①だいこん、にんじん、ごぼう
 曲に合わせて、大根になって体をゴシゴシ洗ったり、にんじんになってお風呂で温まったりしました。


②桃太郎
 鈴の入った桃で体の上をゴロゴロ転がしたり、猿、きじ、犬のためにきびだんごを作ったりしました。


③森の仲間たち
 足利特別支援学校の周りに住むウサギや鳥、イノシシと一緒に裏山や沼で遊ぶお話を作りました。


④世界旅行
 世界地図の絵本を見ながら、世界各国を旅行しました。
 ヨーロッパ旅行では、ピザを紙で作ったり、フランスパンを触ったり、フラメンコの曲を鳴らしながら楽器を鳴らしたりしました。
 エジプト旅行では固まる砂でピラミットを作ったり、アフリカの曲を聴きながら楽器を鳴らしたりしました。
 アメリカ旅行では、ハンバーガーを作ったり、ウクレレを弾いたりしました。

お話遊び

・絵本の読み聞かせが難しい児童のために、感触的な体験をしながら話を進めていくお話遊びを行いました。

①「おおきなかぶ」
・おじいさんやおばあさん、犬、猫などのキャラクターに変身しながら教師と一緒にカブを引っ張りました。



②赤ずきんちゃん
・赤ずきんちゃんになってお花(アロマ)のにおいをかいだり、
オオカミに変身して食べてしまった赤ずきんちゃんを
おなかから取り出すためにくすぐられたりしました。



③さるかに合戦
・猿になって柿をもぎったり、いろいろな懲らしめ
(ジェル カイロ おもちゃの栗のいが)を受けたりしました。



④北風と太陽
・旅人になって太陽(ライト)の光を浴びたり、
雲(もこもこ靴下)の感触やうちわの風を感じたりしました。



⑤ウサギとカメ
・うさぎと亀の足音をイメージしたピアノの曲(自作)を
流しながら児童の体をタッピングしたり、マッサージしたりしました。



⑥ネズミの嫁入り
・ネズミのお父さんになって太陽(ライトの光)、雲(もこもこ靴下)、
風(パラシュートの風)、壁(積み木崩し)などの感触遊びを行いました。



⑦三匹のこぶた
  わら、木、レンガの家の素材の感触や鍋の水やお湯の温度の違いを感じました。
家が倒れるときには、カスタネットや紙風船を使って雰囲気を感じました。



⑧「ジャックと豆の木」
・児童が主人公のジャックになり、豆の木に登って雲の上での体験をしました。



⑨「かちかち山」
・児童が狸に変身し、薪や傷薬(スライム)、砂の舟等を触りました。