「お知らせ」バックナンバー

「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」の作成について(通知)

「生成AIの利用に関するガイドラインが出されました」
 7月4日(火)付で文部科学省から
「「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」の作成
について(通知)」が発出されました。
 これは、ChatGPTなどの対話型文章生成AIについて、学校関係者が現時点での活用の
適否を判断する際の参考資料として取りまとめられたものです。
 基本的な考え方として、限定的な利用から始めること、情報活用能力を育む教育活動を
一層充実させること、教師のAIリテラシーを向上させることが必要であることなどが
述べられています。
 その他、生成AI活用の適否に関する考え方や、長期休業中の課題の出し方等についても
基本的な考え方が触れられています。
 なお、通知文は「GIGAスクール構想の実現について」のページから見ることができます。
 夏休みに入る前にもう一度確認していただき、指導の参考にして下さい。

画像出典:文部科学省「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」

共通教科情報指導力向上研修第1日

「高等学校情報科の研修を行いました」
7月4日(火)に当センターを会場として、
「共通教科情報指導力向上研修第1日」が行われました。
宇都宮大学共同教育学部教授の川島芳昭様に
「高等学校情報科における現状と課題」と題して講話を、
「プログラミングの指導」と題して講話・演習をしていただきました。
Pythonの演習は難しいところもあったように感じましたが、
参加された先生方の熱心な取組の様子から、
この1日の研修で指導意欲も技能も向上しているように見えました。
なお、第2日は8月4日(金)に行われます。

佐野市立南中学校講話

「佐野市立南中学校で講話をしてきました」
6月21日(水)に情報室職員が佐野市立南中学校の校内研修に伺って、
情報モラル教育についての講話を行いました。
「ネットトラブルから子どもたちを守るための指導支援について」と題して、
「情報モラル教育とは何か」「情報モラル教育の指導法について」などを伝えてきました。
情報モラルの指導力を含むICT活用指導力は、
すべての教員に求められる基本的な資質・能力です。
本研修が、生徒を指導する上で参考となりましたら幸いです。

義務教育に関する調査研究の学習会

「義務教育に関する調査研究の学習会が行われました」
6月20日(火)にセンターを会場として、
「小・中学校における教科指導充実に関する調査研究」学習会が行われました。
午前中は指導助言者の玉川大学大学院教育学研究科教授の、久保田善彦様に
「各教科の資質・能力の育成に資するICTの活用について」と題して講話をいただきました。
お話の中で特に印象的だったのが、「ねらいが明確であれば、単純な機能でも効果的である」
ということでした。ICTを使った授業を行うことに意識がいきがちですが、
ICTはツールであって、やはり授業をどうデザインするかが大切なんだと感じました。
今年度も研究協力委員の先生方と調査研究を進めていきます。
昨年度の成果等については、「こちら」を参照して下さい。

NEW EDUCATION EXPO 2023 TOKYO

「NEW EDUCATION EXPO 2023 TOKYOに行ってきました」
6月1日(木)~3日(土)に東京ファッションタウンビルで行われた
NEW EDUCATION EXPO 2023 TOKYOに情報室職員が出席してきました。
ICT関連の最先端のものに触れたり、未来の学習空間を体験したり、
セミナーに参加して、貴重なお話を聞くことができました。
「ICTを使った対話的な学び」の講話から、『どんなICTを使うか』ではなく、
『何を子どもたちに問いかけるか』の方が大切であり、
ICTは深い学びのための効果的なツールであるということを改めて感じることができました。
問いは意図」実践しましょう!