中学部

中学部 第3回校内実習

 

 
 1月25日(火)から27日(木)の3日間で第3回校内実習を行いました。今回は、普段の作業班と異なり、封筒班と袋詰め班に分かれて作業を行いました。
 封筒班では、「A4用紙を三つ折りにする」、「書類に判子を押す」、「封筒に書類を入れて、テープで封をする」、「封筒に差出人印を押す」の4つの工程を分担して行いました。判のインクがかすれていたり、書類の折り目や判の位置が曲がっていたりすると不良品扱いになってしまうため、生徒たちは慎重に、そして丁寧に仕上がるように根気強く取り組んでいました。
 袋詰め班では、「ねじの検品をする」、「5本ずつピッキングする」、「長短のねじを1本ずつ一つの袋に入れる」、「シーラー留めをする」の主に4つの工程に分かれて作業を行いました。曲がっているねじがないか、ねじの向きや数は合っているかなどに気を付けながら、集中して取り組むことができました。
 
 今回の作業は全員が初めて行う内容でした。自分で立てた目標を意識しながら、自らの仕事を覚え、何度もやり直しをしながら、より丁寧に、より正確に仕上げようとする様子が見られました。特に3年生は卒業後に高等部に進学することを意識して、報告の仕方や作業に意欲的に取り組む姿勢・態度など、1・2年生の手本となっていました。3日間ではありましたが、生徒自身が成長を実感し、達成感を味わうことができた実習となりました。


封筒班
    

袋詰め班