令和6年度 

摂食指導に関するZoom研修について

 7月23日(火)に本校教職員の摂食指導に関する知識向上のため、専門家をお招きして県教育委員会と本校をZoomで繋ぎ、摂食指導に関する校内研修を行いました。

 この研修は、県の事業である「食に関する専門家を派遣した食育啓発活動」を通じて、とちぎ歯の健康センター 歯科医師 仁平暢子先生による『摂食嚥下機能の発達』についてお話を伺いました。

 子どもの摂食嚥下機能の基礎的・基本的な知識とその指導技術、評価方法、訓練方法等について貴重なお話をお聞きすることができました。

 研修後のアンケートでは、「噛まない児童生徒に対して、言葉がけだけでなく、舌やほっぺたのトレーニングや姿勢をよくする言葉がけなどアプローチが広がった」「発達の順序や観察項目がわかりやすかった」「口唇や舌の訓練法についてバリエーションがもっと知りたい」など、今後に繋がる意見が寄せられました。

 昨今、給食中の不幸な事故も発生しています。特別支援学校においては特に、食べることに困難を抱える児童生徒がおりますが、給食を通じて「生涯安全においしく食べること」を共通の目標として、今後の摂食指導に活かしていきたいと思います。