日々の行事

被災地支援+東北大学キャンパスツアー

被災地支援+東北大学キャンパスツアー  平成25年7月30日(火)〜31日(水) 〈1泊2日〉
 
 7月30日〜31日に1泊2日で被災地支援と東北大学キャンパスツアーを行いました。
 これは今年度から始めた新規行事で、1年生、2年生の希望者163名が参加しました。
 
 
<1日目>
 初日は、被災地支援ということで、仙台市若林区の荒浜近郊のボランティア活動を行いました。
 震災から2年以上経過していますが、津波による被害の跡がところどころに残っていていました。
 
 前日の雨の影響もあり、当初予定していた農地のがれきの撤去はできず、生徒たちは、男女に分かれて、
 男子は津波によって流された宅地跡、女子は復興が進み、今後綿花畑となる場所の除草作業をそれぞれ行いました。
 生徒がみなとても熱心に作業している姿が印象的でした。
 
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 作業後、荒浜海岸で実際に被災した方のお話を聞き、慰霊碑を見学しました。
 生徒たちは、それぞれ真剣な表情で聞き入り、慰霊碑に手を合わせ、被災された方のご冥福を祈りました。   
 
 夜には、宿泊先のホテルに石高から東北大学に入学した現在工学部大学院1年生の先輩を招いて進路交流会を行いました。
 石高での勉強と部活動との両立、受験、東北大学についてなど貴重なお話を聞くことができました。
 
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<2日目>
 2日目は、早朝から東北大学のオープンキャンパスに参加しました。
 オープンキャンパスには、様々な県から大勢の高校生が来ており、仙台市内は大変混雑していました。
 
 東北大学はキャンパスが広く、市内の何カ所かに分散しているので、時間的に十分に回れない生徒もいましたが、
 生徒達はそれぞれ希望する学部や興味がある学部に行き、それぞれ説明を聞いてきました。
 
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 <生徒のアンケートから>
 
  ◎最近では、被災地のニュースが流れなくなり、完全に復興したと思っていたが、実際はそうではなく、
   私たちができることは進んでやりたいと思った。
 
  ◎地面からがれきがたくさん出てきてとても驚いた。今は何もないけど家が実際に建っていたんだと思い、
   津波の恐ろしさを感じた。
 
  ◎実際に先輩の勉強法や大学のことが聞けてとてもよかった。
 
  ◎オープンキャンパスに参加して、自分の学部や学科選びの参考になった。