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ワスレナグサ(伊藤洋子先生)
国語科、図書館係、3年3組担任の伊藤 洋子です。
私は上高に来て2年目です。去年の春は転勤したばかりでした。春景に目を向ける余裕もなく日々が過ぎてしまいました。今年は、皆さんに会うことも叶わず春が過ぎていきます。どうせあっという間に春が過ぎていくのであれば、皆さんと忙しく過ごす方が幸せなのだと、改めて、何気ない日常のありがたみを感じる毎日です。
私は上高に来て2年目です。去年の春は転勤したばかりでした。春景に目を向ける余裕もなく日々が過ぎてしまいました。今年は、皆さんに会うことも叶わず春が過ぎていきます。どうせあっという間に春が過ぎていくのであれば、皆さんと忙しく過ごす方が幸せなのだと、改めて、何気ない日常のありがたみを感じる毎日です。
写真はワスレナグサです。今、我が家で可憐な花を咲かせています。
教員になって初めての教材は星野道夫さんの「旅をする木」でした。1年目の研修で、「教材は教科書採録部分だけでなく、できる限り出典となった作品全体を読みなさい。」と言われ、星野道夫さんの文庫を探し、慌てて読んだ覚えがあります。星野さんの写真集にある厳しく美しいアラスカの景色に心奪われました。
今回、3年生の教材「ワスレナグサ」は同じ本から採録されています。現代文Bの教科書にはアラスカのワスレナグサの写真が載っていますね。(2、3年生は同じ教科書を用いていますので、2年生も探してみてください。)
さすがに皆さんとアラスカの自然を体感することはできないし、せめて皆さんに日本のワスレナグサの実物を見せようと用意していました。同じ花なのに環境によってずいぶん趣が異なるでしょう。厳しい環境下でも必死に咲く花がある、皆さんの今に通じるものがあると思います。

ワスレナグサの花言葉は「真実の愛」「私を忘れないで」。英語での花言葉は「true love」「memories」。勿忘草と書いて「わすれなぐさ」と読みます。3年生は「忘るる勿れ」と、漢文として読めたと信じています(そうあって欲しいなぁ。)
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