全国大会参加報告 (第13回 全国高校生英語ディベート大会 in 福井)
12月15日(土)~16日(日)に「第13回全国高校生英語ディベート大会 in 福井」が福井工業大学で開催され、本県からは、宇都宮女子高校・宇都宮高校の2校が参加して参りました。嬉しくも、宇都宮高校が全国大会3位の成績をおさめましたので、今回はその大会参加報告をさせて頂きます。
県大会参加校(10校)の全ての努力を全国で・・・その想いで臨んだ全国大会。
県大会後、県優勝の宇女高、そして特別枠で出場可能になった宇高とも、栃木の全ての学校に恥じない試合をするために全力を尽くして準備しました。
★予選(5戦)結果
宇都宮高校 3勝2分け 8 vote 7位 → 決勝トーナメントへ
宇都宮女子高校 3勝1敗1分け 7 vote 10位
★決勝トーナメント結果 (宇都宮高校)
準々決勝 Aff 市立浦和(埼玉) 1 - 4 Neg 宇都宮 (栃木)
準決勝 Aff 竹園 (茨城) 4 – 1 Neg 宇都宮 (栃木)
★結果
優勝 竹園高校 (茨城)
準優勝 藤島高校 (福井)
3位 宇都宮高校(栃木) 稲毛高校 (千葉)
5位 守山高校 (滋賀) 県ヶ丘高校(長野)
(個人賞)*本県のみ
ベストディベーター賞 (全国6名) 荒垣 昂太(宇高2年)
最優秀コンストラクティブスピーカー賞 渡邉 康 (宇高1年)*
優秀サマリースピーカー賞 荒垣 昂太(宇高2年)*
*従来のベストディベーター賞とは別に、今年より、役職ごとの賞が入りました。
(各役職 最優秀1名 優秀3名)
★大会を終えて
決勝トーナメントでは、市立浦和―宇高の試合を除いて、全てAff が勝利するというように、全体的にAffが強い結果に終わったように思います。Remove pain / dignity の話に対抗するには、Neg で、患者を含む社会的弱者がどれだけの pressure を受けてどうなるのかを、しっかり立証しないと勝てなかった印象でした。
全国大会のレベルは年ごとに上がっている中で、栃木勢が Top 10 に2校食い込むことができたのは、やはり、多くの練習会やセミナーを経て、栃木全体で力を高めていった結果に他なりません。
Cost & Benefit だけに終始した乱暴な議論になることなく、本来すべき議論ができたのは、忙しい中わざわざレクチャーをしてくださった小林医師、OBの瀬堂川君、大山君、小田君、各校顧問の先生方、そして一緒に練習を共にした栃木のディベーターの力のおかげです。
この場をお借りして御礼申し上げたいと思います。