JRC部会
栃高文連 JRC部会
部会紹介

JRCJunior Red Cross=青少年赤十字)は、児童生徒が赤十字の精神に基づき、世界の平和と人類の福祉に貢献できるよう、日常生活の中での実践活動を通じて、命と健康を大切にし、地域社会、国家、世界のために奉仕し、世界の人々との友好親善の精神を育成することを目的にしています。

JRC専門部は、各学校が行う奉仕活動等に加え、県内のメンバーによって組織される「栃木県青少年赤十字高等学校連絡協議会」が中心となり、「健康・安全、奉仕、国際理解・親善」を実践目標に活動しています。

現在、県内では34の高校が加盟し、1,800名を超える高校生が青少年赤十字のメンバーです。  

主な行事としては、「青少年赤十字大会」、交流行事「新入生歓迎会」「夏季大会」「冬季大会」、県外メンバーとの交流行事(茨城県・福島県)、機関誌『踏跡』・会報『VSOP』の発行等のほか、日赤関係団体等の行事「海外派遣」「国際交流」「全国研修」「奉仕活動」や、研修会行事があります。

日誌

JRC部会

福島県視察研修および福島栃木JRCメンバー交流会

『福島県視察研修およびメンバー交流会』 11月3日(日) 
  

  

令和元年11月3日(日)に、福島県視察研修および福島栃木JRCメンバー交流会を行いました。
行程
  7:00 とちぎ福祉プラザ出発
10:15 道の駅よつくら港 福島メンバーと交流、四倉海岸、資料館見学
11:00 薄磯海岸で防潮堤見学、防災公園などの視察、語り部講話
13:00 災害公営住宅「豊間団地」住民の方と意見交換会
15:00 「いわき ら・ら・ミュウ」
     震災関連展示館見学、栃木県福島県メンバーふりかえり
16:30 視察研修終了、
19:20   とちぎ福祉プラザ到着 解散
東日本大震災の被害の大きさを再確認し、防災の大切さを体感しました。
公営住宅の方々の言葉一言一言から、「命が大切」ということが伝わってきました。
被災された皆さんの想いを胸に、自分たちに何が出来るか考えていきたいと思います。

夏季大会

『夏季大会』 88(木) 会場:とちぎ青少年センター
 
 

令和元年8月8日(木)に、夏季大会が開催されました。
夏季大会は、JRC部会にとって総会に当たります。
内容は、活動報告や活動計画などの審議と、JRC高等学校連絡協議会の県役員の改選が行われました。

新旧役員メンバー挨拶文を紹介します。
R01会報VSOP旧役員.pdf
R01会報VSOP新役員.pdf
役員改選後、「NPO法人とちぎユースサポーターズネットワーク」代表理事の岩井俊宗先生による、『ボランティア活動の可能性と高校生に期待するもの』と題しての研修会が行われました。岩井先生は宇都宮東高時代、JRCの県連会長として活躍された私たちJRCメンバーの先輩でもあります。先生の講話からはたくさんの学びと気づきがありました。特に、「実行することの大切さ」という言葉が印象に残っています。JRC部としての活動でも日常生活でも、誰かの役に立てるように、「気づき・考え・実行する」というJRCの態度目標を忘れず積極的に行動していきたいと思いました。

夏季大会

『夏季大会』 会場:とちぎ青少年センター

 夏季大会は、台風13号の本州上陸が予想されたため、参加生徒の安全を考慮して中止としました。 予定していた役員改選および講演会は、後日実施することとなりました。

リーダーシップ・トレーニング・センター

『リーダーシップ・トレーニング・センター』

86()8() 会場:大田原市ふれあいの丘 
 
 
 例年8月上旬に行われる、2泊3日のJRCの合宿研修です。中学部と同じ日程同じ会場で開催します。今年、中学部は1557名、高等部は、1137名の生徒が参加しました。台風の接近に伴い、外でのフィールドワークを屋内で実施するなど、一部予定を変更しましたが、全てのプログラムを無事終了することができました。この研修に参加して、皆、立派な赤十字メンバーのリーダーとなりました。

平成30年7月西日本豪雨災害街頭募金

『平成307月西日本豪雨災害 街頭募金』 会場:宇都宮ショッピングモール『ベルモール』

  
 
 西日本に大きな災禍をもたらした7月豪雨を受け、日本赤十字社本社の要請により県内高校生メンバーが合同で募金活動を実施しました。

 この日、県内JRC加盟12校から50名を超えるメンバーが募金活動に参加しました。活動時間は11:0014:003時間でしたが、立ち寄った皆様から127,627円という多くの義援金をいただき、災害に対する県民の皆様の関心の高さを実感しました。

 この募金は、日本赤十字社を通じて被災地に復興支援金として贈らせていただきました。募金に御協力くださった皆様に感謝申し上げます。

新入生歓迎会

『新入生歓迎会』 会場:宇都宮市中央生涯学習センター 

  
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年生にとっては、青少年赤十字について知る初めての機会です。23年生にとっても今まで学んだ知識を深める場です。参加者も年々増え、今年度は約160名のJRCメンバーが参加しました。

 内容は、JRC高等学校連絡協議会の活動紹介のあと、交流会で「赤十字防災教育プログラム」から、防災について学びました。初めは、「ドローイングチャレンジ」という協力することとコミュニケーションの難しさを体験ゲームです。次に「避難時シミュレーション」。グループで協力して、避難所に持っていくものを考えました。お互いに意見を出し合い、有意義な意見交換ができ、防災の意識も高まったのではないかと思います。 災害が起きた場合、今日のことを生かせたら良いですね。最後は、赤十字の始まりや、最近の赤十字社の活動状況についてDVDで知ることが出来ました。

 今回の交流会で感じたことや新たに知ったことを意識し、1人1人が青少年赤十字の態度目標である「気づき、考え、実行する」を行動の柱に、活動をより充実したものにしましょう。