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政治的教養を育む教育~選挙について~
1月10日(金)、高等部2年生を対象に、那須烏山市選挙管理委員会の方々による「政治的教養を育む教育」を行いました。
高等部3年生で18歳になると選挙権をもつため、それに向けて、具体的な選挙の種類や投票の方法、困ったときの対処法などを教えていただきました。
始めに、選挙や投票に関するVTRを視聴しました。その後、投票用紙の正しい書き方とはどのようなものかクイズ形式で考えました。一見間違いに見える立候補者氏名の書き方でも正解(=有効票)となったり、場合によっては正解とも不正解とも言えないケースがあったりするなど、勉強になることばかりでした。
最後に、高等部職員が立候補者となり、その中から誰か1人を投票で選ぶという模擬選挙を行いました。立候補者のポスターを見て誰に投票しようか悩んだり、記載台で投票用紙を書いた後に本物の投票箱に投票したりして、実際の投票さながらの体験をさせていただきました。困ったときは「コミュニケーションボード」を使うことや近くの職員の方に言葉をかけるなど、様々なツールや支援の手立てを知ることもできました。誰もが選挙権を行使できるように整備されていることの重要性を感じました。
18歳を迎えるにあたり具体的な体験をすることで、選挙をより身近に感じることができました。今後、校内でも2月に児童生徒会役員選挙が実施される予定ですので、今回の活動を役立てていきたいと思います。
また、今回の活動は那須烏山市の広報誌でも紹介される予定です。那須烏山市選挙管理委員会の皆様、大変お世話になりました。