日誌

感染症対策の学習 ハイブリッド型授業の実践【高等部】

感染症対策について確認しよう
~対面授業とオンライン授業を組み合わせたハイブリッド型授業の実践~

4月25日に高等部の保健体育の時間に、感染症対策について理解を深めるために、養護教諭が「コロナウイルスと上手く付き合おう」というタイトルで授業を実施しました。

今回、感染症対策のため大きな教室に集まって一斉授業を行う方法ではなく、学年ごとにZoomを用いて配信しながら対面授業を行う学級と、その様子をオンラインで参加する学級に分かれたハイブリッド型授業で実施しました。

Zoomの画面共有という機能を活用する方法もありますが、この方法では、対面授業の学級では教材を見ながら教員から授業を受けることができますが、オンライン参加している学級では映し出された教材を見ながら教師の声を聞いて学習する形になり、集中力の持続が難しいとされています。

効果的なオンライン授業の方法は、教材と教員が同じ画面に映った状態で行うことが一番学習効果が得られるとされています。
そこで、教材提示用のタブレットPCと配信用のタブレットPCの2台とWebカメラを用意をしました。
教材提示用のタブレットPCは、電子黒板と接続して教材を提示させ、配信用のタブレットPCには、Webカメラを接続して電子黒板と教員が映るように設置しました。

授業が始まると各学級で感染症対策についてメモをとりながら話を聞いたり、オンラインで参加している学級では養護教諭の呼びかけに対して反応したりして、生徒が積極的に感染症対策について学ぶ姿が印象的でした。

対面授業の学級の様子    
様々なICT機器を活用

オンライン授業の学級での様子